山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

鍋割山攻略戦 2

2015-09-19 07:38:15 | 修行・訓練
黙々と登り続けます。

ここを越えれば頂上だろうなという雰囲気。本当にあと一踏ん張りです。

山荘が姿を現しました!

富士山の頭が見えます(*^^*)

0940登頂しました(o^^o)
2時間45分かかっての登頂です。

雲はありますが、概ね晴れています。最近雨が続いていましたので、とても幸運に恵まれた気がします。

演技で倒れこむ(擬態)フク氏。

そして9時から営業しているという、この日最大のお目当である鍋焼きうどんを食べに山荘に突入!


そしたら、
中には偏屈そうなオヤジがいて、『まだ入ってこないでよ!』だって( ´Д`)y━・~~
『10時から開けるから』とぶっきらぼうに言うじゃあーりませんか(´Д` )

嫌な言い方で追い出されたから、私もフク氏もなんか凹んで、景色をボケっと見ながら体育座りで開店を待ちます(._.)

大小の蜂にも襲われました(>人<;)

塩トマト甘納豆で空腹を紛らわせます(>人<;)

そして呼ばれもしないので1010、恐る恐る再突入。オヤジは相変わらずぶっきらぼうで、親切のかけらもありません。
店内を良く見るとルールが書いた貼り紙がすごい…。
『ザックは持ち込むな!ここに置け』
『写真撮影禁止!』
『食べた鍋は必ず重ねて返却すること!』
『鍋焼きうどん注文の場合は、受付で名前と人数を書いて待て』
『自分を磨け!歯を磨け!』
『欲しがりません!勝つまでは』
『コンテストは戦時下だ』
『チーチーパッパチー?』
などなど(>人<;)
ファイトクラブか?

異常に店主に気を遣う、すごいストレスを感じながら、ようやくお目当の鍋焼きうどんが出て来ました。
※意外に出てくるのが早い。

肝心の味の方は、不味くはないんですが、決してうまくもない、確実に何か一味が足りない感じでした(・・;)
薄いんですけど、醤油や七味を入れれば良しというわけではないんです。
若い時に付き合った彼女が料理作るも、見た目は美味しそうなのに、食べるとアレ?みたいな感じ、SO、確実に一味足りないんです。

山で食べるご飯は下界の10倍は美味く感じます。コンビニの塩おにぎりで涙が出ます。カップヌードルで号泣、サラダプリッツで失神です。
それなのに、THEフツー。
正直、私が作る鍋焼きうどんの方が美味いのでは?と思いました。
何が足りないんだろう…。

『愛情』が足りないんじゃ(笑)!!!

食後すぐ1030下山(時間と体力をみて、行ければ塔ノ岳を攻略して下山のプラン)を開始しましたが、アップダウンの繰り返しで、地味ぃにキツかったです。
完全に下り始める分岐まではまだ2キロ以上あります。
標高で言うと、1,400m超まで上げてから下るんですよねー。

眼下は秦野市になるのかな?

この人、お腹が痛くなり、かなりワガママです(笑)



もう完全に塔ノ岳に行く気ゼロのフク氏。

真鶴半島まで綺麗に見渡せます。

大丸に到着。1,386mですから、鍋割山から標高を上げています。塔ノ岳までも1キロを切りました。

左手すぐそこに塔ノ岳山頂の山荘群が見えます。

金冷シ到着。塔ノ岳まではたったの0.6キロですが、この後の神宮突入(その前にゆっくり温泉)や、フク氏の体調と機嫌を考慮して、大倉方向に舵を取り下山しました(^◇^;)
2隻目の敵空母を発見したのに、燃料切れで泣く泣く引き返す無念さでした。

登山道が一部崩落していました。

こっちのルートは視界が開けてて、高度感もあり楽しいですね。





人気のルートなんでしょうね。山荘や茶屋が必要以上にありました。



こっちから登ってくる人は平日とは思えないくらい多かったです。さすが人気の丹沢です。

2人とも味の指がかなりヤられました(笑)
爪はいつ剥がれてもおかしくない状態です。

下界に下りて来ました!



お前はどこのワカメじゃ?



下界最初の自販機でラムネを買い、一気飲み。

ま、またお前か(>人<;)!!
お前の哀しさはどこまで深いんだ(>人<;)?

