SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

フランスより

2025-01-20 09:41:00 | 日記


昨夜の
クラシック音楽館は
フィンランドの指揮者
ディマ・スロボデニュ―ク

① チャイコフスキ―作曲
ヴァィオリン協奏曲
ソロは
ニキ―タ・
ボリングレブスキ―

高い技術で
完璧な演奏ですが
2楽章は豊かな音色で
たっぷり歌われました
3楽章は速いテンポに
吃驚!





アンコ―ルは
バッハの
無伴奏パルティ―タより
サラバンド


②プロコフィエフ作曲
バレエ音楽
「石の花」より
「銅山の女王」「結婚組曲」

初めて耳にする曲で
面白く聴きました

③ストラヴィンスキ―作曲「3楽章の交響曲

この曲も初めてです
ピアノが入って
冒頭はストラヴィンスキ―のキレッキレのリズムを
楽しみました

✨✨✨✨✨


最後に山田和樹氏指揮の
フランスの
トゥル―ズ大聖堂での
フォーレのレクィエムの
練習風景が映りました






1月26日の夜
プレミアム・シアターでの
放送を楽しみに
待っています


訳がわからない…

2025-01-19 13:15:00 | 日記

今日は予定が
詰まっていますの
朝起きてすぐに
ビ―フ・シチューを
煮込んでいます

✨✨✨✨✨

中学3年生から
ピアノを教えて頂いた
伊達純先生
レッスンで頂いた曲は
ドビュッシ―作曲
前奏曲第2集第1曲の
「霧」でした

楽譜を手に入れたものの
原典版には
フランス語しか
書かれておらず
タイトルさえ
わからない



3段譜を見るのも
初めてで
音を鳴らしても
全く馴染みのない音で
手も足も出ない
状態でレッスンを
受けた記憶が
あります

しかし、
そのあとに習った
「水の反映」は
随分、わかりやすく
感じたのです

ドビュッシ―作曲
前奏曲第2集
「霧」
ピアノ C・ツィメルマン



荒療治でしたが
フランス音楽への
抵抗は無くなったのは
この衝撃的な
出会いと思っています
(*^_^*)







枯葉

2025-01-18 11:09:00 | 日記

すっかり葉を
落した裸木

午前中に
落葉の掃除を
済ませました

水遣りもしないのに
クリスマス・ロ―ズが
咲いています






ドビュッシ―作曲
前奏曲第2巻より
第2曲「枯葉」




冒頭4小節は
ゆったりしたテンポで
舞い落ちる枯葉の
モチ―フが現れます

人生の秋の
孤独感と寂寥感を
感じさせられる
神秘的な曲ですが
シャ―プ系の
明るい響きが
中心になっています
落葉の金色や黄色に
見える色を
表現したのでしょうか
枝だけになった木は
生命が終わりそうな気配

絵画の描写のような
世界ですね






30年目の朝に…

2025-01-17 09:49:00 | 日記

今朝はどうかしら…と
スマホを手に
取りましたが
投稿できそうです

ブラ―ムス作曲
「間奏曲」Op.118-2

ピアノ
グレン・グ―ルド



ブラ―ムスが亡くなる
3年前に作曲した
慈愛に満ちた作品です
精神的に深い繋がりのあった
クララ・シュマンに
献呈されました
ブラ―ムス 61歳
クララ 75歳でした


ブラ―ムスの小品は深くて
人生の糧になる
傑作の一つです






















全てを乗り越え

2025-01-14 15:11:00 | 日記

ピアノを習い初めて
最初に弾いた曲は
べ―ト―ヴェンの
「エリ―ゼのために」
でした





偉大な作曲家であった
べ―ト―ヴェンは
40代半ばから
ほぼ何も聞こえない
状態になりながらも
作曲を続けますが
長い針金や
タクトを口にくわえて
その先を
ピアノに当てて
自分の音を
聞いていたようです

なぜこれで
聞こえるのかというと
ピアノの大きな音を
針金やタクトを通して
歯や骨に伝える
『骨伝導』だそうです

耳の知識など
何もわからない時代に
ひたすら音楽と
向き合う中で
独自の方法を発見した
べ―ト―ヴェンの記事を
目にして感動でした

晩年は
「交響曲7番」や
「ミサ・ソレムニス」
後期のピアノ・ソナタ
「交響曲第9番」など
誰も成し得ない
独自の境地に達します









休日?の夜

2025-01-13 08:50:00 | 日記


高学年で
塾や部活に
忙しい方々の
レッスンが
日曜日に引越です!

