町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

行きつくべき所

2022年11月02日 18時34分00秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。




とある地方で信託契約書の公正証書を作成するべく、公証人に信託の対応可能か聞いたところ「まぁできる・・・とは思うけど、ほとんどウチの地域ではないからね~。」とのこと。

不安を拭えぬまま文案投げました。







司法書士試験合格者の方は、就職先が見つかった方も、まだ就職活動中の方もいるかと思います。
どのような事務所に就職するのがいいのか迷っている方もいるでしょう。

僕なんかは、資格を持っているだけでまだ何もできない。補助者時代の経験はあるけどまだまだ未熟でお荷物になる。最悪、給料0円でもいいので働かせてほしい!と本気で思いながら事務所を探していました。

幸いにもすぐに事務所に雇ってもらえましたが、そういった感覚は必要じゃないかな。
もちろん、どんな案件でも対応できまっせ!みたいな優秀な司法書士であれば違うでしょうけど。


個人的には、給与やら待遇やらは二の次で、自分が司法書士として成長できる事務所なのかどうかが大事だと思います。

今では時代遅れの考え方でしょうね。

成長?? 給料いらない?は?うっわ、こいつさぶ!!とか思われそうです。
まぁ、実際、給料いらない情熱は持って半年でしょうね。だんだんと不満と欲が出てくるはずです。笑










引く手数多と言われる司法書士ですが、それは大手の決済事務所に当てはまりやすい気がします。
個人事務所ではより吟味する印象です。


1人雇うと、事務所側は事務手続きが結構あります。
相性悪くて辞めてもらうにしても、また事務手続きが地味にある。
なので、所長がそういった事務手続きをするような個人事務所では、資格者だからといってそう簡単に雇わないんじゃないかな~。

もちろん事務所によって考えはあると思いますが、資格者だから採用するという事務所は逆に気を付けたほうがいい気もするし。
単なるコマとして扱われる可能性も否定できないっすよね。


大手の事務所であれば、人も多いので補助者の先輩が教えてくれると思うのですが、個人事務所だと所長自らが新人に教える環境は珍しくないと思います。

ですから、そういった事務所の多くは「自分の時間を割いていろいろ教えたのにすぐに辞められてしまう」ことを恐れています。

これは永遠のテーマです。

いえ、永遠の恐怖です。

それは事務所側の都合なので知ったこっちゃないと思いますが、少し気にしてあげると所長のハートをガッツリ鷲掴みすることができるかもしれません。



独立を考えての就職なのか、将来のことはあまり考えずの就職なのか、ずっと勤務でいるつもりでの就職なのか、いろんな道はあるでしょうが、本気で考えて本気で行動していれば行きつくべき所に行けるはずです。


まぁ1つだけ言えることは、資格者だから選び放題っしょという感覚の人は雇う側からすると申し訳ないですがいらないですよね。

そして、事務所側も被雇用者が人生を楽しめるような環境を作らないといけないですね。













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