SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

失敗作?

2025-03-19 10:06:00 | 日記

昨日も寒い日
アツアツのグラタンを
焼きました




2人前作り
冷凍しておきます

グラタンは
「ひっかく」という
Gratterに由来し
フランス南部の
サヴォワ・ド―フィネ地方で
失敗した焼き料理の
おこげが
美味しかったという
偶然から
「グラタン」が
生まれたという説と
17世紀頃
フランスの
宮廷料理として
登場したという説が
あります

オペラ作曲家で
美食家の
ロッシーニは
大のマカロニ好きで
知られていました

パリのマカロニは
美味しくないと
ナポリから
取り寄せていたようです

『…残念ながら
まだマカロニは
届きません
マカロニにがなくて
寂しいロッシーニより』と
知人に書き送っています

ロッシーニのグラタンは
トリュフ、フォアグラ、
ヨ―クハムを
ベシャメルソースに混ぜ
銀製の注入器で
マカロニに注入し(゚∀゚)
トマトピュレと
パルミジャーノチーズを
かけてグラタンにします

私の簡単グラタンとは
雲泥の差❗️














蕪摺り流し

2025-03-18 09:54:00 | 日記

寒いですね
今日はお昼頃に
気温が上がるようです

寒い毎日は
蒸し器が登場
野菜もお肉も玉子も
ホカホカ・アツアツを
頂きます
昨夜は蕪の摺り流しも
一緒に蒸しました

温かくて
後片付けも
簡単です
何でも蒸すのは
アジアの文化ですね





若い頃に
ずば抜けた才能で
ヨ―ロッパ中を虜にした
リストですが
お酒やタバコを嗜み
晩年もコニャックや
ワイン、アブサンを
常飲して
身体を酷使していました


歯が悪くなり
大好物であった
アプリコット・ソ―スの
仔牛カツレツが
食べられなかったという
悲しいエピソ―ドが
残されています
最晩年に好んだのは
えんどう豆と塩漬け肉
セロリを
煮込んだあとに濾した
栄養たっぷりの
ス―プだったようです















あなたは何派

2025-03-17 10:44:00 | 日記

毎朝、
楽しむのは
紅茶ですが
お客さまには
コ―ヒ―派の方が
多いです

知人の中には
紅茶しか
飲まない方が
いらっしゃいますし
コ―ヒ―しか
飲めない方も
いるのです


私は毎朝、
紅茶を淹れるのが
楽しみですので
昨日、
神戸に出かけた時は
茶葉を購入しながら
そんなことを
考えていました

刑事ドラマ「相棒」で
杉下右京氏が
紅茶を淹れるシ―ン
ユニ―クで吃驚しますが
右京氏の手は
ビショ濡れに
なるようです





紅茶はイギリスが本場と
思っていましたが
中国や日本から
ヨ―ロッパに
伝わったのですね

17世紀の半ばに
ポルトガルから
イギリスの
チャ―ルズ2世に嫁いだ
キャサリン王妃が
お茶を飲む文化を
宮廷で広めたようです

この頃に
活躍していた
音楽家は
ヘンリ―パ―セル
(1659-1695)
パ―セルの作品の中に
たった7小節の
「酒飲みは不死身だ」
という
面白い作品があり
YouTubeで
見つけたのが
こちらです
輪唱で最後は
日本語になっています









ほろ酔い気分で

2025-03-16 18:27:00 | 日記
今朝は雨
暗いうちに起きて
ミサにお伺いさせて
頂きます

先日の夜
赤ワインを
開けようとしたところ
長年、愛用の
オ―プナ―が
壊れてしまいました

予備があったはずと
探しますが
見つからないので
アマゾンに注文

翌日に届き、
美味しいワインを
堪能したあとに
抽斗を開けると
同じものが
あるでは
ありませんか
抽斗の整理をして
他の場所に
移したのを
すっかり忘れて
いたのです 💦💦

