つまり、ヨナが三日三晩、大魚の腹の中にいたように、
人の子も三日三晩、大地の中にいることになる。
「マタイによる福音書」 / 12章 40節
新約聖書 新共同訳
悪は滅び善が栄えるのが
世の道理であり、
天の法です。
泥まみれになっても、
純粋で真実の心を失わなければ
絶対に滅びません。
★<安倍首相>巡視艇10隻を供与へ 比大統領と会談
◆毎日新聞 2013年7月27日 10時22分配信
【マニラ仙石恭】
フィリピンを訪問中の安倍晋三首相は27日午前(日本時間同)、マニラのマラカニアン宮殿でアキノ大統領と会談した。フィリピン沿岸警備隊の能力向上に向け、巡視艇10隻を供与するなど協力していく考えを表明。日本の海上保安庁と沿岸警備隊に加え、防衛当局同士の連携を深める方針も確認。海洋進出を活発化させる中国へのけん制にもつなげたい考えだ。
フィリピンは南シナ海の領有権問題で、国連海洋法条約に基づき中国を仲裁裁判所に提訴している。首相は海洋安全保障の分野で、国際法を順守する重要性を強調、フィリピンへの支持を伝えたとみられる。
★南シナ海への「侵略中止せよ」
=反中デモ、政治家も参加-比
◆時事通信2013年7月24日
【マニラAFP=時事】
フィリピンのマニラ首都圏マカティ市の中国大使館領事部前で24日、南シナ海の領有権を主張し周辺国との摩擦を深めている中国の「砲艦外交」に抗議するデモが行われ、約1000人が参加した。警察は大使館が入るビルの入り口を封鎖。デモは約2時間続いたが、大きな混乱はなかった。
デモには政治家や元軍将校、教会関係者らも参加。街頭にステージを設け、愛国的な歌を歌ったり、反中スローガンを叫んだりした。デモ指導者の一人は「きょうの中国へのメッセージは単純。侵略を中止しろということだ」と気勢を上げた。
中国とフィリピンは2012年、スカボロー礁(中国名・黄岩島)で約2カ月対峙(たいじ)するなど、南シナ海の各地で対立を続けている。
(2013/07/24-22:30)
▲24日、
フィリピン・マニラ首都圏の中国大使館領事部前で、
南シナ海から「中国は去れ」とのプラカードを掲げ、
フィリピン国旗を広げるデモ隊(EPA=時事)
◆「詩編」 / 24編 2節
旧約聖書 新共同訳
主は、大海の上に地の基を置き/
潮の流れの上に世界を築かれた。
◆◆
海を掌握する国が世界の主役になるということは、
歴史が証明しています。
十六世紀のイギリスを考えてみてください。
イギリスの女王エリザベス一世は、
王位に上がるやいなや、
海洋政策を強化しました。
資本と技術をすべて動員し、頑丈な船を造り、
勇猛な人たちを船に乗せて
海に送り出しました。
彼らは、海の果てに
何があるのか分からないまま、
命がけで海に出ていきました。
イギリスは、もともと
海に強い民族ではなかったのです。
かえって
ノルウェーやスウェーデンのバイキングに
侵略されていた民族でした。
しかし、海を失えばすべてを失うという事実を悟り、
海洋圏を強化したエリザベス一世の
血のにじむような努力によって、
イギリスはバイキングとスペインを
凌駕する海洋帝国になりました。
そのような努力の末に、
大西洋の小さな島国イギリスは、
五大洋六大州に無数の植民地を治める
「日の沈まない国」になることができたのです。
イギリスを中心とする西洋文明は、
科学技術を発達させました。
羅針盤を持って世界のさまざまな所を訪ねて回り、
旗を立てて植民地にしました。
知識と技術が発達すればするほど、
世の中のすべてを自分のものにしていったのです。