小学校受験 ママのモヤモヤ飛んでけー!

お受験という造語の中で揺れるママ達。小学校受験指導、20余年間の経験から、ズバリ!悩めるママ達に真のアドバイスを。

小学校受験「夏休みのお楽しみ」

2008年07月23日 | お受験ママへのアドバイス
 面接対策、自由画対策、制作対策・・・ そのために、家族での旅行を計画 たーくさんの思い出作りをして、「夏休みには何をしましたか?」の質問に、明るく、家庭愛に溢れた答えをするように画策をする
 むー、あまり、子どもに多くを期待するのではなく、純粋に、家族での楽しい思い出作りをなさってくださいね

 子どもは、親の思惑通りに感じたり、行動したり、してはくれないものです
 たとえば・・・高級な食材を使って、労力と時間を費やし、最高級と言えるビーフシチューをママが作っても・・・
 「お母様があなたのために作ってくださったお料理で、一番好きなものは何ですか?」
 という質問に・・・
 「むー・・・ハイ 卵かけご飯です」と元気に答えたりもするのです。
 どんなに高級な銘柄卵を使っていても、卵かけご飯は、卵かけご飯 お母様の手料理としては、かなりママは落ち込んでしまうお答えでしょうからね
 
 そこで。一つご提案です
もし、お母様が、我が子の受験準備でお疲れモードであれば・・・この夏休み、潔く、「ご自分の楽しみ中心、お子様のお役立ちは2の次」という時間を考えてみてください。

 この暑い日続きとは言え、やはり子どもの経験のために、暑さも我慢して出かけるべきだ・・・などと思わず、発想の転換はいかがでしょうか
 何も、暑い日中に出かけるばかりが有意義ではないですよ。いっそのこと、夜に出かけるのはいかがでしょう?
 それも、人で混雑を極める花火大会ではなく、たんに、街頭の少ない近所の公園とか、ちょっとした郊外の広いグランドとか・・・満月のような月夜でなければ、案外、街中でも、街頭さえ側になければ、星だって見えるのです

 そこに、レジャーシートでも広げて、おやつなんかを持って、ごろんと親子でねっころがって、空を見上げて、星の話しをする・・・
 これだったら、渋滞にも巻き込まれませんし、予約をする必要もなし。短時間で済みますしね 子どもの受験に振り回されている、って犠牲的精神もいらないでしょう?

 子どもはね、日頃は「寝なさい」とばかり言われる「夜」にでかけることだけで、かなりハイテンションになっていますし、こういう「めずらしい経験 」をすれば、この日のことは、しっかりと記憶にも残りますよ。
 星を見上げるだけではなく、夏の星座の話し、神話など聞かせてあげても良いでしょう もし、その時に、思うように夜空が見られなければ、今度は一緒に、涼しいプラネタリウムに出かけるお約束をしても良いでしょう。

 子どものために・・・受験のために・・・と、自分を犠牲にしている気分になってしまうことがあるのは、決して子どもにとっても幸せなことではありません むしろ、一緒に、さまざまなことを学んだり、今まで気づかなかったことに、一緒に驚いたり・・・夢は膨らむでしょう?どうですか?

 子どものために○○をする、ではなく、私は△△がしたい それは、きっとひいては我が子のためにもなる・・・ということで、言葉かけをしてあげれば、確かに、一石二鳥でしょう
 そんなこと、たくさん考えてみてください



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