MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

残月と昆虫達の採餌姿

2016年05月22日 | あらかると


今日の早朝、西の空に満月のような残月が見られた(巻頭の写真・4時38分撮影)。
位置的には富士山の山頂付近だったが、晴れているにも拘らず視界は良くなく、
富士の姿は見られなかった。
月齢を調べてみると今日の正午が15.3の満月なので、写っているのは14.3だった。

昆虫達の採餌(食事)する姿はよく目にする光景だが、
最近撮った「北姫平田虻(キタヒメヒラタアブ)」の採餌写真を検証して居ると、
採餌前の花蘂の花粉の量と、採餌後の花粉の量に違いがある事がわかった。

「採餌中の蘂の花粉の状況(矢印の部分)」


「採餌後の花粉の量(矢印の部分)」
上記撮影の1分後で、明らかに花粉が減少しており、食べられた事がわかる。
花粉を食べるらしいことは判っていたが、実証できたのは私にとって初である。


その他の昆虫の採餌光景。
「ダイミョウセセリの吸蜜」


「コミスジの吸水」


「アオハナムグリの採餌」


「七星天道虫の捕食」
天道虫はアブラムシ(アリマキ)を食べることは知っていたが、
幼虫(下の写真手前・黒にオレンジの斑点)もアリマキを食べるようである。
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