まいにち、てしごと。

日々の手仕事を書き散らす

編み機の沼、買ってみた編その2。

2024年07月24日 | 編み機
皆さん、こんにちは。

夏になるとポストに大量のきゅうりが投げ込まれる笛木なつみです。

福島県民あるあるだと思うのですが

夏になると桃、ナス、きゅうりのお裾分けというか押し付け合いになります。

野菜はともかく、桃は足が早いのでとにかく毎日商品しないとあっという間に腐り捨てる事になります。

おかげで桃は買ったことがありません😅

さて、前回の続きです。

新たに購入したゴム編み機を開封していきます。




搬送中に動いてしまった為か、付属品があちこちに飛び散ってました。






なんの汚れなのか分からないけど、プラスチック部分は結構汚れてます。

溝板には錆もなくきれいです😍

びっくりしたのはベラ針‼️
錆ひとつありません😳😳
こんな事あるの?

キャリッジの裏側です。
錆無し、稼働部分もちゃんと動きます。

固定金具と工具が酸化しています。

なんかタマムシ色になってる🙄🙄

これくらいなら軽く掃除してしまいましょう。


とりあえず入れ物から掃除します👍
せっかく本体を綺麗にしても汚い所に仕舞いたくないですもんね。

エアーでゴミを飛ばしてアルコールティッシュで拭きます。

溝板の裏の取り付け金具を掃除していきます。

分かりますでしょうか?
劣化した粘度の高い黄色い油がべっとり。

取り外して良く拭き取ります。





全体的に拭き取ったら油を差し直します。

レールや溝、稼働部分に塗り塗りしたらピカピカ✨


キャリッジもアルコールティッシュで拭いてあげたら綺麗になりました。




連結アームも綺麗だったのでサッと拭いて終わり。

タマムシ色になった工具もピカールで磨いたらちょっとマシになったかな?

ゴム編み機の保管には元箱が重要になります。

経年劣化したダンボールは弱く、穴が空いていたり破れいていたり。







クラフトテープで補修しようかと思いましたが、テープが劣化すると余計に悪化してしまいます。

ダンボールの補修はまた後日かな。

さて、次回は動作確認していこうと思います!

それでは、また今度👍

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編み機の沼、買ってみた編。

2024年07月22日 | 編み機
皆さん、こんにちは。

IHのコンロの吸気口にもっさり埃が溜まっているのを見て見ぬフリをしている笛木なつみです。
(掃除しろや)

さて、今回はヤフオクで未開封未使用だけどジャンク品の編み機を買ってみました。

コツコツと1年近く編み機貯金をしていたのを全部動員して
ちょっとはみ出た金額は誕生日プレゼントという事で夫に許可をもらいました🫡

おかげで落として壊した糸巻き器が買えません🤣



未開封で未使用なのになんでジャンク?

