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梅雨の成り立ち

2015-06-28 07:02:56 | 日記
あじさいの美しい時期

でも、じめじめとうっとうしい時期

洗濯物はたまる一方

なんで梅雨なんてあるの?

そう想ったことありませんか?

実は私たちの知らない上空で
さまざまな力のせめぎ合いがあるのです


気団
私たちの住む星、地球には
様々な温度差の空気の集まりが

この気団が力のせめぎ合いを
常に上空でやっているのです

私たちの国、日本は北半球
日本の周りには
シベリア気団
揚子江気団
オホーツク海気団
小笠原気団


この4つの気団の力のせめぎ合いで
季節が変わっていくのです

空気の性質は
暖かくなった空気は上へ
すると下は空気が薄くなり
そこへ寒い空気が入り込む

基本はこの性質

地球は西から東に自転している
だからお天気も西から東へと変わってく

太陽を中心に地球は動いている
太陽からの恵みである光
その熱で地面は温められ空気も暖まる
地球は太陽に対して、ちょっと傾いている
だから太陽の光は均等には当たらない
赤道付近はずっと暑く雨も多い
北極、南極は極寒


私たちの国、日本は北半球に

アジアと呼ばれる、その上空では
常に気団のせめぎ合い

冬にはシベリア気団の冷たい空気が入り込む
でもシベリア気団の勢力が弱まって
オホーツク海気団と小笠原気団が勢力を拡大
日本の上空で力のせめぎ合い
どちらも譲らないので
空気は上へと逃げて帯状の雲が出来る
これが梅雨前線
そこへインド洋の気団が季節風(モンスーン)に
乗ってヒマラヤ山脈にぶつかり角度を変えて
湿った空気を日本に運ぶ
インド洋の湿った空気が
オホーツク海気団と小笠原気団に阻まれ
日本の上空で停滞する
これが九州などに大雨をもたらす

3つの力のせめぎ合い
これが梅雨

そのうち小笠原気団が力を増して
やがて暑い夏がくる


これが夏がやってくるまでの
力のせめぎ合い
梅雨の最前線



ちなみに梅雨には諸説ある
まず中国からばいうとして伝わり
江戸時代頃よりつゆと呼ばれるように

日本の歳時記
此の月 淫雨降る これを梅雨(つゆ)と名づく

中国では黴(かび)のはえやすい時期の
雨という意味で黴雨(ばいう)と呼ばれた

しかし日本ではかびでは語感が悪く
同じ季節に実の生る梅に見立てて
梅雨(つゆ、またはばいう)と呼んだという

ちなみに梅雨は中国の長江下流や韓国南部でも




ちょっと、うっとうしい梅雨だけど
たっぷりの伏流水をもたらしてくれる

それは私たちの命をつぐむ

それはあらゆる命をつなぐ

そんなかけがえのない水を
私たちに与えてくれる


雨は多すぎても、怖いけど
確かに私たちの命をつぐむ

それを忘れないようにしたいものですね



(○´∀`○)



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