町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

これからマイホームを購入する全てのイケメン達へ。

2023年01月24日 23時54分19秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。




司法書士の皆さん。

”あれ”が発生しました。



いやね、妻の知り合いが家を購入するとのことで、その時の司法書士の費用がウン十万するらしいんです。

その費用が高いかどうかわからないから僕に意見を聞きたいと。



たぶん”あれ”だろうな~と思いつつ、費用がわかる書類の写メをもらったんですが、やはり”あれ”でした。

これは司法書士あるあるで、全国の司法書士が悩まされている事柄でもあります。








家を購入する場合、所有権を売主から買主に移転(所有者を買主名義に変更)させる必要があり、この手続きには司法書士が必要になります。

この時、通常、司法書士は不動産屋さん(以下、「仲介」と言います。)に対して見積書を送り、仲介から買主さん(場合によっては売主さん)にそれが伝達されます。


さて、問題が2つ。



【問題点①】司法書士の見積書の特殊性

司法書士の見積書には「報酬」と「税金(登録免許税)」が一緒に記載されています。
つまり、総額だけを見るとすごく高く見える。

ここテストに出るのでもう一度言います。


総額だけを見るとすごく高く見える。


しっかり報酬だけ見ると司法書士がいかに可愛らしい報酬でやっているか。
涙なしには語れない真実がそこにはあります。




【問題点②】仲介から買主への伝達方法

司法書士から仲介に見積書が送られ、それが買主に送られます。

その時、司法書士が作成した見積書をそのまま流す(この場合には問題点①が顕在化する)こともあれば、仲介が作成した売買にかかる費用(仲介手数料や司法書士費用や税金等)が総合的に書かれた説明書?みたいなものを渡す場合もあると思います。

この説明書みたいなやつがくせ者です。
この説明書にはこんな感じで記載されます。


仲介手数料 〇〇万円
司法書士費用 〇〇万円
〇〇費用  〇〇万円
△△費用  〇〇万円


上記のように記載されるのですが、ここの司法書士費用には報酬だけではなく「税金」が含まれています。

そして、売買の場合、司法書士の報酬よりも税金の方が高いことが通常です。


ここテストに出るのでもう一度言います。


売買の場合、司法書士の報酬よりも税金の方が高いことが通常。


問題点①の場合には、報酬と税金の内訳が確認できるのでまだいいのですが、問題点②の場合には、報酬と税金の内訳がわかりません。
(決済後には領収書が渡されるのでそこではわかるでしょうけど。)

だから、一般の方は司法書士の報酬がものすごく高く感じてしまう。





以上。

今回のケースは問題点②のケースでした。


たぶんだけどほとんど税金だよ~って伝えてと妻には言っておきました。


そろそろ、司法書士の見積書に免許税を載せない方向で改革を進めてほしい。

マイナンバー普及したら紐づけして免許税引き落としとかにしてほしい。

本心としては、たとえそれが税金を含めた額でも「司法書士に払うお金ならしょうがないよね。大変な仕事だもんね。」と納得して頂けるような世の中にしたい。












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