今朝はひたひた地面を打つ雨音で目覚めました。外に出て未明の寒い事。
そして散歩にでかけて、靄立つ、青きラピスラズリ比良山系を望むと。ある高度から一線を画して宝飾氷雪帽子。手前の萌え立つ瑞々しい若葉の新緑との対比、神々しいぐらい。空はテンと止まったような紡錘の雲。
そうそうに帰ってくると、この辺りで最後に見られる桜。我が家の後ろから覗き込むように背を伸ばしてさいている桜、ここ何日か帰りくる度に確かめます。昨日あれは「見越し松」という言葉があるのだから、「見越しの桜」だとフッと思いいたったのです。
何故かといえば頻りとヒヨドリがその桜の枝をヒョイヒョイと花密をついばみ吸い枝渡り。その度に澄んだ青空をバックに桜色のなかに見え隠れする、花色に染まるような姿。そして、花がはらりはらり。「花散らしの乱暴モンもっと行儀よくせい」なんて思いもし、まあそれが生きる術たんだからと思いつつ。
なんと幸せなヤツや、桜の花のなかに溶け込むように跳梁し、そして桜の花密を吸う、そしてヒラヒラ花を散らす。夢中。こちらもそれを共有しているような気分になってきてしまいます。
「見越しの桜舞台のヒヨドリ」場なんてのが頭に浮かんできたわけです。
そして散歩にでかけて、靄立つ、青きラピスラズリ比良山系を望むと。ある高度から一線を画して宝飾氷雪帽子。手前の萌え立つ瑞々しい若葉の新緑との対比、神々しいぐらい。空はテンと止まったような紡錘の雲。
そうそうに帰ってくると、この辺りで最後に見られる桜。我が家の後ろから覗き込むように背を伸ばしてさいている桜、ここ何日か帰りくる度に確かめます。昨日あれは「見越し松」という言葉があるのだから、「見越しの桜」だとフッと思いいたったのです。
何故かといえば頻りとヒヨドリがその桜の枝をヒョイヒョイと花密をついばみ吸い枝渡り。その度に澄んだ青空をバックに桜色のなかに見え隠れする、花色に染まるような姿。そして、花がはらりはらり。「花散らしの乱暴モンもっと行儀よくせい」なんて思いもし、まあそれが生きる術たんだからと思いつつ。
なんと幸せなヤツや、桜の花のなかに溶け込むように跳梁し、そして桜の花密を吸う、そしてヒラヒラ花を散らす。夢中。こちらもそれを共有しているような気分になってきてしまいます。
「見越しの桜舞台のヒヨドリ」場なんてのが頭に浮かんできたわけです。