夕食後はゆっくりと
音楽鑑賞で
一息つきます

クラシック音楽館は
アンドレス・オロスコ・
エストラ―ダの
指揮でした

タキシ―ドが
面白い
リズム感抜群の
指揮者で音楽が
躍動していました






①歌劇
「タンホイザー」序曲
ワ―グナ―作曲


あとの二人の作曲家は
激動の時代に生きた
作曲家です

②「トランペット協奏曲」
ヴァインベルク作曲

ラインホルト・フリ―ドリヒ

1楽章「エチュ―ド」
2楽章「エピソ―ズ」
3楽章
「ファンファ―レ―ズ

最後は
ショスタコーヴィチ
交響曲第5番

深淵を覗くような
音楽です…と
指揮者は解説して
下さいました

最後までは聴けずに
眠りにつきました
(*^_^*)


天麩羅

2025-01-12 18:00:00 | 日記


阪神淡路大震災の
2ヶ月後
東京演奏会が
開催されましたが
主催者の渡邉顕麿師は
「お疲れをお取り下さい」と
カザルス・ホ―ルに
至近距離の
山の上ホテルを
予約して下さいました

ヴォ―リズ設計の
ホテルは
クラシックでありながら
モダンな雰囲気です
柔らかな光に包まれた
お部屋に入ると
1輪の薔薇が
出迎えてくれました

夜は「天麩羅」
ゴマ油で揚げた
薄い衣の天麩羅は
とても軽くて
それ以来、
大ファンです








昨年から休業になり
とても残念ですが
天麩羅は銀座で
頂けるようですね

ちなみに
ピアニストの
辻󠄀井伸行氏は
海老を揚げている音
アナゴを揚げているのかが
聴きわけられる
そうです
お耳の良さは
特別なのですね❗️






雪あらし

2025-01-11 16:12:28 | 日記


最強寒波到来で
昨日は
大雪のニュースが
流れていました


超絶技巧練習曲
リスト作曲
「雪あらし」
Chasse neige



弾くのは
とても難しく
楽譜を見ると
それだけで
挫折しそうですが
音が多い割には
煩くなく
深さを感じます





「ピアノの魔術師」
リストはきらびやかで
中身のない演奏家と
思われがちですが
ロマン派から
近代音楽への
架け橋となる
重要な存在でした
晩年になると
長大なピアノ曲は減り
短く無調的になり
深い音楽が
増えていきます

ドビュッシ―や
サティ、ラヴェル
スクリャービンなどの
近代の作曲家が
調性を
崩壊させましたが
彼らよりも早くに
晩年のリストが
すでに試みていたのです






若者ことば?

2025-01-10 17:47:00 | 日記

寒い夜、
お嬢さんは
8時―9時まで
断崖君は
部活を終えたあとの
9時―10時までの
レッスンでした

テニスで
近畿大会を突破した
断崖君は
次は西日本大会

レッスンを
終えたあと
「忙しい生活ね
今から宿題するの?」
と聞きますと

「明日、ワンチャンに
やるつもり…」と

私「⁉️」

通訳が無いと
わからない時が
あります(笑)

✨✨✨✨✨✨


昨年の大河ドラマ
「光る君へ」の
一条天皇を演じた
塩野瑛久氏の
端正で高貴なお顔






テ―マ曲の
「Amethyst」
(アメシスト)は
冬野ユミさんの作曲の
ピアノ協奏曲で
ソリストは
反田恭平氏

ハ―プの演奏は
朝川朋之氏
指揮は広上淳一氏
NHK交響楽団でした








2025-01-09 14:08:00 | 日記

睡眠アプリを初めて
2ヶ月以上が
過ぎました

昔に比べて
眠りが浅いように
感じていたのですが
統計をみると
しっかり眠れて
いることがわかり
安心しています

時間のある時には
昼寝をしても
大丈夫なことが
わかりました


レム睡眠時に夢を
みているようですが
明け方にみる夢は
現実的で
心に引っかっている事の
思わぬ解決方法が
見つかったりします

反対に
怖い夢の時には
明かりをつけて
しっかり目覚めたあと
ゆっくり寝直しを
することにしています

明け方に
懐かしい方々の夢を
みたときには
しあわせな朝に
なります



フォーレ作曲
「夢のあとに」

「Apres un Reve」は
1877年に
作曲された歌曲
「3つの歌 作品7」で
歌詞は
古いイタリアの詩を
音楽院の同僚の
ロマン・ビュシ―ヌが
フランス語に翻訳した
ものです


