桜が褪せはじめ、台頭してきたのは櫟の差緑、わたしはこれをシャンパンの泡粒のようと思っています。シャンパンを飲むなんて、贅沢な時間を持つ機会は皆無にちかいのですが。せいぜい、小瓶を後生大事にしまっておくぐらい。せめても自然の中にそれを見いだしているというところでしょうか。昨日は朝散歩に集落からの雑木トンネルの道筋で轟くエンジン音。わたしは農道を下ったので、振り返るとブルーのつややかなトラクターをチラリとみとめました。そしてその後、この辺りで一番広い田圃にデンとすれ違ったトラクターが置かれて、人影ナシ。どちらかといえばくす暈けたトラクターをよくみますので、なんだかアニメのキャラクターを見るよう。
そして昼間に通りかかると、水引き田均しした田圃。カラスが儂等の食卓やという風にやってきているんですね。半袖にジャンパーで丁度という気温、そよそよと吹く風の心地よいこと。春風。カラスに波打つ泥田は合うなと…。
そして昼間に通りかかると、水引き田均しした田圃。カラスが儂等の食卓やという風にやってきているんですね。半袖にジャンパーで丁度という気温、そよそよと吹く風の心地よいこと。春風。カラスに波打つ泥田は合うなと…。