という謎めいた文言なのかというと

出品者に編み機の専門知識が無いため、動作確認が出来ない

そして未開封なので中身が経年劣化でどんなふうになってるか分からないからなのです。

未開封であるには実は開けてみたら朽ち果てていたというリスクはあるものの

未開封だからこそ付属品の欠品はない

というメリットもあります。

とはいえ全く中身をみないで買うには勇気が要りますよね。

なんだろう、新築物件を内見しないで買うみたいな感覚…🤔🤔

果たして結果はいかに…😅

今回購入したのはbrotherのパリエ8(kh-881)とゴム編み機(kr-850)です。



現在所有しているオートLはベラ針が特殊なので代替え針が存在しません。

針が紛失、壊れたりしたらそれでもう終わりです。

手に入れられる方法はオークションで丸ごと購入して部品取りするしか手はありません。

今後の為を思って、代替え品がある編み機に買い替えたいなぁと思ってのことでした。

とはいえ、この前シルバーリードの編み機買ったんじゃないですか?と思われると思いますが

私もそう思います😑

シルバーリードの編み機とbrotherの編み機の違いを比べてみたかったというのが編み物道具マニアの本音です。

現在(2024年7月)パリエ8はオークションでよくみられる比較的新しい編み機です。

パリエ7もありますが仕様は全く一緒で、色違いと思っていただければ良いかと思います。

オークションでは状態が良いもので2万円から3万円くらいで取引きされています。

ゴム編み機はあまり出品がないため、大体の相場は4、5万くらいです。

購入したゴム編み機kr-850は830、840もありまして、それらもパリエに対応してます。

ということでやってきました編み機さんたち。



いらっしゃいませ🤲

とりあえずパリエ8を開封していきます。




開け〜ゴマ‼️
説明書とパンチカード‼️
シルバーリードのsk280はパンチカード欠品してたから嬉しい😃

外装は黒ずみで汚い…😱

持ち手部分なんて怖くて触れない😱😱😱

とりあえず開けてみました。

溝板の針位置シールは黄ばんでます😭

アームやその他の部品に汚れは無さそう。

付属品は全部揃ってるけど、油は劣化してるからこのあと中身捨てます。

キャリッジはピカピカ✨

若干古い油が残ってるかな🤔


溝板にも錆は無し👍

キレイですね😍

びっくりしたのは針の状態😳

絶対錆まみれだと思ったのにすこーしだけしか錆びてませんでした。
磨いて綺麗になる範囲👍

針押さえ棒は朽ち果ててました。
これは想定内。

レースキャリッジもアームも綺麗です🥰🥰🥰


とりあえず外側の黒い汚れを落としました。
アルコールティッシュでは落ちなくてマジックリン使いました。
重曹やセキスなど色々試したけど歯が立たなかったので、マジックリンは最終手段。
あまりおすすめはしません😅
なぜなら塗装が禿げたりしてしまうから。
見えないところで試してから使ってみてください。

掃除してたらアームのレバーパーツがぽろっと取れてしまいました。
よく見たら割れちゃってます。
プラスチックは経年劣化でめちゃくちゃ弱くなるから仕方がない🥲
接着剤で補修します。

取り扱い説明書は虫に食べられたみたいでギザギザに…😑
取説はブラザーさんでダウンロードしてコピーしようかな🤔

メンテナンスとしては針押さえ棒の交換と
針の錆落としですね。

針押さえ棒はスポンジ交換しなきゃ
あと名前がよく分からないけど針の下にあるスケール

これがなぜか朽ち果てて禿げていた😞

細々としたやつをAmazonさんで注文したいのですが、パリエ8は代替え品がちゃんとあるので助かります😆

長くなったのでゴム編み機の開封は次回にします。

それでは、また今度。

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編み機でまっすぐ編むカーディガン。

2024年07月18日 | 編み機
皆さん、こんにちは。

回転寿司に行くと必ず納豆軍艦から始まり、締めは納豆軍艦を食べる毎度お馴染み笛木なつみです。

福島県は納豆の消費量全国一位らしいですね。

スーパーに行くと納豆の品揃えが豊富なんですが、これが普通だと思ってた私。

去年沖縄旅行に行った時、納豆売り場が小さくてびっくりしました。

さて、今回は編み機でカーディガンを作ってみました。


使用した毛糸はこちら、opalの金平糖です。
コロナ渦よりも前に大量にゲットし、ずっと温めて置いたものです。

温めて過ぎたのか、若干ホワイトの部分が黄ばんでるように見えます。

愛機のbrotherハイLとゴム編み機kr-580を使用しています。

後ろ見頃から編み始めて、そのまま前見頃までひたすらまっすぐ編みます。
減らしたり増やしたりは一才していません。

メリヤス編みからゴム編みにする時設定をミスってやり直したり






目落ちと戦いながらどうにか袖を編みました。



なんとなくだけど、やっぱり黄ばんでるように見える🤔

ホワイトがまばらに見えるんですよね🤔

袖は肩山を中心に見頃から拾ってひたすらまっすぐです。

前立てをどうするか散々悩んで試行錯誤して





ようやく前立て完成。

見頃に引き抜き編みでつけていきます。



袖下と脇を綴じます。

完成しました👍


着画はこちら












良い感じに出来たんではないでしょうか?

