山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

実乃屋の朝食

2018-08-26 12:04:21 | 旅行・お出かけ










漬物、海苔、鯖焼き、ベーコンエッグとご飯のおかずが豊富で、朝からおひつ一杯ぺろりでした。ご飯はやはり少し柔らかめで米一粒一粒の味わいを堪能出来ず残念でした。米が最強なら、おかずはもう何でも良いってとこもありますからね。
そして大根の味噌汁は静岡の祖母の味と似てて、つまり戦前から引き継がれてきた日本の味でした。
出汁の取り方なのかな?泣きそうになる美味さ。
和朝食って、旅館やホテルで食べると普段の3倍くらい食べれちゃうから不思議です。
自宅で起床後だと、こんなに美味しく量を食べれないんですよね。
この日は太郎山登山に向けて、カロリー、塩分、糖分などたっぷりと補給させてもらいました。
これでシャリバテだけはまず有り得ないくらい食べましたので。

全体的には3.5って感じです。

男体山攻略戦

2018-08-24 22:52:24 | 修行・訓練
【男体山】 ☆日本百名山
標高 :2,486m
メンバー :単独
天気 :晴れ
駐車場/登山口:二荒山神社中宮→男体山 ※ピストン
標高差 :1,285m(累積標高差)
距離:約8.2km

男体山は今回で3回目となり、昨年は閉山日に登りました。
頂上まで真っ直ぐ登り上げる、訓練登山にはもってこいの山です。

二荒山神社下の駐車場。


入山料500円を納めて、


0815スタートです。


この石段から全てが始まります。
3合目までは樹林帯を、
4合目までは舗装林道を登って行きます。
舗装林道区間だけ直登ではなくダラッと緩やかな登りとなっています。


ここ4合目からが男体山の核心であり、地獄の始まりです(笑)

ひたすら急登で、樹林帯そして岩場を登って行きます。


頂上目前。
9合目からは溶岩石がザレていて足を取られます。




1115、3時間かけてゆっくり登って来ました。

遠く富士山の肩が見えます。
男体山は3回目ですが、全てガスなく中禅寺湖や戦場ヶ原が見渡せたんじゃないかな。
山登りの頂上滞在時のヴューは運次第なんで、感謝しなければです。

少し休んで1130に下山開始。

樹林帯に入る手前で。
最後の中禅寺湖。


1310下山完了です。

車のアンテナにトンボが止まってました(^^)

【総評です】
登り3時間、休憩15分、下り1時間40分の計4時間55分の山行となりました。
ルートは目をつぶっても登れるくらい熟知してますし(というか一本道w)、故にペース配分も理解していました。
しかし久々の登山なので体が鈍って非常にキツかったですね。4合目くらいから熱中症じゃないか?と思うくらいダルいし疲れやすくて心技体すべてにおいて絶不調で、もう意地と根性だけで登りました。
これでも9日間ジョギングしてから臨んだんですけどね。
やはり登山の体力は登山で作るしかないと再認識しました。
次の遠征は軽登山で基礎体力を回復させたいと思います。
毎年毎年、登山の再開時は自分に対しての情けなさ、挫折から始まります。

日光湯元 『実之屋』

2018-08-24 13:43:55 | 旅行・お出かけ

奥日光遠征では実之屋さんを利用しました。
率直に価格重視で選びました。


部屋は研修施設のようなこじんまりとした和室です。

露天風呂は硫黄の香りがすごくて、温泉らしい温泉でしたが、最初は熱すぎて足まで数秒しか入れませんでした😱😱💦
50度くらいあったのでは?
こんなの入れる人いるの😱💦?
油風呂かと…
女将さんに言って、水で薄めてもらい翌朝に長風呂させて頂きました。


内湯も熱い。しかし水で薄められるし、そのままでもまあ我慢して入れないこともないです。
個人的には温めのお湯に長風呂するのが好きなんですけどねぇ。これは好みの問題だけど。

お湯自体はかなり良質です。

私のようなスーパー暑がり&汗っかきにとっては、部屋にクーラーがなく、冷蔵庫もなく、館内の自販機はかなり冷えない設定という、三大地獄でした(更には前述のように風呂も激アツという)。春や秋は良いのかもしれませんけどね。

じゃらん的な評価でいうと
接客4.0 朝食3.5 夕食3.5 部屋2.5 風呂4.2
ってことですかねー。

山王帽子山・小太郎山・太郎山攻略戦

2018-08-23 23:42:35 | 修行・訓練
【山王帽子山・小太郎山・太郎山】
標高 :2,077m・2,328m・2,368m
メンバー :単独
天気 :晴れ
駐車場/登山口:光徳牧場駐車場→山王峠→山王帽子山→小太郎山→太郎山→太郎山、志津分岐→ 梵字飯場跡→光徳沼バス停→ 光徳牧場駐車場 ※周回コース
標高差 :1,178m(累積標高差)
距離:約16.59km

