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あなたの想いはあなたそのもの

おばあちゃんの知恵袋!

自閉症患者は実は天才

2015-06-27 09:26:19 | 日記
TEDのプレゼンテーション

アメリカ コロラド州立大学
自閉症学者テンプル・グランディン

彼女は普通に話せるようになるまでに
長時間の言語療法が必要だった

自閉症といっても色々
障害が重く話せない人もいる
彼女も言語療法を受けていなければ
今ここにはいないでしょう
視覚で物事を考える彼女は
言葉を話すために長い訓練が必要でした
学校に入ってからも周囲との
コミュニケーションがうまくいかない
いじめられ知恵遅れと罵られた
彼女にとって人生で最悪の時期
でも、そんな中で支えてくれる人が
いたから成功できたのです
彼女のこだわりを仕事に変えた

辛抱強く励ましてくれた家族

学問の道へ導いてくれた高校の恩師

そんなかけがえのない人たちがいたから
現在の彼女がいる


彼女は長年、自閉症への理解を深めるため
各地を講演して周り
秘められた才能を開花させるための
サポートの大切さを訴え続けている

本当は自閉症の人は実は天才

その才能をどう社会に役立てるか

その才能を引き出していくのか

障害という名のレッテルで片付けることなく

その才能をどう社会に役立てるのか

その才能をどう引き出していくのか

そのことを考えながら彼女のプレゼンに
耳を傾けてもらいたいと想います





世の中には、いろんなタイプの脳が必要だ


自閉症というのは症状に大きな幅があり
しゃべれない子供から
天才科学者、技術者まで

一体どこまでがオタクでどこからが
アスペルガー症候群なのか
アインシュタインやモーツァルトも
現在なら自閉症とされるはず

自閉症の子供が将来
発明家とかになれるようにしたい

さて、まずは自閉症と動物について
言葉じゃなくて絵で考える
自閉症の脳は細部に注目
全体像と細部どちらを先に認識するか
自閉症の人の場合、細かい文字
一方、普通の脳は細部を無視
けれど橋とか造る際、細部も大事
思うに今の世の中抽象的になり過ぎ
多くの学校で実技で学ぶ授業がなくなっている

で、牛の仕事の話
私は牛が何を嫌がるのかがよくわかる
例えば、この動物病院の前にある旗
パタパタする旗で牛が嫌がるのに
誰もそれがわからない
1970年代前半、私は牛が何を見ているか調べ
牛が柵にかかっているコートや
影やホースなどを怖がると知った
私の伝記映画にもこうした
研究のシーンがあります
私が描いた絵も映画の中で出てくるんです
さて私の絵で考える脳ですが
これは画像検索に似ています
私はこれが普通だと思ってた
けれど人々の思考プロセスについて
取材したら違うとわかり衝撃を受けた
例えば教会の尖塔と聞いて
多くの人が思い浮かべるのは
なんか漠然とした尖塔
でも私の場合は具体的な
尖塔の画像が頭に浮かぶ
私の伝記映画には昔の靴が
次々と頭に浮かぶシーンがある
細部まではっきりと浮かぶ
それは一つづつ出てくる
そして天気も自由に変えたりできる
この視覚思考は家畜用設備の設計に
多いに役に立った
私は蓄場の改善を図った
私は設計する時、頭の中で
その設計をテストできるのです
シュミレーションでね
これは家畜用施設を映画のため
見事に再現したもの
映画のスタッフに自閉症らしい
人が多いおかげです

私は自閉症と見られる若者の将来が心配

彼らをちゃんとIT業界に入れて!

私は社交的じゃなかったから
作品で勝負すると決め絵を
武器にして家畜の仕事をしてきた

後もう一つ良かったことは小さい頃
ちゃんとしつけを受けたこと

小学3~4年生で視覚思考タイプだと
わかる子供もいる

けれど視覚的でない自閉症もある

数年前、私は脳スキャンを受けた
私の脳には視覚野につながる
太い線があった
対照被験者と比べ2倍のサイズ
自閉症の人は一次視覚野を使って
考えるという説もある
でも視覚的でない人もいる
自閉症の人は得意なこと
苦手なことがはっきりしている
私は代数ができず数学は抵抗がそこで終了
代数はダメでも幾何をとれるようにすべき