無事に赤ワインを
開けることが
できましたので
こんな曲を…

オッフェンバックの
オペレッタ
「ラ・ペリコ―ル」より
ほろ酔いのアリエットです


オペレッタの舞台は
スペイン

美人歌手の主人公は
スペイン領ペルーの
副王の宮殿に
連れていかれます
美味しいディナ―と
お酒を飲まされて
上機嫌になっている
シ―ンで歌われますが
ろれつが
回らないように
歌うのがコツです
(*^_^*)






演奏会

2025-03-15 12:35:00 | 日記

曇りの朝
雨が降り出す
一日になりそうです

「春の演奏会」まで
2週間となりました

中学生2人は
12月にコンクールが
ありましたし
一人は
今週、高校受験を
終えたばかり

高校生もタイトな
スケジュールで
まだ曲目未定の
ツワモノがいます
💦💦


1700年前後から
イギリスでは
個人邸や居酒屋を利用した
有料コンサートが
開かれるように
なりました

18世紀半の
バロック時代で
宮廷文化を礎とした
オペラやバレエが発展し
複数の楽器を使った演奏が
行われるようになります

それまでの音楽家は
宮廷や教会に所属し
王侯貴族階級向けの
演奏会の曲を書き
それを演奏して
生計を立てていました

経済の発展は市民層に
豊かさをもたらし
18世紀後半には
市民に目を付けた
作曲家や演奏家、
プロモ―タ―の手によって
定期的なコンサートが
開かれるように
なったのです

1774年にロンドンに
建設された
コンサート・ホ―ル
「ハノ―ヴァ・スクエア・ル―ムズ」は800席ほどの
座席があったようです

その後、
1870年には
「ウィ―ン楽友協会
大ホ―ル」が建設され
代表的な
コンサートホ―ルと
して有名です

日本では
1982年に大阪に
これまでなかった
「コンサート専用ホ―ル」か
誕生しました
「ザ・シンフォニ―ホ―ル」
残響2秒の音響抜群のホ―ル
私も20年以上
オルガンやピアノを
弾かせて頂くことに
なりました




1986年には
東京初の
クラシック専用ホ―ル
「サントリーホ―ル」が
誕生したのです























ハンカチ必須

2025-03-14 21:30:00 | 日記



孫の卒園式でした
パパが動画を
送ってくれましたが
卒園証書を頂く姿に
涙してしまいました
入園の時には
ママと離れるのが
さみしくて
泣いていたのに
成長を実感し
感動でした

ママは勿論
パパも感動の涙の
ハンカチ必須の
卒園式に
なったようです



今年、生誕200年の
アニバーサリーを迎える
ヨハン・シュトラウス2世
「美しく青きドナウ」の
作曲者ですが
彼の作品の中に
「女王のレ―スの
ハンカチ―フ」という
全3幕のオペレッタが
あります
ポルトガルの宮廷を舞台に
した作品です
最初の妻ヘンリエッテを
亡くしたシュトラウスは
ショックを受けて
落ち込んでいましたが
すぐに再婚します
お相手は25歳年下でした

この頃に初演された
オペレッタ
「女王のレ―スのハンカチ」のモチ―フによるワルツが
「南国のバラ」です

ちなみに今日、
3月14日は父である
ヨハン・シュトラウス1世の
誕生日です
父とは
仲が悪かったのですが
元日恒例の
ニューイヤ―・コンサートの
お約束のアンコ―ルは
息子の「美しく青きドナウ」父の「ラデッキ―行進曲」と
なっています
(*^_^*)



























サンドイッチの日

2025-03-13 18:28:00 | 日記

今日は
サンドイッチの日
313は1が3で
挟まれているから
だそうです



大のギャンブル好きだった
イギリスの
サンドイッチ伯爵が
ゲ―厶をしながら
食べていたことから
名前がついたようですが
このサンドイッチを
小さな方にピアノを
教える時に使いました

音楽の形式を
伝えるのに
とても
わかりやすいのです

三部形式の曲や
ソナタ形式のものを
練習する時には
先ず一番好きな
サンドイッチを
描いてもらいますが
主題が真ん中の部分を
挟んでいて
サンドイッチ状
なのです

