わたしたちは、
自分が死から命へと移ったことを知っています。
兄弟を愛しているからです。
愛することのない者は、死にとどまったままです。
「ヨハネの手紙一」 / 3章 14節
新約聖書 新共同訳
世の中のあらゆるものは
通り過ぎていってしまいます。
愛する父母、愛する夫と妻、
愛する子供も
通り過ぎていってしまい、
人生の最後に残るのは死だけです。
人が死ねば墓だけが残ります。
その墓の中に何を入れれば価値のある
人生を生きたと言えるのでしょうか。
生涯かけて集めた財産や社会的な地位は、
すでに通り過ぎてしまった後です。
死の川を渡っていけば、
そのようなものは
何の意味もありません。
愛の中に生まれ、
愛の人生を生きたのですから、
生を終える墓の中に残るものも
愛だけです。
愛によって生まれた命が、
愛を分かち合って生き、
愛の中に帰っていくのが私たちの人生なので、
私たちは皆、
愛の墓を残して旅立つ
人生を生きなければなりません。
▲http://www.wallpaperlink.com/bin/0701/03016.html
★アイルランドで人工妊娠中絶を一部合法化
◆CNN.co.jp 2013年7月13日
http://www.cnn.co.jp/m/world/35034623.html
【CNN】 アイルランド下院は12日、母体の生命が危険にさらされている場合に限って人工妊娠中絶を認める法律を127対31の賛成多数で可決した。
国民の大半がカトリック教徒であるアイルランドでは人工妊娠中絶が法律で禁じられていた。今回の一部合法化は政府主導で進められたが、法案の修正をめぐって保守系、革新系双方の議員による議論が交わされていた。
妊娠中の女性が自殺を犯す危険が非常に高い場合にも中絶を認めるとの条文については、信仰心の強い議員や教会指導者から反発も出た。アイリッシュ・タイムズ紙によれば、反対派は安易な中絶に道を開くと条文の削除を求めていたが実現しなかったという。
ただし新法では、中絶が認められるためには精神科医2人と産科医1人が、自殺のリスクが「現実のものであり、重大である」ことを確認しなければならないと定められている。
また近親相姦や強姦によって妊娠した場合にも中絶を認めるべきだとの修正案が女性議員から出されたが、反対に遭って棚上げされたとアイリッシュ・タイムズは伝えている。
アイルランドでは10月、インド出身の妊娠中の女性(31)が激痛を訴えて入院。女性は流産しかかっていると診断されたものの病院側から人工妊娠中絶手術を拒まれ、敗血症で亡くなった。これをきっかけに同国では中絶をめぐる議論が高まり、政府は中絶に対する規制の見直しを余儀なくされていた。