町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

正義へのアクセス

2023年08月30日 15時49分01秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。




家庭の法と裁判(45号)において、「所有者不明土地問題とこれからの相続」と題した座談会(司会:山野目教授)の様子が掲載されていました。

法務省担当者、弁護士、大学教授、司法書士のやり取りはとてもエキサイティングです。

その中で、法社会学の中では「正義へのアクセス」という言葉があると知りました。

この言葉には、司法手続きへのアクセスだけではなく、法専門職へのアクセスも含まれていると。



例えば、相続などの悩みに対して「どこに相談をすればいいのかわからない」という一般の方はかなり多くいると想像しています。

実務を行う中でも「最初から司法書士に相談をしていれば・・・」なんてことも珍しくはないですし、現状かなりの数起きていると肌感覚で感じます。

間違った"それらしい所"に相談をしてしまって、無駄な相談料や紹介料などを取られてしまうなんてことは多発していることは想像に難くありません。


また、さらに言えば、どこに相談をすればいいのかわからないという点だけではなく「相談に至るまで」も大事な点になろうかと感じています。


司法書士に相談をすればいいとわかっていたとしても、どの司法書士に相談をすればいいのかわからない、相談はどのような手順でするのかわからないなど、別の不明点が出てきてしまう。

人間という生き物は不明点があると動きが鈍ります。
今動かなければ死んでしまう、という事柄であれば不明点を調べるために尽力するでしょうけど、大抵のことはそうではありません。



司法書士の業務も多岐に渡りますので、司法書士によってその得意分野も当然に異なります。

つまり、相談に至るまでの道のりが険しいという問題。


ホームページがある事務所であればある程度の判断ができるかもしれませんが、ホームページなんてものはお金をかければいくらでも作りようがあります。

誤解を恐れずに言えば、その内容が真実であるかどうかわからない。

ホームページ上で得意分野と謳っている内容が、実はこれから力を入れたい分野で案件を多く受任していきたいと考えている事務所本位の内容になっているかもしれない。

僕は疑い深いひねくれた人間なのでそのように警戒をします。




話は少し変わりますが、僕はちょっとでも体に違和感があるとすぐに病院に行きます。

なぜなら「これは癌だ。ヤバイ。まだ死にたくない。せめて子供がどんな大人になるかだけでも見届けたい。」と本気で思うからです。
ウソと思うかもしれませんが、本気で恐怖に襲われます。
本気だからこそすぐ行動します。


今でこそ、町田駅前の病院はほぼ全てコンプリートしているほど行き尽くしているので、症状に応じて病院を使い分けることが可能になっています。

僕の事務所デスクには、町田駅前の病院の診察券が30枚はあります。

町田駅前の病院の相談なら弊所にお任せください。
症状に応じて最適な病院をご紹介致します。



そんな僕も、初めて行く病院はホームページをとことん調べます。

経営者としてホームページを作る側でもあるので、なんとなく嘘っぽさとか感じたりすることもあります。

もちろん半信半疑で行ったらめちゃくちゃ良い病院で罪悪感に苛まれた経験も豊富です。





よくわからない話になってしまいましたが、僕らが思っている以上に司法書士の存在はマイナーです。

でも、一般の方が財産や権利のことで悩んだ場合、たいていのことは司法書士に相談すればなんとかなります。

相談先の司法書士が対応できないものは提携の専門家を無料で紹介してくれるはずです。



僕ら司法書士は、いかに司法書士の存在を周知するか。

いかに一般の方がアクセスしやすい環境を整えるか。

昨今話題の相続登記義務化は勝手に国がやっていることにたまたま司法書士が必須になるという棚ぼた的な制度という捉え方も可能ではありますが、そうではなく、司法書士から何かを発信するということをしないといけないなと思います。



















円満相続トータルサポートHP



~~~日々の暮らしに「安心」と「活力」を~~~
〒194-0013
東京都町田市原町田二丁目2番1-403号
司法書士・行政書士 町田リーガル・ホーム
TEL : 042-850-9737
FAX : 042-850-9738
Mail : miyashita@machida-legal.com
~~~~~~~~~~~~~~~

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 民事信託士の更新研修 | トップ | 建物の種類ストイックすぎ問題 »
最新の画像もっと見る