地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

悪魔とかサタン【英ロイヤルベビー、「ジョージ」と命名、聖ゲオルギオス】

2013-07-30 10:23:33 | 今日の御言葉

この巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とか
サタンとか呼ばれるもの、
全人類を惑わす者は、投げ落とされた。
地上に投げ落とされたのである。
その使いたちも、もろともに投げ落とされた。


「ヨハネの黙示録」 / 12章 9節
新約聖書 新共同訳


私たちは
真に神様に喜びをもたらすことを
決意しなければなりません。

あなた方は、他の誰よりも
神様のことをよく知っています。


神様がいかなるお方なのか、
神様がこれまで、どのような
心情の路程を通過してこられたか、
どのように苦労してこられたか、
あなた方はよく知っているはずです。




▲竜と闘う聖ゲオルギオス (聖ジョージ)
St. George and the Dragon

カルパッチョ 1502-1507



★【Web東奥・天地人20130729】
http://www.toonippo.co.jp/tenchijin/ten2013/ten20130729.html

◆東奥日報 2013年7月29日


英王室のウィリアム王子とキャサリン妃の子どもの名前が「ジョージ」と決まった。日本人からすれば、平凡な名前に思えるが、実は重い歴史がある。

欧州ではキリスト教の殉教者・聖ゲオルギオスが古代から崇拝されている。

11世紀にエルサレムから帰った十字軍兵士が「ゲオルギオスが現れ、十字軍を勝利に導いた」と話したため、崇拝の熱が一気に高まった。ギリシャ語「ゲオルギオス」を英語にすると「ジョージ」となる。

英国は聖ゲオルギオスを国の守護聖人とし、ジョージの名の国王が何人も出る。現在のエリザベス女王の父はジョージ6世だ。米国のジョージア州と初代大統領ジョージ・ワシントンはジョージ2世にちなんだ名前だ。そのワシントンが英国に反旗を翻し、独立を成し遂げるのだから、歴史は皮肉だ。

米国ではワシントン大統領にあやかりジョージの名が急増する。あまりにも多くて、20世紀初め寝台車のポーターを呼ぶ時の決まり文句が「ヘイ、ジョージ」になってしまったとか。

その「ジョージ」が将来の英国王の名となり、尊さを取り戻した。王室の男児誕生で英国中が祝賀ムードに沸いている。チャールズ皇太子と故ダイアナ元妃の不倫や離婚騒動で厳しい批判を浴びた1990年代がウソのようだ。守護聖人の力が早くも現れたか。



★英ロイヤルベビー、「ジョージ」と命名
病院前に姿を現したキャサリン妃とウィリアム王子


CNN.co.jp 2013年07月25日
Thu posted at 09:43 JST


【CNN】

英王室は24日、ウィリアム王子と妻キャサリンさんの間に生まれた男の子を「ジョージ・アレクサンダー・ルイ」と命名したと発表した。称号は「プリンス・ジョージ・オブ・ケンブリッジ」となる。

ウィリアム王子とキャサリンさんはこの日、親子3人で水入らずのひと時を楽しんだ。報道によると、正午ごろにはロンドンのケンジントン宮殿から車で出かけたといい、キャサリンさんの両親が住むバックルベリーに向かったとみられる。王室は当面の予定について公表していない。

この日はエリザベス女王もケンジントン宮殿を訪れ、ひ孫に初対面した。ウィリアム王子の弟のヘンリー王子も訪れたという。

ジョージ王子は22日に生まれ、23日にお披露目された。ウィリアム王子はおむつ交換もしているという。

ジョージ王子は王位継承順位3位。即位すれば「ジョージ7世」と呼ばれることになる。「ジョージ」はエリザベス女王の父、ジョージ6世の名。ジョージ6世は1936年に即位して52年に死去し、その生涯を描いた映画「英国王のスピーチ」はアカデミー賞を受賞している。

「アレクサンダー」は、古代マケドニア帝国を拡大したアレクサンドロス3世、通称「アレクサンダー大王」など歴史上の人物の名として知られる。

「ルイ」はチャールズ皇太子が敬愛し、1979年にアイルランド共和軍(IRA)によって殺害されたマウトバッテン卿のファーストネームだった。




▲聖ゲオルギウスと竜 (聖ジョージと竜)
St. George and the Dragon


◼聖ゲオルギウス(Georgius)

聖ゲオルギウス(Georgius)は、
古代ローマ末期の殉教者にして竜退治のヒーロー。竜の生贄となっていたカッパドキアのセルビオス(Selbios)王の娘を救ったのが聖ゲオルギウス。

日本のヤマタノオロチ(八岐大蛇=古事記)の伝説に似ている。

※パオロ・ウッチェロ
「聖ゲオルギウスと竜」1456年




▲「聖ゲオルギウスと竜」ラファエロ
(1503-1505年:パリ、ルーヴル美術館蔵)