パブロ・カザルスが
チェロ独奏に
編曲して親しまれ
フル―トや
ヴァイオリンなどの
独奏作品としても
広く知られています


こちらはシャガ―ルの
「夢の花束」



















大悲恋物語

2025-01-08 15:29:00 | 日記


昨日はBSで
映画「メッセ―ジ・イン・ア・ボトル」を
観ました

主演はケビン・コスナ―
共演にロビン・ライト&
ポール・ニューマンの
大人の悲恋物語です

あまりに切なく
涙ボロボロの
結末でしたが
リスト作曲の
「ペトラルカの
ソネット」のヒントを
少し頂けたようです


✨✨✨✨✨


フランチェスコ・
ペトラルカ
(1304―1374)は
聖職者であり
ルネッサンスを代表する
文学者の一人でした

ペトラルカの作品で
最も知られているのは
ラウラと呼ばれる女性に
捧げられた
一連の
「恋愛叙情詩集」です

アヴィニョンの
聖クララ教会で
若いラウラに
初めて出会い
その日から
生涯叶わぬ愛に
苦しめられることに
なりました
ラウラが
人妻であったために
全く交際は
できなかったのです
ラウラは
1348年にペストで
亡くなってしまいますが
その後もペトラルカは
ラウラにあてた
悲嘆の詩を
20年以上も
書き続けたのです
















水浸し顛末Ⅱ

2025-01-07 16:15:00 | 日記

仕事始めの
昨日の朝は
絨毯と天井・壁を
見に業者さんが
来てくれました

絨毯の下に敷いた
アンダ―フェルトが
水に浸かっているので
全て張替えになります
大変ですが
乾き始めたところは
縮んで浮き上がって
きましたので
仕方ないようです
(T_T)

✨✨✨✨✨✨

CBSテレビのために
ストラヴィンスキーが
「大洪水」という
音楽を作曲して
グラミー賞を受賞
しました

旧約聖書「創世記」の
大洪水の話を題材にした
作品です

1.前奏曲
2.メロドラマ
3.箱舟の建設
4.動物のカタログ
5.喜劇(ノアとその妻、
息子達による音楽つき対話)
6.洪水
7.虹の契約


冒頭の7小節は
5オクターブ半の
広い音域の和音と
弦楽器のトレモロで始まり
強烈な印象です
その後「テ・デウム」の合唱
朗読と続きます


前奏曲







フランスの香り

2025-01-06 10:43:00 | 日記

今朝は先ず
絨毯の張替えの
見積もりから
始まります
工事に時間が
かかるので
冬眠する暇は
ありません(笑)

✨✨✨✨✨

昨夜の
クラシック音楽館

指揮 山田和樹
ピアノ
フランチェスコ・





①ル―セル
「バッカスとアリア―ヌ」

ドビュッシ―やラヴェルと
同世代の作曲家で
この曲は
パリ・オペラ座のために
作曲した2幕のオペラ
ギリシャ神話に基づいて
書かれましたが
初めて聴く作品を
楽しみました


②バルト―クの
ピアノ協奏曲第3番

最晩年に書かれた
協奏曲で
最後の17小節の
オ―ケストレ―ションは
未完でした

明確なタッチで
キレの良い
演奏が始まりました
響きも豊かで
ピアノが良く鳴り
とても面白い

2楽章のコラ―ルの
全て削ぎ落とされ
張り詰めた
ピアノの音色に
心打たれます

3楽章は華やかで
オケとの
スリリングな
アンサンブルと
明快で新しさに満ちた
音楽を堪能しました

アンコ―ルは
バッハ作曲
ケンプ編曲の
「目覚めよ、と呼ぶ声あり」

Codaに向かって
2声・3声と増えていき
壮大に終わります
素晴らしかった!

後半のプログラ厶
①ラヴェル
「優雅で感傷的なワルツ」
7曲あり、遊び心溢れる
お洒落な作品


②ドビュッシ―の
「管弦楽のための映像・
イベリア」

スペインに発想を得て
作曲した作品
フラメンコのリズムで
始まりました

Ⅰ.町の道と田舎の道
Ⅱ.夜の香り
Ⅲ祭りの朝

フランスの香りを
堪能した夜でした