今朝も燦々と陽が降りそそぎ
暑くなる予感でしたが
窓を開けると木陰に
鶯の鳴き声が響いて
いました。
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ガブリエル・フォーレ
(1845—1924)
フォーレの夢はパリの
マドレーヌ寺院のオルガニストになることでした。
これはフランスの演奏家の
憧れの地位で、
彼の恩師のサン・サ—ンスも
約20年間弾いていたのです。
1896年からフォーレが
念願のこの地位につくこと
になるのです。
彼は父親が世を去った時から
「レクィエム」の作曲に
かかり、
このマドレーヌ寺院で
初演されました。
このレクィエムは
モ—ツァルトやヴェルディと
並び称される三大レクィエム
として知られています。
1.入祭文とキリエ
2.奉献文
3.サンクトゥス
4.ピエ・イエズ
5.アニュス・ディ
6.リベラメ
7.イン・パラディズム
クリュイタンスのレコ—ドを初めて聴いたのは小学生の時
だったでしょうか。
イン・パラディズムの
天上の美をあらわすような
オルガンの虜になり
美しい音に浸りつつも
オルガニストに
嫉妬のような感情を
抱いたことを懐かしく
思い出します。(笑)
大学生の時にオルガンで
弾いたのを皮切りに、
オ—ケストラや合唱の
演奏会などで弾かせて
頂くことになりましたが。
ピエ・イエズはソロでも
弾けるので繊細で優美な
パリのエスプリを味わう事が
できます。
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1903年頃からフォーレは
べ—ト—ヴェンと同じ耳の病
で悩んでいました。
べ—ト—ヴェン、スメタナも
聴力を失い更に凄みを
帯びていきますが、
フォーレも又、聴力を
失ってから実に澄み切った
不思議な安らかさと深みを
たたえた作品を生み出して
いるのです。
驚嘆すべき強靭な精神力の
持ち主でした。
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イン・パラディズム
渋谷のスタジオ、以前、行ったことがあったので、
詳細を確認しなかったため、
なかなか発見できず、汗びっしょり。
ベートーベンソナタ1番は、無事に通せました。
次回いつにします?と言われても、
暑さにへたばって、考えられません。
聴力を失う作曲家、
特に作曲家に多いわけでは
ないのでしょうけど、商売道具。
それでも凹まないのはすごい。
フォーレはノクターンを練習会で
聴くことがあります。
流行り廃りがあるのか、最近は聴きません。
詳細を確認しなかった、、、私も経験
あります。💦💦
まして渋谷、大変でしたね。
ベートーヴェン、上手くいって良かったです。。👏
音楽家で聴こえないのは致命的だと
思いますが、フォーレは聴力がなくなってから15年間もパリ音楽院の激職を続けた
そうです。