1300駐車場まで戻って来ました!!
2人ともそれなりにお疲れだね(^_^;)


総評です。
名物の鍋焼きうどんを食べに鍋割山に行って来ました!
人気の丹沢の一角ですが、鍋割山は人は少なく、塔ノ岳に直接向かう(あるいはその先に ある丹沢山や蛭ヶ岳に向かうのか?)ルートは人がたくさんいましたね。
僕らが歩いたコースは木々も眺望も決して美しいとは言えない平凡な登山道で、奥多摩や秩父のつまらない山を思わせる雰囲気でした。
この日の目的は鍋焼きうどんと訓練登山でしたので、その意味ではまあこんなもんかなという感じでした。
往復で15キロくらいありましたので、地味に疲れます。標高差もなんだかんだで1,000mくらいは登ったと思います。
やはり登山は月に2~4回は行かないと、高い次元での体力はキープ出来ませんね。
個人的には夏の扁桃腺炎で体力がマイナスまで落ち込み、その後は秋雨で日々のジョギングもかなりサボり気味でした。
その後9月4日くらいからトレーニングを再開したばかりなので、日々のジョギングにより筋肉痛や体のだるさがあり、逆に登山にも悪影響でした。
ここを抜け切ると、体力が上がっていくんですよねー。
次は単騎にて、塔ノ岳→丹沢山→蛭ヶ岳と日帰り縦走しに来ようかな。これは往復約26キロの10時間コースで、レベルSの訓練登山になります。10月で体力作れるかな?



鍋割山攻略戦 1

2015-09-18 14:33:53 | 修行・訓練
朝4時半に集合、『美味しい鍋焼きうどん食べに行こうか?』との話で、圏央道に乗り、丹沢に行って来ました(^◇^;)

【鍋割山】
標高 :1,272.5m
メンバー :2人
天気 :晴れ時々曇り
駐車場/登山口: 大倉バス停駐車場→二股→後沢乗越→鍋割山→小丸→大丸→金冷シ→大倉バス停駐車場
標高差:1,056m
総歩行距離:約15km

0430に出発→到着は0645でした。
無料の駐車場がなんと0800からとのことで閉まっていまして、有料駐車場に停めるハメに(^◇^;)

朝日を浴びながら登山の支度をするフク氏。

1ヶ月ちょいぶりの登山、さあいくぞぉ~。0655出発です!

急に民家からニャンコが飛び出て、フク氏に擦り寄ります。死角からいきなり飛び出て来たので、僕もフク氏も驚いてしまいました(笑)

お前に構ってられないから、おじさん達は先を急ぐぞ。とっても人懐こいニャンコでしたね。

しばらくは車道を歩いて行きます。

しばらく行くと舗装のない林道になります。

鹿除けネットをくぐり、ようやく登山開始という雰囲気に。

西山林道をかなり長い距離進んで行きます。

斜度はほとんどない楽な登りですが、距離が長い!そして、いつか訪れる急登に怯えます(^◇^;)

山ビルがすごいみたい。気持ち悪いしめちゃくちゃテンション下がりますよね(^_^;)
こんな塩が置いてあるの、初めて見ましたよ。

ウケたのは、『見つけたら必ず退治して下さい』と書いてあることです。おばあちゃんでも、女の子でも山ビルを見つけたら必ず退治しなければイケないというハードミッションが課されるわけです(笑)

沢を渡ると本格的な登山道が始まりそうな雰囲気です。

そして驚いたのがコレ。山頂にある鍋割山荘へのボッカですよ(笑)
これらペットボトルを勇者がボランティアで運び、鍋割山荘へ届けるのです。
しっかし、この時代だから、安全面や衛生面に不安を感じますよねぇ。

もちろん僕らはペットボトルはボッカせずに、しれっと登って行きます(^_^;)

そしてとうとう本格的な急登が始まりました。ここに至るまで、1時間以上歩いているので、ウォーミングアップで若干疲れてる感じのところに急登なんで、そこそこ堪えます。





この日はコンディションがイマイチで、太もも上部(前)と右ふくらはぎに痛みを感じながら登って行きます。

フク氏も顔が青白くなり、酸欠状態でワガママになり始めました。

そんなフク氏に、最大限の気を遣い、優しく操縦しながら登って行きます。

結構鍛えられるぞー。

山頂まで0.8キロのところまで登って来ました。頂上まであと少しです!

つづく