MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

盛春から晩春へ(春の速さを定点観測)

2016年05月03日 | あらかると


ゴールデンウィーク中で、
特に、3~5日の間はどこの公園に行っても混み合っている。
ということで、
この間は比較的人も居ない大津川で、久し振りの釣りを楽しもうと思っていたが、
朝から風が吹いており、午後からはやや強い風も吹くとの予報。

釣りに風は大敵で、水面に波風があると「魚信をみる浮子(ウキ)」が役立たず、
竿や道糸(釣り糸)も風に煽られてしまい、釣りには不適なのである。

ということで、一日インドアで4月の写真の整理を行った。


写真の整理をして居ると、盛春となってからの春の息吹の速さに驚かされた。
以下は、市川市大町公園で園景の一部を定点撮影をしていた画像です。

「2月8日撮影」
黄菖蒲の芽が出てきたころで、まだ冬景色に近い。


「3月18日撮影」
上の写真から約40日後、黄菖蒲は大分芽吹いてきたが、まだ春園という感じではない。


「4月1日撮影」
黄菖蒲の周囲の荻や葦の芽が出る。
ここまでくると、日を追うごとに成長してくるのが判る。


「4月6日撮影」
園内が緑に包まれつつあり、後方に見える木々にも若葉が発生している。


「4月15日撮影」
上の写真から9日後にも拘らず、園景は緑一色になってきた。


「4月19日撮影」
上の写真から僅か4日後、黄菖蒲が咲き始め緑はいっそう濃くなってきている。
2月から3月にかけての遅々とした変化に比べると、
盛春の「萌え」の速さは異常ともいえるほどなのである。
が・・・
これが自然そのものなのだが、比較して判ったことでもある。


巻頭の写真は5月2日撮影のもので、黄菖蒲が咲きそろってきており、
荻や葦も黄菖蒲の背丈を越えるほどに伸張してきている。
やがて、葦は人の背丈よりも伸び、広がりのある園景は徐々に失われていく。
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