まだちょっと前立てについて変えたい部分があったので、また後日トライすることになります。

つづく。

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編み機のメンテナンス。

2024年07月16日 | 編み機
どうも、こんにちは😃

家庭科の宿題で、お裁縫をやっている娘を見て
口出しと手出ししたいのをグッと堪えている笛木なつみです。

ついつい、あーそこでそうしたら玉結びがぁ〜とか
糸長く出し過ぎ〜とか口出ししたくなるんですよね😅

さて、今回は編み機のメンテナンスについて書いていきたいと思います。

ちなみにこれは私の自己流ですので
ちゃんとオーバーホールしたいのであれば修理屋さんに出す事をおすすめします。

家にあったものをとりあえず直したいとか、安く済ませたい!とご自分でやってみたい方のみ
自己責任でお願いします。

まず、メンテナンスに必要なものをご紹介します。


使い捨ての手袋
機械油が爪に入ると真っ黒になって2、3日取れません😑

ウエス
古いTシャツなんかを切り刻んでも良いです
タオルのような毛やパイル地のものは引っかかるのでやめておいた方が良いです
キッチンペーパーみたいなウエスがホームセンターに売ってたりもします

アルコールウエットティッシュ
金属類に水分は錆の原因になるので、薬局で売っているエタノールで拭くのをおすすめします。

ピカール
クリーム状の研磨剤です
Amazon売ってます。



次に重要なのがミシン油です
編み機もミシンと同様で油はミシン油を使います
ホームセンターで売ってるシリコンスプレーやクレは避けてください
このミシン油もAmazonで購入できます。



最後はあったら便利だなという意味で、ハケ付き容器です。
これにミシン油を入れて編み機に油をさします。
もちろんスプレータイプのものでも良いのですが
あちこち飛び散ってフローリングの床が滑りまくるようになったので
この容器に入れて使うようにしてます。
こちらもAmazonで手に入れました。

さて、実際にメンテナンスしていきます。
ベラ針の薄い錆は目の細かいサンドペーパーか研磨剤で落とします。


それでも落ちない強い錆はサンポールやトイレ用洗剤につけおきするという手もありますが

しっかり中和しないと逆に錆が強くなったりするのであまりおすすめしません。

そこまで強い錆ですと錆を落としても腐食してボロボロになってたりする事があるからです。





こうなってしまうと編んでる途中に腐食部分に毛糸が絡まって編めなくなってしまいます。

こういう場合は潔く針のみ買い替える事を検討してみてください。

針もAmazonで手に入ります

特殊な形のベラ針は売ってない事もあるので気をつけてください。

研磨剤などで磨いた針はメッキが剥がれて鯖やすくなるので、しっかりミシン油を塗布しておいてください。

次に、針押さえ棒の交換です。
針押さえ棒は劣化してボロボロになったスポンジを除去し、新しいスポンジに交換します。

取り替え方の詳しい説明はニッティングバードさんで詳しく説明されておりますので、そちらをどうぞ↓
針押さえ(両面布はりスポンジ) / ブラザー編み機専用ほぼ全機種使用可

針押さえ(両面布はりスポンジ) / ブラザー編み機専用ほぼ全機種使用可

お届け方法についてこの商品はクリックポストでの配送となります。ご注文内容や点数によっては、 佐川急便でのお届けに変更になる場合がございます。あらかじめご了承くださ...

proef / Knittingbird

 
経年劣化によるプラスチックは非常に脆いので外す時粉々になったりします。
上手く外せるとこんな感じです。


本体ケースの部分などはエタノールなどで拭いて汚れを落とします。

キャリッジはひっくり返してまず古い黄ばんだ油をウエスでよく拭き取ります。




劣化した古い油は黄ばんで粘度があるので、可動部分が固まってしまう場合があります。
よく拭いて新しい油をさして可動部分がスムーズに動くようになるまで
キャリッジについているダイヤル、ボタン、レバーを動かして油を馴染ませてください。

あとは溝板です。



キャリッジが乗るレール部分の古い油をよく拭き取り、新しい油をさします。



キャリッジを何度か動かしてスムーズに動くようになるまで油を馴染ませてください。

ミシンも編み機も油が命です。

そして糸の掛け方、糸調子ではじめて編むことができます。

ミシンでうまく縫えない💦という時、最初に確認するのが糸の掛け方です。

糸を通すところに入ってなかった、掛かってなかった

ただそれだけで上手く縫えなくなってしまうのです。

編み機も全く一緒です。

キャリッジがスムーズに動かない、編めないのは糸の掛け方だったり油が足りてなかったりです。

上手く編めない時に最初に疑うのは「壊れてる」のではなく、基本的な上記のことを見直すだけで解決する事が多いです。

本当はこれらの事を動画にしようと思ってたのですが、
動画にしてしまうとなかなかネット検索に引っかかりづらく
探し出すのに苦労するので敢えてブログに残してみました。

