小学生の頃、推理小説に熱中した時期が誰にでもあると思います。
私も、図書館から借りて時間を忘れて読んだものです。
その代表的なものが、江戸川乱歩の名探偵明智小五郎と怪人二十面相の少年探偵団と、このあかね書房の「少年少女世界推理文学全集」でした。
そのほかSFの全集も読みました。
この推理文学全集にはポー、ドイル、ルブラン、カー、クリスティ、クイーン、バンダインなどそうそうたるメンバーが揃っていました。
その中で、私が子供心を躍らせてドキドキわくわくして読んだ作品がありました。
それはクイーン、バンダイン、クリスティ等の本格派でもドイルやルブランの探偵・怪盗物でもなく、№9のウイリアム・アイリッシュ「恐怖の黒いカーテン」(写真)の中の短編「アリスが消えた」でした。
そのスリルあふれる内容は今でも鮮明に覚えていて、どうしてもまた読みたくて去年いろいろと探しましたが、あかね書房のこの全集はすでに廃刊。ようやくネットでコーネル・ウールリッチ短編集の中に見つけることができました。
しかし、読んでみると肝心な部分の訳がちょっと違っていて、がっかりしました。
この時、故福島正実氏の訳がいかにすばらしいいものだったのかに気がつきました。
先日、市立図書館でこの本と30数年ぶりにめぐり合うことができました。
読んでみるとあの時の文章がそのままそこにありました。
やっぱり覚えていた通りでした。満足満足(笑)
どんな文章かって?
それは冒頭、ぼく(主人公)とアリスの結婚式が終わったところから始まるのですが。。。
・・・
しばらく走ってから、ぼくは、アリスに、そっと聞いた。
「アリス・・・後悔してないかい?」
※花嫁さんにむかって、花むこさんは、かならずこうきくものなんだ。
なぜかって?そうだな、それは、きみの、結婚しているにいさんにでもねえさんさんにでもきいてみるがいい。ごきげんのいいときなら、きっと教えてくれるだろう。。。
この部分です!※の部分がないのです!
ところで、このせりふ。私は自分の結婚式の後使ったかどうか・・・
それはご想像にお任せいたします。
私も、図書館から借りて時間を忘れて読んだものです。
その代表的なものが、江戸川乱歩の名探偵明智小五郎と怪人二十面相の少年探偵団と、このあかね書房の「少年少女世界推理文学全集」でした。
そのほかSFの全集も読みました。
この推理文学全集にはポー、ドイル、ルブラン、カー、クリスティ、クイーン、バンダインなどそうそうたるメンバーが揃っていました。
その中で、私が子供心を躍らせてドキドキわくわくして読んだ作品がありました。
それはクイーン、バンダイン、クリスティ等の本格派でもドイルやルブランの探偵・怪盗物でもなく、№9のウイリアム・アイリッシュ「恐怖の黒いカーテン」(写真)の中の短編「アリスが消えた」でした。
そのスリルあふれる内容は今でも鮮明に覚えていて、どうしてもまた読みたくて去年いろいろと探しましたが、あかね書房のこの全集はすでに廃刊。ようやくネットでコーネル・ウールリッチ短編集の中に見つけることができました。
しかし、読んでみると肝心な部分の訳がちょっと違っていて、がっかりしました。
この時、故福島正実氏の訳がいかにすばらしいいものだったのかに気がつきました。
先日、市立図書館でこの本と30数年ぶりにめぐり合うことができました。
読んでみるとあの時の文章がそのままそこにありました。
やっぱり覚えていた通りでした。満足満足(笑)
どんな文章かって?
それは冒頭、ぼく(主人公)とアリスの結婚式が終わったところから始まるのですが。。。
・・・
しばらく走ってから、ぼくは、アリスに、そっと聞いた。
「アリス・・・後悔してないかい?」
※花嫁さんにむかって、花むこさんは、かならずこうきくものなんだ。
なぜかって?そうだな、それは、きみの、結婚しているにいさんにでもねえさんさんにでもきいてみるがいい。ごきげんのいいときなら、きっと教えてくれるだろう。。。
この部分です!※の部分がないのです!
ところで、このせりふ。私は自分の結婚式の後使ったかどうか・・・
それはご想像にお任せいたします。