ととちの日記

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川越にお出かけ 喜多院1

2009年10月24日 | 建物・寺社・暦
喜多院 本堂
喜多院 本堂
ここはとても大きなお寺です。地図で見て『大きいなぁ』と思っていましたが、行ってみてもっと吃驚。本当に大きいところでした。本堂も多宝塔も五百羅漢も半端じゃないです。

何でこんなに大きく、手厚くなっているんだろう。東照宮もあるし何なんだろう?って思っていたら、どうやら徳川家康縁の地のようです。看板によると出生した土地とあったような。

一説によると、野球の江川投手の江川と徳川とは両方とも『えがわ』と読めますよね。縁があると言う話を聞いた事があります。と言う事は徳川氏は東の人間なのでしょうか?うーん、判らない。

まあ、そんな事は置いといて、いろいろ見所がある場所でした。ちなみに五百羅漢の脇の紋を撮影したのですが、ここの紋が『丸に二つ引両』だったのには驚きました。この丸に二つ引き両は足利氏(足利尊氏など)の紋で、天海僧正の紋とも言われているようです。うちも実は一緒なのですが。

建立は天長7年(830年)で円仁(慈覚大師)が開祖と言われています。信じられないほど古いですね。

むかしむかし、天海僧正はここの山号を『星野山』から『東叡山』にした事があります。東叡山とは東の比叡山です。ひょっとして関東全域を京都に似せようとしたのでしょうか。その後、東叡山の山号を星野山に戻すのですが何か都合があったのでしょうね。

広いので行きませんでしたが、慈眼堂と言う堂宇があるのですが慈眼は天海僧正の諡です。この慈眼はいろいろな所に出てきますよ。探してみると面白いかも。
喜多院 入り口
喜多院 入り口
喜多院 山門
喜多院 山門
天海僧正像
天海僧正像
五百羅漢
五百羅漢
喜多院 本堂
喜多院 本堂
多宝塔
多宝塔




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