鎖場はつづきます。
が、難度は全て大したことないと思いました。
ここが不動岩(不動岳)の終わりみたいね。
鎖場は噂ほどではなく少し拍子抜けしました。
不動明王かな?
次の前武尊山を目指します。
ここでも5分ほどのルートロスト。
このコース、ピンクリボンがほぼ全くありません。不動岩の最後も岩場の稜線を歩いてたら、細尾根ですごい切れてて危ないから、こんなのが一般ルートかよ?と不審に思い、右手下を見たら15mほど下に登山道を発見しました。
不動岳から前武尊山までが結構キツイです。
1005前武尊山に到着しました。
※約35分ルートロストしてますから、実際はスタートから2時間15分での登頂です。
武尊山まではまだ3.4kmもあります。
まだ登り行程の半分なのに、なんか情けないくらい疲れてます(^^;)
川場剣ヶ峰。
川場剣ヶ峰の東峰は通行禁止なので巻道がルートとなっており、ここで西峰経由か、西峰を巻くか選べます。
男塾生なのでもちろん西峰を登ります。
鎖は使わず岩場をガシガシ登って楽しいです。
1025西峰登頂。
しかしこの辺りからガスが出てきて、頂上までガスの中を歩くこととなりました。
西峰より東峰を臨む。
この西峰岩場歩きは高度感もあり、アドレナリンが出て疲れも忘れて楽しめました!
更に先を急いでいるとワンコが居てビックリしました。このコースで初めて人に会いました。
少し話をしたら、バテてしまってこの先の家ノ串手前で引き返して来たそうです。
いやぁお気持ちは分かりますぞ。結構キツイコースですよ、ここは。
※帰りは別の方1人とすれ違いましたので、この日はこちらのコースは3人しか登ってないのでは?
幾つのピークを登り下りして武尊山に至るのだろうか…
家ノ串に到着。武尊山まで1.4km。もう射程距離です。最後の頑張りだな。
西峰あたりからずっとガスガスだし、寒い。
巻道も微妙にアップダウンしてる。
イコール帰りも登りが多く地獄ということです。
そしてついに
1130武尊山登頂です。
何年ぶりか?前は5月で残雪があったなぁ。
それより疲れた。帰りも長いこと考えると、結構限界でした。
前武尊山でほとんどのガスを使い切った感じです。
スタートから実質(ロスト時間除く)は3時間40分もかかってるのか…。
歴代でも五指に入るハードな登りとなりました。
冬のように寒い(^^;;
頂上で食う塩むすびより美味いもんはないね。
ほっぺの奥に染み渡ります。
1145下山開始して、サクサクアップダウンをこなして(西峰は巻きました)、
1255前武尊山に戻って来ました。寒いし小雨降る行程でした。
前武尊山からは晴れてる(曇りがちですが)し、下山は初心者コース(不動岳は経由しない)でしたので、気楽でした。
滑って転ばないように気をつけながらもサクサク下ります。
リフトが見えます。
スキー場コースとの分岐です。
紅葉は下の方が綺でした。
そして分岐まで戻って来ました。
1410川場野営場に戻り下山完了です。
【総評です 】
登り3時間40分、休憩15分、ルートロスト35分、下り2時間25分、総計6時間55分の山行でした。
この川場野営場から不動岳経由で登った人のヤマレコやブログを見ると、結構キツイんだなと理解はしていました。
でも累計標高差も所詮は1,200、1,300だし、距離も片道7km程度だからある意味毎週登ってるレベルだと考えていました。
不動岳までは問題ありませんでしたが、ここから前武尊山までが異常に疲れてしまいました。
ルートロストしたことにより不動岳あたりでガソリンを浪費していたのでしょう。
前武尊山から武尊山までのアップダウンは、唯一急登ではないことが助かります。川場剣ヶ峰西峰の高度感ある岩稜歩きはこのコースで一番楽しくて、疲れより楽しさや興奮が上回りました。
しかしトータルで考えると、序盤でガス欠になったことも考えれば結構キツイコースでしたね。
鎖場は全然大したことないのですが、何でしょう?単純に前武尊山までがそこそこの急登であることと、やはり往復で襲ってくるアップダウンと、距離が長いからグッタリするんですかねー。
しかし今回こちら側のコースも歩いたことにより、武尊山の全体像を把握してきました。
山は1コースのピストンだけでは、その山のほんの一部を理解したに過ぎないのですね。