奥日光遠征の二座目は太郎山に登りました。

光徳牧場無料駐車場です。
トイレ完備の綺麗な駐車場でした。

0750スタート。光徳牧場沿に歩いて行きます。

左手に登山道入口が見えました。


最初の目標、山王峠までは2.1km。ウォーミングアップにちょうど良い距離です。

整備された木段が続きます。

0840山王峠に到着です。






これ、完全なる藪漕ぎでその後ルートも見失いプチ遭難しました(>_<)
迷ってウロウロした挙句、結局木道に奇跡的に復帰しました。
少し遠回りになるのですが、ほんと大したことない距離なので、最初から涸沼・湯元方面に木道を突き進み、舗装林道に出た方が絶対に良いです。雪道になった場合も同様かと思いますね。


舗装林道に出たら右に進み、しばらく行くと左手に登山道入口があります。


ここが入口。
ちなみにこの後は絶対迷うことがない様なルートでした。


まあまあの斜度を登り上げ、0945山王帽子山2,077mに到着。通過点なので休憩なしで出発です。


山王帽子山から引くくらい下って、登り返しが始まります。感覚的に言うと、過去の登山経験の中で1番下ってからの登り返しじゃないかな。
精神的にめちゃくちゃ堪えます。

結構な急登です。



1105小太郎山に到着しました。
登り返しがマジきつかった(笑)
帰りの登り返しを考えると体力的にもここで引き返そうかと真剣に考えて登りましたが、頂上に着くとその風が抜けた開放感というか、達成感もあり元気とヤル気が回復するから不思議です。

男体山と中禅寺湖が見えます。
こんな素晴らしい山なのに頂上は誰も居ない独占状態。今回の登山中(約6時間)登山者自体2組3人しか会いませんでしたからね。


強風吹き荒れてましたが、天然の最強クーラーって感じでものすごく気持ち良かったです。


左側に見えるピークが太郎山です。
ヤセ尾根歩きとなります。


剣ケ峰。


ヤセ尾根ですが、特に危険箇所はありません。

頂上が見えて来ました。


1125遂に太郎山登頂です。
長かった、疲れた、苦しかった(笑)
バテバテだったから3時間半くらいかかってます。
今のこの現実を受け止めて鍛錬に励むしかないですね。登った瞬間はガスガスで視界ゼロでしたが、なんせ強風で雲が流れるのが異常な速さだったのて、5分もしないで眺望が回復したりまたガスに覆われたりでした。







中禅寺湖が見えます。


女峰山。
その山容を見ると、昨年の山行が昨日のことの様に思い出されます。


非常に迷いましたが、結局はピストンではなく、周回コースを選び1135下山を開始しました。
ただしルートが頭に入っていないし、スマホのは圏外なので、あまりにも駐車場と離れてるところに下山したらどうしようかと不安を感じたままの下山もなりました。
しかし、絶対に山王帽子山に(小太郎山もそうですが)登り返すことだけは避けたいと思い、距離は長いしルート不明瞭で不安だけど、このような決断となりました。

お花畑。

その後かなりの急登を下り続けます。こっちのルートからの太郎山直登はかなり大変だなと思いました。

1時間ちょっと急激に下り続けて1250ようやく林道にぶつかりました。


三本松方面に下って行きます。
ここから駐車場までなんと7km(後で調べたら)の行軍で、地味に疲れました。


梵字飯場跡に到着。こっちから来る場合の駐車場ですね。



三本松と光徳の分岐にぶつかりました。



バス通りに出ました。あと一息です。


戻って来ました。
1410下山完了です。

【総評です。】
登り3時間35分、休憩10分、下り2時間35分、総計6時間20分の山行となりました。
光徳牧場無料駐車場からのスタートで、山王帽子山、小太郎山経由で太郎山を目指すコースでした。下りは周回コースを選び、約16.5kmのロングコースとなりました。
ピストンなら約14kmですが、もう登り返しが嫌でこうなったわけです。
危険箇所は無いですが、ルートが分かり辛いのは山王峠から太郎山登山口までの藪漕ぎ地点です。
道標通り進むと笹が生い茂る今の時期は道迷いする可能性大ですね。笹藪を抜けた後の林も踏み跡が全く分からなかったです。
山王帽子山山頂手前からは日光白根山や男体山がよく見えますが山頂は眺望はありません。
小太郎山(太郎山もほぼ同様)は360度の大パノラマで、男体山や女峰山を裏側から見ることが出来ます。
男体山に登る人はものすごく多いですが、変わらぬ素晴らしさを持つ太郎山(及び小太郎山)にはほとんど人が居ないという不思議を感じはしますが、山に来てまでの人混みが嫌いな私にとっては、とても合ってる山でしたね。
この周回コースは林道に出てからの林道歩き7kmがつまらなくてひたすら長く感じるのが難点かな。
今度は雪山になってから軽アイゼンを装着して登りたいですね。