「なんて不幸なこと!こんな年に受験をすることになるなんて・・・自粛の時期の分を取り戻さなくてはいけないどうすれば良いの」
そんなお声があちこちから聞こえてきます。そうですね、そう思いますね。よりによって、なんで我が家の年なのと焦りますよね。
でも、焦りは禁物
これは、どんなことにでも言えることです。
小学校受験、中学受験、高校受験、大学受験、就職活動・・・このような、合否を伴うことへの準備の場合には、特に、何か予期せぬアクシデントが起こってしまうと、ついつい冷静さを失い、焦ってしまうものです。当然です。よくわかります。
何事も起こらなくても、常に緊張感の中で心ざわつき、平常心ではいられない状態なのですから。それでも、やっぱり原点にもどれ!「焦りは禁物」です。
どんなことに向かう時でも、臨む時でも、最も大事なことは「心の平安」。そう思われませんか?
焦り、じたばたすることで、何かが好天するのであれば、じたばたも良し。けれど、どんな時でも、常に物事に「粛々と向かう」姿勢ほど大切なことはありません。
私は、教室の在室生、卒業生の保護者の方々とお話をする時に、この「粛々と、今できることに、粛々と向かいましょう」と話します。保護者の方々の悩みや不安、ご相談の内容はそれぞれ違っていても、なぜかすべてにおいて、この「粛々と向かいましょう」という言葉がキーポイントになるのです。
この「粛々」の「粛」という漢字は、ここ数か月はよく目にしたはずの漢字ですよ。そうです「自粛」の「粛」です。この漢字は、「つつしむ」「物音を立てない」「身が引き締まるほど厳しく」というような意味です。「粛々と」は、そんな意味の漢字が、二つも重なっているわけです。
粛々と・・・に似た言葉には「淡々と」という言葉があり、その言葉を思い浮かべられた方もおいでになるでしょうね。でもね、確かに似た言葉ではありますが、実際には、「粛々と」と「淡々と」には大きな違いがあるのです。
「淡々と」とは、単に「冷静に」「気持ちの起伏なく行う」ということであるのに対し、「粛々と」は、向かうこと、臨むことに対して「厳かな(おごそかな)気持ちで」という意味が含まれます。ここには「敬意」というニュアンスも入っているかもしれませんね。
何があっても、心静かに、おごそかな姿勢で事に向かう・・・それが「粛々と向かう」という意味です。
今、これを読んでくださっている方の中には「この人、何言ってんの そんな精神論はどうでもいいのよ。この時期、こんな時に受験に当たってしまった私達はどうすれば良いのか!を的確に教えて欲しいだけ」と閉口されている方も少なくはないでしょう。ただ、こんな時期だからこそ、浮足立つことなく、我が子の、ご家庭の「真の力」に磨きをかけること、こそ大切です
相手を大切に思うこと。
心を込めて人と接すること。
自分の話す言葉を大切にすること。
どんな言葉にも誠意を持って聞こうとすること。
出来る出来ない、わかるわからないには関係なく、一生懸命に目の前のことに向かうこと・・・等々。
こういう「人として」の基本の姿勢こそが、その人の柱です。それは、大人でも子どもでも同じこと。
阪神の震災の時も、東日本の震災の時も、多くの人に様々な難儀、難題が降りかかりました。もちろん、その難儀の大小には、大きな違いはありましたが。そんな状況下でも、自分の難儀にばかり目を向けるのではなく、自分よりもはるかに、もっともっと辛い思いをされている方々がいる、ということに気づけ、そういう方々に心を運べる優しさ、祈ることのできる心の広さ、深さがあれば、今の自分の現状に文句を言わず、今できることに粛々と向かえがはずです。
まさに今この時にも、新型コロナウイルスに罹患され、その病床におられる方がいて、その方を思うご家族がいらっしゃる・・・そういう方々のために昼夜を問わず、必死に責務を全うされている医療関係者の方がおいでになり、その方々を一生懸命にサポートするご家族がいらっしゃる・・・
今、私達がwith Coronaの時代に生きることになったからこそ、愛する我が子の「知ろうとする力」「人を思う心」を育んであげる時なのだ、と思えてなりません。
どんな私立小学校の先生方も、それぞれの学校の尊い建学の精神のもと、幼い子ども達の心を育み、将来を担う立派な人に育てようと日々精進されています。入学試験という過酷な機会ではあっても、そういう先生方、学校の前にご家族が向かわれるからこそ、受験のためのスキルを磨くことだけに心奪われるのではなく、お子様の、ご家族の「真の力」を磨いていきませんか
まどか先生の教室「幼児教室マナーズ」
小学校受験は、子どもが大きく成長するまたとないチャンスです。
知識の詰込み、繰り返す訓練、長時間の強要・・・そんな親子共に苦しい準備を「うれしくはないけれど、それが正しい準備」などと、ある意味での諦めの境地で取り組む受験準備ではなく、子ども自身の頭で考え、判断し、行動できる力「人間力」を育てる受験準備。それが、幼児教室マナーズが27年間実践し、成果をあげてきた「まどか先生メソッド」です。小学校に入学した後も、親子共にいつでも相談に帰っていける場所、それが幼児教室マナーズです
そんなお声があちこちから聞こえてきます。そうですね、そう思いますね。よりによって、なんで我が家の年なのと焦りますよね。
でも、焦りは禁物
これは、どんなことにでも言えることです。
小学校受験、中学受験、高校受験、大学受験、就職活動・・・このような、合否を伴うことへの準備の場合には、特に、何か予期せぬアクシデントが起こってしまうと、ついつい冷静さを失い、焦ってしまうものです。当然です。よくわかります。
何事も起こらなくても、常に緊張感の中で心ざわつき、平常心ではいられない状態なのですから。それでも、やっぱり原点にもどれ!「焦りは禁物」です。
どんなことに向かう時でも、臨む時でも、最も大事なことは「心の平安」。そう思われませんか?