A―B―Aの三部形式は
サンドイッチ


ソナタ形式も
AI・A2―B―A1・A2で
サンドイッチ状に
なるのです


しかし最近の子供達は
ハンバーガ―の方が
好きなようで
大きくて美味しそうな
チ―ズバ―ガ―を
書いてくれることが
多くなりました
(*^_^*)










エビタイ

2025-03-12 11:25:00 | 日記

バレンタイン・ディに
小さなチョコを
プレゼントしましたら
こんなに素敵な
ホワイト・ディの
プレゼントが
返ってきました💦
恐縮ですが
とても嬉しいです
(*^_^*)





酒宴の音楽で
有名なのは
サン・サ―ンス作曲の
歌劇「サムソンとデリラ」の
第3幕でペリシテ人が
勝利を祝う
「バッカナール」で
しょうか

「サムソンとデリラ」は
旧約聖書「士師記」の
13章―16章の
サムソンの物語に
基づいて
作曲されました

舞台は
紀元前1150年頃の
パレスチナのガザ

ユダヤの人々は
海の民ペリシテ人に
支配され
苦しんでいました
神から
怪力を授けられた
サムソンは
民衆の先頭に立って闘い
英雄になります
しかし
ペリシテ人のデリラは
サムソンを誘惑し
彼は次第に
彼女の魅力に
惹かれていくのです



「バッカナール」
(酒神の宴)は
宿敵サムソンを捕らえ
狂気するペリシテ人が踊る
熱狂と陶酔の渦のような
バレエ音楽です


メトロポリタン オペラ
「バッカナール」











ちいさな事件

2025-03-11 16:51:00 | 日記

春のような
あたたかさになった
日曜日
タ―トル・ネックを止めて
何年ぶりかに
ワンちゃんの
首輪のような
チョ―カ―を
つけました

午後、帰宅して
外そうと
思いましたが
外れない❗️

留め金が
小さくて
見にくいのです

今夜はお風呂も
寝る時も
首輪をつけたまま❓️…と
覚悟を決めて
夜、本を読みながら
留め金を触っていると
スッと外れた!
手が覚えていたのです


海外で購入したので
外す方向が
全く違っていました

ワンちゃんの気持ちを
存分に味わった
一日でしたが…💦💦


グレン・ミラ―は
恋人のヘレンに
イミテ―ションの
「真珠の首飾り」を
贈りましたが
やがて
大成功したミラ―は
結婚記念日に
本物の
「真珠の首飾り」と
この作品を
苦労をかけた奥さまに
プレゼントしたのです

グレン・ミラ―
「真珠の首飾り」














超絶テクニック

2025-03-10 10:01:00 | 日記


夕食後
あたたかい毛布に
包まって
「クラシック音楽館」を
音量を上げて楽しみました

指揮 ファビオ・ルイ―ジ

①スメタナ
「売られた花嫁」序曲

②ラフマニノフ
「ピアノ協奏曲第3番」

ネルソン・ゲルナー氏の
圧巻のピアノ!
詩情溢れる演奏に
感動しながら
聴き入りました
N響も素晴らしく
ルイ―ジ氏と
ゲルナー氏の
息ぴったり
繊細な音で始まり
かつダイナミックな演奏

2楽章の冒頭は
涙しました
ピアノがうたっています

3楽章の
クライマックスも圧巻

アンコ―ルは
「リラの花」でした

③ムソルグスキー
「展覧会の絵」

ムソルグスキーの
ピアノ作品
「展覧会の絵」
彼の死後
演奏されることなく
40年も埋もれていた
ピアノ曲を蘇らせたのは
ラヴェルで
オ―ケストラに編曲して
空前絶後のブ―厶を
巻き起こします

最後は色彩豊かな
「展覧会の絵」を
楽しみました






























ドジ❗️

2025-03-09 22:10:00 | 日記

朝、陽射しを
浴びながら
お紅茶を頂くのが
楽しみです

お茶を飲みながら
一日の予定を
書き出して
準備をするのが
日課になりました

今朝は
ホット・ケ―キを
焼いて
頂いたあとに
ラインを送信
していましたら
なんだか焦げ臭い!

