町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

みなされすぎ問題

2022年11月12日 00時35分07秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。



相続税計算における"みなされすぎ"問題。

立案担当者は岸田総理でしょうか。








最近、相談者の方は、ご自身で勉強してから相談にいらっしゃる方が増えたような気がします。

しかし、ほとんどの方が勘違いをされていたり、間違った理解をされています。

司法書士業務は情報の非対称性が生じやすいと思うのですが、特に民事信託(家族信託)の台頭(と言っても市場の下火感はありますが。)によりそれが顕著になった。

認知症という誰でも起こり得る不条理を危惧し、それによる資産凍結等を回避できないかとネットを眺めてみると民事信託(家族信託)という制度にたどり着く。

その情報が正しいかどうかは別にして、ネット上に情報は溢れている。



なになに、成年後見制度を使わなくてよくなるのか。

ふむふむ、受託者は子供がなれて財産を好き勝手にできるのか。

ん?全財産を信託財産として設定しなければいけないのか。

え?遺言書作成しなくてもよくなるの?

子供が親の財産を預かって管理すればいいんでしょ。




わかったようなわからないような。

ここで1つ言えることは、信託はネットでちょっと調べたくらいでは絶対にわからない、ということ。

この世に”絶対”は数えるくらいしかないですが、その内の1つの”絶対”です。

信託を扱うには、相続遺言後見登記贈与、税金、保険などの知識が必要になる。

僕自身も信託の勉強を始めて10年ほど経過しますが、それでもまだまだわからないことだらけです。




自分で調べることはもちろん大事ですが、こと信託に関しては専門家に相談して根掘り葉掘り聞いた方がおそらくいいと思います。

専門家である我々の課題は、いかにわかりやすく伝えることができるか。

わかりにくいことをわかりやすく。

勉強は一生続きそうです。









遺言書の検認手続きに同行してきました。

代理人ではないのであくまでも同行ですが、それで少しでも気持ちが楽になって頂けるのなら喜んで同行します。
ただでさえ裁判所という場所は初めてという方も多いですからね。

無事に検認が終わったので、遺言執行も引き続き全力でサポートさせて頂きます。












円満相続トータルサポートHP



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