地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

絶えず祈りを【事故遭遇の中国人学生の親たち、 語学学校と宗教のつながり】

2013-07-12 10:46:27 | 今日の御言葉

絶えず祈りなさい。

「テサロニケの信徒への手紙一」 / 5章 17節
新約聖書 新共同訳


私たちが生きているこの宇宙のすべての活動は
循環しています。
山に積もった白い雪が解け、
渓谷を流れ下って川の流れとなり、
海へと流れ出ていきます。

海に流れ込んでいった白い雪は、
暖かい太陽の光を浴びて水蒸気となり、
再び空に昇って雪や雨の滴になる準備をします。
そのように、本来いた所に帰るのが死です。


人が死んで帰る所はどこでしょうか。


心と体から成る人の命から
体を脱ぎ捨てるのが死なので、
本来、心がいた所に帰るのです。 


死を語らないまま生を語ることはできません。
生の意味を知るためにも、
私たちは死とは何かを正確に知らなければなりません。

どのような生が本当に価値あるものなのかということは、
今すぐにでも死ぬかもしれない窮地に追い込まれ、
一日でも長く生きようと天にすがりついて泣き喚く、
そのような人こそが知り得るものです。

それほど貴い一日一日を、


私たちはどのように生きればよいのでしょうか。

誰もが渡っていかなければならない死の境界を越える前に、
必ず成し遂げておくべきことは何でしょうか。 


最も大切なことは、罪を犯さず、
影のない人生を生きることです。
何が罪なのかという問題は、
宗教的に、また哲学的に多くの論争の種になりますが、


はっきりしていることは
良心が躊躇することをしてはならないという事実です。
良心に引っ掛かることをすれば、
必ず心に影が残るのです。





★事故遭遇の中国人学生の親たち、
語学学校と宗教のつながりに困惑
- WSJ.com


◆ウォールストリートジャーナル日本語版 2013年7月11日


【上海】米サンフランシスコ国際空港で6日発生した航空機事故に巻き込まれた中国人学生の親たちは9日、学生が参加予定だった語学目的のサマーキャンプを実施しているのがキリスト教の教会であることを知って困惑したと話した。

この事故で2人の中国人女子学生(いずれも16歳)が死亡したことから、学生たちが参加予定だったこの種の語学プログラムの中身への関心が高まった。こうした語学研修に参加する若い中国人学生は増えている。



▲Associated Press
着陸に失敗して炎上したソウル発のアシアナ航空旅客機214便(6日)

事故が起きたサンフランシスコは中国東部の浙江省出身の学生34人と複数の引率者が参加するバスツアーの最初の訪問都市になるはずだった。参加者によると、このバスツアーは10代の若者が米国生活の中で英語を練習するための機会として設けられているという。ツアーにはカリフォルニア州の主要大学への訪問も含まれていた。

事実、特定の宗派に属さないロサンゼルスのウエスト・バレー教会によると、中国人学生は同教会と関連のあるサマースクールで多くの時間を過ごす予定だったという。

この交換留学プログラムは「バランスのとれた幅広い教育」を提供するのが目的だという。また今回のプログラムは、ツアーを組んだ中国の旅行代理店が手配した教師によって運営され、教会や学校のスタッフによって運営されるものではない。しかし、担当者のデレク・スウェールズ氏によると、学校からの歓迎の一部として、キリスト教の概念の紹介からプログラムが始まるという。

学生たちは地元のホストファミリーの家で過ごすことになるが、ホストファミリーはキリスト教信者であり、学生たちはホストファミリーと一緒に教会へ出掛けたり、家でお祈りをしたりすることになるかもしれない、とスウェールズ氏は述べた。

このプログラムに参加し、航空機事故の際には打撲傷だけで助かった17歳の少年の母親であるMao Xiaojunさんは「キリスト教の学校であるとか、キリスト教のことについては何も聞かされていない」と言い、「自分の息子にキリスト教を説くのであれば、もちろん気に入らない」と話した。

スウェールズ氏は「改宗させようとしているわけではない」と話し、今回の中国人グループに対しては、予定に組み込まれた礼拝や宗教的な祭祀(さいし)もなければ、教室に聖書があるわけでもないという。

中国人学生はディズニーランドやサザンカリフォルニア大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)といった観光地や大学のキャンパスで多くの時間を過ごす予定だった、とスウェールズ氏は述べた。同氏によると、中国人向けのこういったプログラムを作る旅行代理店は事前にキャンパスを訪問することがよくあり、今回のプログラムでは学校がキリスト教関係であることは明白だと述べた。ただ、今回の場合、代理店関係者が学校を訪問したかどうかは覚えていないという。

スウェールズ氏は「ウエスト・バレー・クリスチャン・チャーチ・アンド・スクールという名前を見たときに、それはキリスト教の教会と学校であることを彼らは理解したか?私はそう思う。名前にちゃんと入っているのだから」と話した。

スウェールズ氏は、学生たちへの簡単な「オリエンテーション」の中でキリスト教の基本事項について説明するという。また、このキャンパスで過ごすことは「キリスト教コミュニティーへの間接的な紹介」だと話す。

中国ではキリスト教は許されており、米調査機関ピュー・リサーチ・センターの2011年の調査によると、人口の推定5%が自らを信者だと認識している。しかし、中国政府は公式許可のないサマーキャンプを含め、自分たちの監督権限の及ばない場所での宗教的活動を禁止している。

航空機事故の後、中国当局は海外のサマースクール・プログラムの監督強化を示唆した。海外のサマースクールは中間所得者層の10代の子どもをもつ家庭の間で急速に人気が出てきたものだ。国営新華社通信によると、事故に巻き込まれた学生たちの出身地である浙江省の教育当局は、今後予定されているプログラムについて再検討する意向だ。

浙江省江山中学校から参加したMaoさんの息子と死亡した2人の女子学生の他のクラスメートたちは9日、予定より早く帰国すると述べた。スウェールズ氏はサンフランシスコの仲介業者と話し、学生たちの手助けをしたと述べた。

学生たちが参加する予定だった学校では、死亡した女子学生を追悼する晩祷が計画されているほか、無事だった学生の家族宛てにケアパッケージ(小包)を送る予定だ。晩祷では標準中国語のマンダリンで「アメージング・グレース」が歌われるという。


*訂正:第2段落を「この事故で2人の中国人女子学生(いずれも16歳)が死亡したことから、学生たちが参加予定だったこの種の語学プログラムの中身への関心が高まった。こうした語学研修に参加する若い中国人学生は増えている」に修正しました。当初の記事では事故と「中国人学生の米国への関心」に因果関係があるような表現でした。

http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324368204578596771366815486.html



◆「われをもすくいし」賛美歌 第2編167番

我をも救いし くしき恵み
迷いし身も今 立ち帰り

おそれを信仰に 変え給いし
我が主の御恵み げに尊し