焦り、じたばたすることで、何かが好天するのであれば、じたばたも良し。けれど、どんな時でも、常に物事に「粛々と向かう」姿勢ほど大切なことはありません。
私は、教室の在室生、卒業生の保護者の方々とお話をする時に、この「粛々と、今できることに、粛々と向かいましょう」と話します。保護者の方々の悩みや不安、ご相談の内容はそれぞれ違っていても、なぜかすべてにおいて、この「粛々と向かいましょう」という言葉がキーポイントになるのです。
この「粛々」の「粛」という漢字は、ここ数か月はよく目にしたはずの漢字ですよ。そうです「自粛」の「粛」です。この漢字は、「つつしむ」「物音を立てない」「身が引き締まるほど厳しく」というような意味です。「粛々と」は、そんな意味の漢字が、二つも重なっているわけです。
粛々と・・・に似た言葉には「淡々と」という言葉があり、その言葉を思い浮かべられた方もおいでになるでしょうね。でもね、確かに似た言葉ではありますが、実際には、「粛々と」と「淡々と」には大きな違いがあるのです。
「淡々と」とは、単に「冷静に」「気持ちの起伏なく行う」ということであるのに対し、「粛々と」は、向かうこと、臨むことに対して「厳かな(おごそかな)気持ちで」という意味が含まれます。ここには「敬意」というニュアンスも入っているかもしれませんね。
何があっても、心静かに、おごそかな姿勢で事に向かう・・・それが「粛々と向かう」という意味です。
今、これを読んでくださっている方の中には「この人、何言ってんの そんな精神論はどうでもいいのよ。この時期、こんな時に受験に当たってしまった私達はどうすれば良いのか!を的確に教えて欲しいだけ」と閉口されている方も少なくはないでしょう。ただ、こんな時期だからこそ、浮足立つことなく、我が子の、ご家庭の「真の力」に磨きをかけること、こそ大切です
相手を大切に思うこと。
心を込めて人と接すること。
自分の話す言葉を大切にすること。
どんな言葉にも誠意を持って聞こうとすること。
出来る出来ない、わかるわからないには関係なく、一生懸命に目の前のことに向かうこと・・・等々。
こういう「人として」の基本の姿勢こそが、その人の柱です。それは、大人でも子どもでも同じこと。
阪神の震災の時も、東日本の震災の時も、多くの人に様々な難儀、難題が降りかかりました。もちろん、その難儀の大小には、大きな違いはありましたが。そんな状況下でも、自分の難儀にばかり目を向けるのではなく、自分よりもはるかに、もっともっと辛い思いをされている方々がいる、ということに気づけ、そういう方々に心を運べる優しさ、祈ることのできる心の広さ、深さがあれば、今の自分の現状に文句を言わず、今できることに粛々と向かえがはずです。
まさに今この時にも、新型コロナウイルスに罹患され、その病床におられる方がいて、その方を思うご家族がいらっしゃる・・・そういう方々のために昼夜を問わず、必死に責務を全うされている医療関係者の方がおいでになり、その方々を一生懸命にサポートするご家族がいらっしゃる・・・
今、私達がwith Coronaの時代に生きることになったからこそ、愛する我が子の「知ろうとする力」「人を思う心」を育んであげる時なのだ、と思えてなりません。
どんな私立小学校の先生方も、それぞれの学校の尊い建学の精神のもと、幼い子ども達の心を育み、将来を担う立派な人に育てようと日々精進されています。入学試験という過酷な機会ではあっても、そういう先生方、学校の前にご家族が向かわれるからこそ、受験のためのスキルを磨くことだけに心奪われるのではなく、お子様の、ご家族の「真の力」を磨いていきませんか
まどか先生の教室「幼児教室マナーズ」
小学校受験は、子どもが大きく成長するまたとないチャンスです。
知識の詰込み、繰り返す訓練、長時間の強要・・・そんな親子共に苦しい準備を「うれしくはないけれど、それが正しい準備」などと、ある意味での諦めの境地で取り組む受験準備ではなく、子ども自身の頭で考え、判断し、行動できる力「人間力」を育てる受験準備。それが、幼児教室マナーズが27年間実践し、成果をあげてきた「まどか先生メソッド」です。小学校に入学した後も、親子共にいつでも相談に帰っていける場所、それが幼児教室マナーズです