地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

お互い【「歴史の真実」に目覚めよ】

2013-07-26 23:13:17 | 今日の御言葉

あなたがたに新しい掟を与える。

互いに愛し合いなさい。

わたしがあなたがたを愛したように、
あなたがたも互いに愛し合いなさい。


「ヨハネによる福音書」 / 13章 34節
新約聖書 新共同訳


たとえあなたの心が
憎しみと欺瞞に満ちていても、
その心を持つあなた自身が
悲しんでいることを
神様は知っておられます。
そのこと故に、
神様はあなたを許し
いとおしんでくださっておられるのです。



★評論家・屋山太郎 
韓国よ、「歴史の真実」に目覚めよ


◆2013年7月17日 03:12 産経新聞【正論】



※朴槿恵大統領と習近平国家主席
(2013年6月27日 写真)



 韓国の朴槿恵大統領は就任して以来、恒例の訪日を避けており、米国訪問の次には中国を訪れている。日本には、「歴史認識について反省がない」という理由で、殊更、背を向けているようだ。韓国報道機関の論説委員たちとの会合で、「(日韓首脳)会談後に独島(竹島=島根県隠岐の島町)、慰安婦問題が再燃するようなことになれば、関係が余計に悪化しかねない」と語ったという。

 ≪卑下の姿勢が要求招く悪循環≫

 中国政府も日本側に、「尖閣諸島(沖縄県石垣市)問題で譲歩がなければ首脳会談はしない」と打診してきた。安倍晋三首相は「問題があるなら向こうから話をすべきで、条件付きの話し合いには応じられない」と断った。

 民主党の菅直人政権下、中国漁船が日本の巡視船に体当たりしたビデオを公開せずに、船長らを早々に特別便で帰国させた。これは胡錦濤国家主席の訪日を実現させるためだったことが後に判明した。菅首相がへつらうかのように「胡閣下」に口上を述べるテレビ画像は全国民が目にしただろう。この卑下した態度こそ、戦後の日本が中韓両国に取ってきた外交姿勢だった。日韓基本条約で全て解決しているにもかかわらず、文句を言われれば心付けを出す。相手は日本が非を認めたのだと見て、「もっと出せ」と言い募る。


◼韓国「酷い目に遭ったから賠償は当たり前だ」


 私は1965年の日韓基本条約締結時、外務省担当の記者をしていた。韓国側は「日帝36年」の併合時代、「酷い目に遭ったから賠償は当たり前だ」との言い分である。私は日教組教育を全身に浴びて育ったから、日本側代表が、「互いの財産を相殺すればそちら側が莫大なカネを払うのだゾ」と反論したのには仰天した。当時の外交当事者は、言うべきことは言うという腹が据わっていた。



※中国の「属国」だった朝鮮 (古地図)
日本と違って「独立国」とみなしていなかった......。
(1602「坤輿萬國全図」制作Matteo Ricci、北京 )
http://ccce.web.fc2.com/si/dependency.html



 朴大統領は「歴史認識は千年たっても覚えている。変わらない」としばしば述べる。「日帝36年の酷い時代」の前、朝鮮(南北)は千年にわたり中国の属国だった。近年には清の軍隊が漢城(現ソウル)に駐屯し、中国領になる寸前だった。それを阻止しようと、日本が起こしたのが日清戦争だ。戦争後の講和条約はほぼ例外なく、第1条で、負けた側が支払う賠償や割譲する領土のことを記してあるものだが、下関条約第1条は、「(これにより)朝鮮の独立を確認する」と謳(うた)っている。



※『朝鮮事情』ダレ (1874)
http://seitousikan.blog130.fc2.com/blog-entry-164.html


 ≪仏人宣教師描いた漢城の混沌≫

 しかし、朝鮮の独立は不確かで今度はロシアに傾いていく。朝鮮半島がロシアの植民地になったら、日本にとってはこの上ない脅威だ。日清戦争後、日本は富国強兵を一段と推し進め、1905年にロシアを破って後、韓国を保護国とした。伊藤博文初代統監は当初、併合には反対だったが、ハルビン駅で安重根に暗殺され、併合論が一気に勢いを増す。併合は英米仏独のほかロシアも認めた。


※水間政憲『ひと目でわかる「日韓併合」時代の真実』
( ※ 6000メートル鉄道を敷設した。)


◼日本を脅してカネを取ろうという姿勢は北朝鮮と同じ

 漢城のフランス人宣教師、ダレ氏が帰国して後の1874年に、『朝鮮事情』という本を著している。漢城はまさに糞尿まみれで足の踏み場もなく、肺結核、ハンセン病、肺臓ジストマ、赤痢、チフスなどの疫病が流行していた。併合の前年に、日本が入って京城医専やその付属病院を設立し、医師、看護師、衛生師を養成した。併合後に取りかかったのが学校の建設で、1945年の終戦までに京城帝大のほか専門学校を約千校設置し、小学校を5200も開校した。その結果、識字率は4%から61%に上がる。100キロだった鉄道も6千キロに延伸された。


http://s.webry.info/sp/14819219.at.webry.info/201302/article_3.html
※ハングルは、使用禁止でなかった日本統治下。


 朴氏の父親、朴正煕大統領の時代、韓国は民主主義国家としての発展を予感させた。が、在任中に汚職に手を染めて罪に問われる、後の大統領は少なくなかった。

 日本と協力して経済発展を遂げる方が容易だと思われるのに日本を脅してカネを取ろうという姿勢は、北朝鮮と同じだ。




※大阪で10歳まで暮らしていた、
李明博元大統領 (通名 月山明博)。



 ≪儒教の事大主義と大衆迎合≫

 李明博前大統領は「未来志向の関係を築こう」と語り、期待を抱かせた。しかし、支持率が落ちてくるや、政権末期の2012年、竹島に強行上陸し、「天皇の謝罪」を求める暴言を吐いた。

