SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

涙が浮かんだ日

2010-09-11 21:07:17 | 日記
午前中は譜面が読めないのに
合唱コンクールの伴奏を引き受けたA-ちゃんと
彼女のお祖母さまのレッスン。

8月に初めてこられて
1ヶ月が経ち、
3回レッスンをしたので
今日はお祖母さまに聴いて頂く事にしました。
彼女のピアノへ向かう姿勢にただならぬものを感じていましたが、
お母さまがガンと闘っておられるとお祖母さまに伺い納得。
荒削りでも最後まで見事に弾き通した『モルダウ』に
お祖母さまは「すごい・すごい!!」と
涙を浮かべて拍手をしておられましたので
こちらも思わず目が潤んでしまいました。

レッスンを終えてお昼にテレビをつけましたら
偶然にもプレミアム8は『小沢征爾』

そして夜は夜で、9月5日のガンの手術からステージ復帰への苦闘、
腰痛のため1日20分だけのリハーサルの様子。
病み上がりを微塵も感じさせないどころか
凄まじいまでの本番当日の入魂の1曲。


音楽の素晴らしさに3度も涙した日。