MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

赤筋金亀虫、瑠璃小灰蝶、沢蟹など

2016年05月26日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


今日は宝石のように美しい「赤筋金亀虫(アカスジキンカメムシ)」に出会った。
取り立てて珍しいものではないが、緑金色の姿は美しい。


触覚も頭部も脚も金色に輝いている。


下の写真は4月15日に撮影した赤筋金亀虫の5齢幼虫と思われるものだが、
僅か一ヶ月で華麗な変身を遂げた事になる。


樹液場では、2頭の里黄斑日陰(サトキマダラヒカゲ)が吸液中で、
上下に並んでほぼ同じ場所に吸水管を伸ばしていた。


黒大蟻や虻やハエの仲間も寄ってきており、まるで昆虫達の晩餐会場のようである。


別の泥濘では「瑠璃小灰蝶(ルリシジミ)」が採餌中だった。


30cm程の巾しかない湧き水の流れの中では、沢蟹が採餌中だった。


春から初夏へ、そして初夏から盛夏へと、小さな生き物の世界はめまぐるしく変化している。

巻頭の写真は、月、火と剪定などの手入れが行われたバラ園の寸景。
咲き終えた花が処理され、樹高も揃えられた為か、バラ園内の色彩が鮮やかさを増していた。
いよよ明後日は「バラまつり」が開催される。
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