その他の思考タイプでパターン思考というのもある

すごい折り紙作品とかは
パターン思考の産物

そして思考タイプ
まず私のような視覚思考

パターン思考 
音楽や数学が得意

読むのが苦手な
読字障害のある人も

それから言語思考
彼らは物知りだ


さて次は感覚の問題
私はこのヘッドセットに抵抗があったので
30分早く来て装着しなれるようにした
蛍光灯を嫌がる人
音に敏感な人
人によって違います

私は視覚思考だからこそ
動物の気持ちがわかる
動物って感覚的に考えるから
絵で考える 
音で考える
匂いで考える
例えば犬なら消火栓の匂いで色々わかる
そこにいつ誰がいたか
それは仲間かなどを感じ取れる
私はこういうところに注目し
動物への理解を深めることができた
動物の脳や私の脳は
入ってきた情報を分類する
馬に乗ってる男と
地面に立ってる男は違うカテゴリー
乗り手にいじめられた馬は
乗られることを嫌がる
一方、装蹄師が苦手な馬は
地面にいる人を嫌がる
でも乗られるのは平気
馬に乗ってる男と地面にいる男は
絵が違うから別物
そう、とても具体的
多くの人はこうして情報を
分類するのがヘタですね
例えば何か不具合があった時
それが人材育成の問題なのか
あるいは設備の問題なのか
その分類、判断がうまく
できない人が多いのです
設備の問題だとわかったとしても
簡単に直せるのか根本的な欠陥なのか
その判断ができない
じゃあ飛行機の安全性を高める
というのが仕事だったらどうか
もし私が連邦航空局の人だったら
何に注目するのか
飛行機の尾翼ですね
この20年で5件の事故が
尾翼の何らかの故障で起こった
こうした故障はパイロットには見えない
とにかく私は細部に注目する
さまざまな細かい情報を
組み合わせるという思考プロセス
こんな馬も
黒い帽子をひどく怖がるけど
白い帽子なら、全く問題ない


この世の中いろんなタイプの人が必要

あらゆる人をサポートすべき

でも実際そうなっていなくて頭にくる
自閉症の子供が科学などに
興味を持つようにするといった
取り組みが行われていない
私には、素晴らしい科学の先生がいた
高校時代、勉強が苦手だった私を
変えてくれたのは
カーロック先生の科学の授業
先生は人間の目の錯覚の
面白さを教えてくれた
面白いものを見せることが大事
ネットを見せるのもいい
今、中西部だとか、そういった地域の
学校の先生は自閉症の子を
いい方向に導くことが出来ていない
実は脳は変えられるのです
認識力をとるか社交性をとるか
自閉症の脳は、ある部分が過剰に活発で
逆に社交性の回線が足りない

一方をとると他方を失う

極端なケースだと言葉を話さない
普通の脳の場合
言葉が視覚思考を封じる

自閉症の人は言語障害が起きてから
見事な絵が描けるようになった
ゴッホなんかは彼の渦巻きは
乱流の数学モデルと一致する
もしかして人の脳の中には
こうした数学的パターンがあるのかも
とにかく私は面白いネタを集めている
講演で使うんです
子供たちに見せるんです
今や学校で自動車整備や美術がない


いろんなタイプの人をサポートしなきゃダメ


自閉症の脳は今後
社会の中で必要になってくる


私は勉強は嫌いでしたが
仕事は子供の頃からしてた

今、問題なのは時間を守れない
自閉症の子供が多いこと
テーブルマナーを知らない子供も多い
私はきちんと教わった

私は13才の時、洋裁工房で働いていた
大学時代はインターンをして
振られた仕事をどうこなすか学んだ
自分の好きなことだけしていてはダメ
ブロック遊びしている子供には
何か別のものも作らせてみる
自閉症の脳は執着しがち
そこで車に熱中してる子供には
時間や距離の計算をさせてみる
その子のこだわりを利用して
やる気を起こさせるわけ
ある地域の学校の先生たちは
それをやっていないというのが頭にくる

視覚思考者はデザイン関係や写真関係の仕事に

パターン思考者は数学関係や
プログラミング関係の仕事

言語思考者は記者とか舞台俳優

自閉症の人は対人スキルを
芝居感覚で身につける


私の科学の先生は本職はNASAの科学者
いくつかの州では教員免許なしで教壇に立てる
今いい先生は専門学校に多い
彼らを高校に呼べばいい
IT業界を引退した人に教えてもらう
内容は古くても別にいい


大事なのは子供にきっかけを与えること
そうすれば自ら学ぶようになる
指導者が必要
私にとっては科学の先生


それから会社は自閉症の人を雇うこと


そして彼らには仕事の内容を
具体的に説明すること

どの程度の容量の
どんな機能のソフトを作るのか
細かく説明すること


そうすれば自閉症の人でも
仕事が出来るのですから


ありがとう



\(^o^)/


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