小学校受験を経験した親でなければ、決してわからない「苦しさ」「辛さ」はあります。
今どきの、〇〇あるある、というゲーム?をしたら、泣き笑いをしながら、「うんうん、あるある」「そうそう、そうだったよね」と語ることは山ほどあるでしょうね。
しかし。
受験が終わり、ホッとした時に、経験者達がお互いのがんばりをたたえあい、共感しあったとしても、その内容によっては、まわりの世界からは非常に「冷やかに」見られていた、恥ずかしいことをたくさんしていたことを忘れてはいけないでしょう
これは、日頃から親しくしている医療関係者が私に語ってくれたことです。
これから小学校受験に向かう方は、どんなに必死になったとしても、こんな親にはならないように・・・ すでに受験を終えた方は、自分がその渦中にいた時、もし我を忘れてこんな親だったとしたら、今、あらためて反省をし、正しい親になるべく努力精進してください
子どもを対象とする医療関係者の立場として、最近の保護者に多くの心配をしています。「自分さえよければ良い」という考えの親が何と多い事か。特に小学校、中学受験をする親子にとても目立ちます。
小学校受験を例にとれば、これまで普通に受診していた親子が、面接の始まる時期の1週間くらい前になると、親は「ご挨拶!」「お辞儀!」「先生の目をちゃんと見て!」と、診察後、怖い表情で言うのです。親がそれを強いている相手は「具合の悪い、愛する我が子」です。それを聞いていて、さすがに今はそんな言葉は無しでしょう?!と思ってしまいます。
そんな言葉を親から受けて育った子どもが、はたして、成長した時、周りの人を本当に大切に思う心は育つのだろうか?と大いに疑問に思います。
しかも、そういう親子の「普段の姿」と言えば・・・
子どもは診察中に動き回り、それを注意できない、注意しない親。
待合室では、子どもは土足で平気でソファにのぼり、また、その行為を見ても平気な顔をしている親。
これこれと本を読み散らかし、読んだ本を片づけず、そのまま放置して帰ってしまう親。
診察をし、医師が一生懸命に子どもの様子を伝えているにも関わらず、自分が聞きたい事だけ聞いて、とっとと帰ってしまう親。
閉口しています。
そんな親も、確かに必死に受験に向っていたのでしょう。
しかし、私自身が小学校受験を体験した親の1人だからこそ、「何が良くて、何が悪いかが分からないまま」の姿勢で、一生懸命に受験に向かったとして、いったい子どもはこれからどのように育っていくのだろうか?と、やっぱり首をかしげてしまうのです。
小学校受験は、「家庭」が取り組むもの。子どもは、親の姿を見て育つことを忘れてはいけないでしょう。
このブログの他の、お役立ちホームページのご紹介
幼児教室マナーズ http://www.madoka-manners.com/ リニューアルされました
まどか先生の親と子の相談室 http://www.manners-sodan.com/
0歳からの小学校受験 http://www.madoka-smile.com/
働くママ・ワーキングマザーの小学校受験 http://www.hataraku-mama.com/
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しかし。
受験が終わり、ホッとした時に、経験者達がお互いのがんばりをたたえあい、共感しあったとしても、その内容によっては、まわりの世界からは非常に「冷やかに」見られていた、恥ずかしいことをたくさんしていたことを忘れてはいけないでしょう
これは、日頃から親しくしている医療関係者が私に語ってくれたことです。
これから小学校受験に向かう方は、どんなに必死になったとしても、こんな親にはならないように・・・ すでに受験を終えた方は、自分がその渦中にいた時、もし我を忘れてこんな親だったとしたら、今、あらためて反省をし、正しい親になるべく努力精進してください
子どもを対象とする医療関係者の立場として、最近の保護者に多くの心配をしています。「自分さえよければ良い」という考えの親が何と多い事か。特に小学校、中学受験をする親子にとても目立ちます。
小学校受験を例にとれば、これまで普通に受診していた親子が、面接の始まる時期の1週間くらい前になると、親は「ご挨拶!」「お辞儀!」「先生の目をちゃんと見て!」と、診察後、怖い表情で言うのです。親がそれを強いている相手は「具合の悪い、愛する我が子」です。それを聞いていて、さすがに今はそんな言葉は無しでしょう?!と思ってしまいます。
そんな言葉を親から受けて育った子どもが、はたして、成長した時、周りの人を本当に大切に思う心は育つのだろうか?と大いに疑問に思います。
しかも、そういう親子の「普段の姿」と言えば・・・
子どもは診察中に動き回り、それを注意できない、注意しない親。
待合室では、子どもは土足で平気でソファにのぼり、また、その行為を見ても平気な顔をしている親。
これこれと本を読み散らかし、読んだ本を片づけず、そのまま放置して帰ってしまう親。
診察をし、医師が一生懸命に子どもの様子を伝えているにも関わらず、自分が聞きたい事だけ聞いて、とっとと帰ってしまう親。
閉口しています。
そんな親も、確かに必死に受験に向っていたのでしょう。
しかし、私自身が小学校受験を体験した親の1人だからこそ、「何が良くて、何が悪いかが分からないまま」の姿勢で、一生懸命に受験に向かったとして、いったい子どもはこれからどのように育っていくのだろうか?と、やっぱり首をかしげてしまうのです。
小学校受験は、「家庭」が取り組むもの。子どもは、親の姿を見て育つことを忘れてはいけないでしょう。
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