もうすぐ、クリスマスですね
前も、書いたかもしれませんが・・・。
クリスマスと言うと、子供の頃のことを、色々思い出します。
もうすぐ、アラカンの私ですが、
私が子供の頃、クリスマスと言ったら、
皆でお互馳走を食べ、ケーキを食べて、サンタさんからのプレゼントを
貰うというのが、楽しみでした。
お互馳走と言っても、昔の話だし、母は超節約家だったので、
メインは手羽先の照り焼きとか、そんな感じです。
それでも、すごく子供心に楽しみにしていたんですよ。
プレゼントも、そんな大したものでは無かったです・・・。
忘れられないけど、朝起きたら、何故か?生協の紙袋にホッチキスで封がしてあって、
お弁当箱とお箸入れが入っていた・・・と言うことが、ありました。
子供心に、これはあり得ないと、思いました。お金が無かったのかな?
嬉しかったのは、秘密のアッコちゃんのコンパクト
テクマクマヤコンでした。すごく流行りましたよね。
私が小学生の頃、父親が急にお寺の跡継ぎに決まり、
九州の田舎のお寺へ、一家で移住しました。
(お寺と言っても、皆さんの想像するようなお寺では無く、
貧しいお寺です)
ところが、お寺は、宗教が違うので、クリスマスが出来ないのです。
当たり前の話だけど、急にお寺の子になった小学生には、とてもツラい話でした。
すると、お寺に引っ越して初めてのクリスマス、祖父の知り合いが、
「お孫さんにどうぞ」と、2段のクリスマスケーキを
差し入れてくださったのです。
もう、すごく嬉しくて・・・感激しました。
近所にお店も無いような田舎なので、事前に予約をしてくださったのでしょうね。
しかも、2段のケーキなんて、すごくビックリしました。
ただ、父は、お寺なので、
翌年から、
「クリスマスはダメ、ケーキを食べる日だったら良い。
しかも、クリスマスの日はずらさないとダメ。」と
言うことでした。
妹と、弟と、すごく泣いて抗議して、
クリスマスじゃないけど、ケーキを食べる日と言うことで、
売れ入れることに。
近所にお店も、ケーキ屋さんも無かったので、手作りケーキを作っていました。
オーブンで生地を焼いて、
缶詰の果物とホイップクリームで、デコレーションして食べていました。
一度、お寺の子供の研修で、京都のお寺に行ったことがありますが、
そこで、他のお寺の子に、
「クリスマスはどうしているの?」
って、聞いたことがあるんですけど、どうも、他のお寺の子は、
普通にクリスマスをやっているらしく、何だか子供心にうらやましいなあと、
思いました。
今から思うと、うちの父は厳格で、
お寺に移住する前は、毎年神社に初詣に行っていたのに、
お寺に移住してからは、旅行に行っても、神社は行かないとか、
独り観光バスの中に残っていたそうです。
そこまで、気にしなくて良いのにね・・・。
昨日は、夕方、近所のクリスマスのイルミネーションを夫と観てきました。
去年、引っ越して、近所のイルミネーションを見に行こうと、夫を誘ったのですが、
夜の外出が足元が見えにくいので、コワイということでした。
今回も、ちょっと明るい時間から、外出して、ちょっと見てきました。
リボンがあったので、写真に撮ってきましたよ。