◼後任の朴槿恵氏は政治、経済を通じて中国にのめり込み…

 後任の朴槿恵氏は、それ以上の反日姿勢を示さないと地位が危うくなるとでも思っているのだろうか。朴氏は政治、経済を通じて中国にのめり込み、米国に行って日本の悪口を並べ立てた。まさに、大衆迎合の政治を繰り広げているが、この姿こそが千年にわたる朝鮮の歴史への回帰である。



http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4427.html


 韓国に染み渡っているのは儒教思想である。日本にも儒教思想はあるが、仏教の平等思想で中和されて、それほど浸透していない。韓国の儒教は徹底して上下関係にこだわる事大主義である。大きいものには従うということだから、中国、米国には従う。日本は、中華思想からみて下の位置にいなければならないのである。

 日本が下にいることの証明の第一が「独島占拠」、第二が慰安婦への謝罪だ。司法も日韓基本条約を無視して、対馬の寺から盗んだ仏像を返さず、ユネスコ条約違反との声にも耳を貸さない。これでまともな国といえるか。

(ややま たろう)


※盗まれて、韓国で発見された対馬の寺の仏像 (2013年3月)


戻ってくるのはいつの日か......。




時期【スペイン、高速鉄道脱線で70人以上が死亡】

2013-07-26 18:43:58 | 今日の御言葉

そのころ、ヘロデ王は教会のある人々に迫害の手を伸ばし、

ヨハネの兄弟ヤコブを剣で殺した。


そして、それがユダヤ人に喜ばれるのを見て、
更にペトロをも捕らえようとした。

それは、除酵祭の時期であった。


「使徒言行録」 / 12章 1.2.3節
新約聖書 新共同訳


人を善にするもの、
争いを好む人間の
悪の本性をなくしてくれるもの、
それが宗教です。


世界のあらゆる宗教は、
すべて平和な世界を理想としています。

すべて天の国を願い、
ユートピアを夢見て、極楽世界を念願しています。

呼び名はそれぞれ違いますが、
人間が夢見て願う世界はすべて同じです。

この世界には数多くの宗教があり、
その何倍も多い宗派がありますが、
それらが願うことは一つです。

それらが目指す目的地は天国であり、
平和の世界です。




▲24日、
スペイン北西部サンティアゴ・デ・コンポステラで
脱線、大破した高速鉄道(AP=共同)


★スペイン、高速鉄道脱線で70人以上が死亡:


◆スポーツ報知 2013年7月25日14時19分

スペイン北西部ガリシア州のサンティアゴ・デ・コンポステラで24日午後8時40分(日本時間25日午前3時40分)ごろ、マドリード発フェロル行きの高速鉄道が脱線し、多くの車両が横転、一部で火災も発生した。ロイター通信によると、同州司法当局は「死者は少なくとも77人」と発表。負傷者は少なくとも143人。スペイン政府報道官はテロではなく事故との見方を示した。

スペイン国鉄の広報担当者は「原因は不明」としているが、同国メディアはスピードの出し過ぎが原因と伝えている。マドリードの日本大使館によると、日本時間25日午前11時現在、乗客に日本人が含まれているとの情報はない。

列車には約220人が乗っていた。スペイン・メディアによると、すべての車両が脱線、列車は途中の連結が外れ前後二つに分かれた。テレビは、4両がコンクリート壁にぶつかって横転、煙が上がる映像を流した。多数の救助隊員が夜を徹して救出作業に当たっている。

脱線はサンティアゴ・デ・コンポステラ駅の約4キロ手前で発生。現場は左カーブで制限速度が80キロだが、スペイン・メディアは事故を起こした列車が時速160~220キロで走行していたとの情報を伝えている。

列車は「アルビア」と呼ばれる高速鉄道で最高速度は250キロ。事故時には、スペイン最高速の新幹線AVEと同じ軌道を走っていた。

スペインのメディアは、同国の列車事故としては過去40年で最悪の惨事と報道。ラホイ首相は25日朝、現場を訪れる。



同国では2004年3月、マドリード周辺で列車同時爆破テロが発生し、191人が死亡。国際テロ組織アルカイダ系組織が犯行声明を出している。

サンティアゴ・デ・コンポステラは旧市街が世界遺産に登録されている。聖ヤコブの遺体が埋葬され、エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教の巡礼地として知られる。25日は「聖ヤコブの日」と呼ばれる地元の祝日で多くの観光客が訪れるが、地元当局は関連行事が全て中止されると発表した。(共同)





★サンティアゴ・デ・コンポステーラ


◆時事通信2013年7月25日

サンティアゴ・デ・コンポステーラ ローマ、エルサレムに次ぐキリスト教の三大巡礼地の一つ。12使徒の1人である聖ヤコブの墓があるとされ、中世から多くの巡礼者が訪れた。フランス各地からピレネー山脈を越え、スペイン北部を通る経路が一般的で、年間巡礼者は約20万人。巡礼者はシンボルのホタテ貝の貝殻をぶら下げて歩き、到着すると「コンポステーラ」と呼ばれる証明書が発行される。キリスト教徒でなくても巡礼は可能で、日本人観光客にも人気がある。
(時事)

(2013/07/25-10:47)


http://www.wsk.or.jp/report/kurokawa/03.html