makoの喜怒哀楽

俳句は自分史・転記は禁じます

マネキン(宣伝販売促進員)

2018-11-13 | 日記

♪♪

   ・・・ねぐらに帰ろう・・・

                              ♪♪

 

随分、昔のこと。

「この猿、誰?」

そう言ったのは、息子だった。

「織田裕二に似てない?」

そう言ったのは、四歳上の娘だった。

二人してキャッキャと笑うのだった。

この子たちの前には父親の成人式の写真があったのだった。

 

ほんと、やっぱり似ているわ。夫に。

先に黄泉の国へ行ってしまったけど。

ドラマは見ない私だけどつい見てしまうのはそこにあったのかな。

 

さて、先日、私はマネキン ガール   になったのだった。

店頭でよく見かけますね。

例えばウインナを目の前で焼いていたり、

新商品の販売の為に声をかけるお仕事の人のことですね。

 

SVさんがやってきて、事務所の中に入っていかれたのは知っていた。

もう一人の先輩スタッフさんがタバコの担当をしてらして、

タバコが到着して、事務所の中の収納スペースに収めるべく出入りしていたのですが。

みんなして振り向かれるので、整理は中断するとのことだった。

で、暫くして、SVさんが事務所から出ていかれたので、

私は備品を探しに事務所の中に入った。

「makoさんにやってもらおうか?!」店長さんがにこにこと。

??

「そうだよ、makoさんだよ」ってマネージャーさんがおっしゃる^^。

何のこと?

これこれしかじかで、「店頭でコーヒーをお客さんに宣伝するのだよと。」

「ええーーーっ!!」

「新商品でも出るんですか?」

「マネージャーさんか、SVさんではいけないんですか^^;」

スタッフさんでないとダメだと。

そこへSVさんが戻ってこられて「協力お願いします」とおっしゃられる。

気が付けば、いつの間にか、店頭に小さなテーブルがセッティングされていた。

先輩スタッフさんをさしおくようで嫌だったけど断れば仕事を放棄することにもなる。

試飲用に小さい紙コップが用意され、SVさんが注ぎ、お盆の上に載せて、

来店時のお客様に声をかけさせていただくというスタイル。

やおらスマホを取り出して写真を撮ろうとされるSVさん。

とっさに、テーブルの前からどいた私。

「ダメダメ、makoさん、どいたらダメですよ~」っておっしゃられる。

「なんでなんで、テーブルセッティングだけでいいじゃないですか!?」

「いやいやそれではいけないんです、makoさんに写っていただかないと」

「もう一度、お盆を持ってくださいね」と。

マネージャーさんに「お願いしますよ」と言うと、それもダメとおっしゃられる。

もうね、こうなったら、まな板の   ^^;

うふふ、右手を差し出して、「いかがですか?」ってポーズまでやっちゃった^^;

「ああ、いい、いいですね~!」ってSVさんが^^v

「可愛い~い」って二人して。

・・・たく、もぅ^^;

 

あはは~♪

日頃、人物を入れて写真を撮るときは、

はい、「ウイスキー」って言ってねとか、「お二人見つめ合って」とか注文の多い私^^v

なので、撮り手の気持ちが判るのですね、とっさの行為でした。

もちろん「いかがですか~」って声も添えました^^;

「いいです、いいです、可愛いく写っていますよね

私も注文つけました。「公表しないでくださいね^^;」

約束してくださったのは言うまでもありませんが、

「私はこうやって仕事をしていますよ」って、本部では見せていることでしょうね。

ま、いいっかぁ~^^;