そのうち動画にもしてみたいと思いますが、気長に待ってもらえると助かります🙇

それでは、また今度👍

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編み機の沼、続。

2024年07月15日 | 編み機
皆さん、こんにちは。

以前「編み機の沼」からだいぶ間が開きましたが、またまた編み機に沼ってます😅

なんでしょう、未知のものへの探究心というか

知れば知るほど楽しいのです。

編み機が普及したのはもう何十年も前のこと。

編み機の歴史を調べてると実に興味深いのです。

編み機についてはこちらの動画で語っております。


なにせかなり古いので、ネットで調べてもなかなか出てこなかったり

編み機の動画や記事を書いている方に直接連絡してみたり。

それでもまだまだ分からないことばかりです。

編み機を手に入れた発端の父にも尋ねてみたところ

昔は海外からの需要が高く、よく編み機がないか探してくれという要望が多かったようです。

YouTubeなどで見てると確かに海外の方が編み機を使用している動画をみます。

私が知らないだけでもしかしたら世界中にたくさんの編み機が今でも現役で活躍しているのかもしれません。

今までbrotherさんのオートLとゴム編み機だけ所有していましたが

今年の春に新しく編み機を購入しました。

編み機の生産企業で二代巨頭だったシルバーリードさんの編み機がずっと気になっていました。

それでシルバーリードのカンタンsk280を購入しました。

こちらは現在ドレスイン社さんから購入できます。

しかし新品だと10万以上する代物で、新品で購入するにはなかなか手が出しにくい😑

という事で中古をオークションやフリマサイトで探してやっと見つけました。


開封してみると思ってたよりも状態が良く、これ新品じゃないのか?とびっくりするくらいでした。

とはいえ中古であるには変わらないので、状態を確認していくと

編み機として重要である

①針押さえ棒

こちらはスポンジが劣化してペラペラになってました。
でもこれは想定内。

②ベラ針

針の状態ですね。
これが錆びて朽ち果ててると買い替え、錆が深くなければ研磨して落とせます。
今回は少し錆が付着していましたが、落とせる範囲だったので針の総取り替えはしなくて済みそうです。

③キャリッジ

持ち手がついていて左右に動かす部分です。
ひっくり返して錆や腐食で稼働しないところはないかどうかです。
実際みてみると錆びてる様子もなく、レバーやダイヤルなどスムーズに動くのでこちらは問題なさそうでした。

開封した時の動画はこちら↓


中古で買う場合での注意点ですが
まず、新品、未使用とあってもほとんどがジャンク品として売られて来ることが9割です。

出品者に編み機の知識がなく、動作確認出来ないためです。

またそれに伴い、備品や付属品の欠品もよく見受けられます。

そのため欲しい編み機があれば編み機の説明書を探して

出品されている写真と照らし合わせ、付属品の欠品がないかどうかよく確認します。

編み機の説明書はブラザーさんのサイトで無料でダウンロードできます!

問い合わせればそこに掲載されてない編み機の説明書のコピーを取り寄せられます。




欠品がある場合は部品のみ探して購入することができたりします。

最悪、ただメリヤス編みだけを楽しむのなら付属品が一部欠品していても編む事は可能ですが🤔

今回購入したカンタンsk280は付属のパンチカードのみが欠品していましたが、
パンチカードはAmazonにも売ってますし
パンチカードを使った作品を編むまでの知識もないので、良しとしました。

ひと通りメンテナスして試し編みしましたがきちんと編むことが出来ました!

編み機のメンテナンスについてはまた別に記事を書きますね🫡

その後、リブ機の購入を検討しまた中古を探し始めました。

ところがリブ機の種類が多すぎて、どのリブ機がsk280に対応しているのか分かりませんでした。

そこでお世話になっている編み機の修理屋さんに問い合わせたところ、お探しのリブ機ありますよ!との事。

部品も全て揃えて整備済みのものを購入することが出来ました!

購入したリブ機はこちら
SRJ70です。


基本的にピッチさえ合えばほとんどのリブ機が使用する事が可能らしく
色んな型番のリブ機の違いは接続するアタッチメントの違いと
一部編み地の違いだそうです

このリブ機は現在販売されているSRP60Nの新品の半額ほどで購入出来ました👍

散々探し回ってようやくゲットできた編み機。

大切に使いたいと思います。

まずは操作や各レバーの役割など頭に叩き込まないとです!

色々やってみて練習頑張ります😃

それでは、また今度。

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