もう一枚
焼いていた
ホット・ケ―キが
まるで墨のように
真っ黒❗️
朝から大ドジです
💦💦

今年は
スカルラッティ・バッハ・
ヘンデルの三大巨匠が
揃って生誕340年の
メモリアル・イヤ―を
迎えます

小品を並べて
弾いてみようと
3人の作品の楽譜を
取り出してみましたが
スカルラッティは
チェンバロのために
書かれているので
なかなか大変!
難しいのです















感謝の日

2025-03-08 23:03:00 | 日記
今日は国際女性ディで
女性の社会参画を
願う日です





イタリアで
春一番に咲く花は
可愛いミモザですが
今日は男性が女性に
日頃の感謝を込めて
ミモザを贈る慣わしです
花言葉は「感謝」




教会で行われるミサの
中心部分で
「感謝の讃歌」が
歌われますが
一番好きな
感謝の讃歌は
フォーレの
レクィエムの
「サンクトゥス」です












『置かれた場所で咲きなさい」』

2025-03-07 15:22:00 | 日記

これは
シスタ―渡辺和子
ご著者のタイトルですが
マザーテレサの言葉で
あったようですね

長年、
ピアノを学ばれていた
お若い方が
ご主人さまの転勤に伴い
東京に移られましたが
お幸せな生活ぶりを
時々お伺いしていました

ところが
突然、喪中はがきが
届いたのです
驚愕のあまり連絡すると
彼女は心臓弁膜症を発症し
パ―キンソン病と確定
されたのですが
その2ヶ月後にご主人に
膵臓ガンが見つかり
6ヶ月で旅立って
しまわれたのです
とても仲の良い
ご夫婦でしたので
残された彼女は
泣き暮らしていた
ようですが
家を引っ越し
お仕事を見つけて
病と闘いながら
生活をはじめました

何よりも
彼女を支えたのは
音楽だったようです
薬が切れると
左手は全く動かなくなるし
杖も必要な生活との
ことですが
先日、ある演奏会で
心を込めて
演奏をしている
動画を送信してもらい
胸がいっぱいに
なりました

そして昨夜は
3月末の私達の演奏会に
来てくれるとの
連絡があったのです
「どんなに手が
動かなくても
工夫して音楽を
続けようと思います」との
言葉にこちらのほうが
勇気づけられます

大きな悲しみ苦しみを
乗り越えていこうとする
彼女の姿に
昨夜は眠ることが
できませんでした

まさに
置かれた場所で
大きな花を
咲かせはじめて
いるのです







四旬節

2025-03-06 10:18:00 | 日記

この2・3日は
寒くて暗く
小雨模様の
毎日でしたが
今朝は青空と
少し陽射しが
戻ってきました

昨日は
灰の水曜日
イ―スターを
迎えるための
四旬節の
始まりの日でした
ミサの中で
「あなたは土からつくられ
土に返ることを忘れては
ならない」というお祈りが
ささげられます
額につけられる灰は
キリストがエルサレムに
入城したことを記念する
「枝の主日」に頂いた
シュロの枝を燃やして
つくられたものです


今年のイ―スターは
4月20日
イ―スターの前夜の
聖土曜日まで
ミサの中で
グロリア(栄光の讃歌)と
アレルヤは
歌わないのです
第2ヴァチカン公会議以前の
昔のミサでは
オルガンも
鳴らさなかったのです























曽野綾子さん

2025-03-05 16:11:00 | 日記

30代の頃から
夢中になって読んだ
作家のお一人でした



昔、ある教会で
前のお席に
三浦朱門氏と
お二人並んで仲良く
ミサに与っておられました

『妻をめとらば曽野綾子』の
三浦朱門氏に
『あとは野となれ
山となれ』と返されて
いましたね (*^_^*)


その後、
ポ―ランドの
現代作曲家の
ペンデレツキ氏が
来日されて
フェスティバル・ホ―ルで
「ポ―ランド・レクィエム」
の演奏が行われましたが
その日の講演は
曽野綾子さんでした

難しくて手に負えないと
思ったいた楽譜が
凄い音楽になった感動と
緊張気味でいらした
曽野さんのお姿が
脳裏に焼きついています





Requiem aeternam