小学校受験 ママのモヤモヤ飛んでけー!

お受験という造語の中で揺れるママ達。小学校受験指導、20余年間の経験から、ズバリ!悩めるママ達に真のアドバイスを。

小学校受験 - ポカンと口は開いていませんか?

2015年02月10日 | お受験ママへのアドバイス
 町中で子ども達を見ていると、10人中半数近くは「口を開いている状態」であるのに気づきます ここ数年、私の教室でも、口が半開きの状態、という子どもが増えてきました。昔は、ほとんどそういう子どもは見かけなかったのですよ。
 あなたのお子様はいかがですか? テレビを見ている時、本を読んでいる時、お絵描きをしている時、折り紙を折っている時、等々、口を半開きにしていませんか?
 こんな時、こっそりと側に寄ってみるとハーフーハーフー・・・というかすかな音が聞こえる・・・ これは「口呼吸」で、医学的にも要注意です。

 最近では、医学的にも、この口の空いた状態で「口呼吸」をしていることに警鐘を鳴らすニュースや記事が目立ってくるようになりました。
たとえば・・・
  風邪を引き易くなります。 なぜならば、いろいろな菌やウィルスがダイレクトに喉を直撃してしまうからです。鼻での呼吸では、鼻毛や鼻粘膜によって体内に入ってくるウィルスを半分以上ガードしてくれているのですね。
  口臭や虫歯の原因になります。 なぜならば、口呼吸をしていると、常に口の中が乾き、唾液の分泌が悪くなって口腔内殺菌ができず、口臭になります。そして、口内殺菌が出来ないと、虫歯菌や歯周病菌の繁殖を容易にしてしまうのです。
  歯並びの悪さの原因になります。 なぜならば、常に口が開いているために舌の位置が下がり、歯が舌に押されて歯列が悪くなったり、あごの歪みをうんだりしてしまうのです。
 要するに、百害あっても一利なし ということですね。

 こういう医学的、歯科学的なことに関しては、専門のドクターにもっと正しく詳しいご意見をお聞きください。
むしろ「私の立場」からお話に、深く興味を持っていただきたいと思います。

 想像してみてください!
ここに2人の子ども(5歳児でも、10歳児でも、12歳児でもかまいません)がいます。2人とも、あなたのお子様ではありません。1人は、「口を半開きにした子ども」です。もう1人は「キュッと口を真一文字に結んだ子ども」です。
 いかがですか?2人のことを知らないあなたは、その目の前にいる2人をどのように見るでしょうか?
  
 子どもであっても、大人であっても、大事なことは「中身」です。当然です
でもね、初めてその子、その人を見た時には、その子、その人の「中身」までを見ることはできません そうであるならば、最初の印象、第一印象も、その子、その人の「中身」を想像し、判断する「大事な瞬間」であり、バロメーターにもなり得るのです。
 その「半開きの口の印象」がどのように人の目に映るか??? これは、親がまず、チェックして、考えてあげるべきことだと私は思います

 何か鼻腔内に問題があり、鼻呼吸が出来ない・・・ 口腔内に問題があり、口を閉じることが出来ない・・・そういうお子様がおいでになるかもしれません。そんな場合には、この話題は非常に失礼かつ不適切なもの、です。どうぞお許しください。
 でも、もし、あなたのお子様が口を半開きにして、口呼吸をしているとすれば、一日も早く鼻呼吸に直す親としての努力をし、きりっと口を結ぶことの大切さを、お子様自身にも理解できるよう、医学的なお話も、人にどのように見えるか?という「見た目」の話も、しっかりとしてあげましょう

 大切なことは「中身」であっても、やはり服装も立ち居振る舞いも、やっぱり大事なことです。そういう「見た目」も大切なことの一つであることを、まずは親が認識しなければ、何もかわっていきませんよ。

                 

  みなさまが、小学校受験準備をチャンスとして、お子様を成長に上手に導いていかれることを・・・そして、豊かな思い出深い受験準備をされることを願い、様々なサイトをご紹介いたします。

   幼児教室マナーズ http://www.madoka-manners.com/
   まどか先生の親と子の相談室 http://www.manners-sodan.com/
   0歳からの小学校受験 http://www.madoka-smile.com/
   働くママ・ワーキングマザーの小学校受験  http://www.hataraku-mama.com/



小学校受験 - 両親で、教育について話し合う

2015年02月06日 | その他、もろもろ
 「私立小学校受験を、とにかくはすることにしよう」「まあ、準備を始めたらいいんじゃない」「きっと遅れをとってるように思うから、幼児教室に行かせるのが先決
 こんな空気で、小学校受験の準備を始めるご家庭・・・多いですね。

 確かに 長年の「幼児教室マナーズ 代表」としての経験から、また、私自身や母としての経験から、私立小学校という教育環境は、非常に良い環境、意味のある豊かで尊い環境だと確信しています。
 でも
たとえそうではあっても、私立小学校とは、みなさまが大切な我が子を「託する場所」です。決して、たまたまその地域に住んでいたから、ここに行くことになったよ、という場所ではありません。

 この学校で学びたい この学校で教えたい そういう家庭と教育者が、各私立小学校の伝統のもと、時間を過ごす環境であることを思えば、「とりあえず、始めればいいんじゃない」という安易な考えは・・・違いますよ。

 まずは、是非ぜひ、ご両親で話し合ってみてください
  ご自分達は、どんな教育を受けてきて、それをどのように感じているのか?
  自分達が、子どもの教育環境に何を求めているのか?
  そのご自身の受けてきた教育と照らし合わせ、自身が親となった今、我が子にどういう教育を受けさせたいと考えているのか?

 こういうことをあらためて考え、我が子や教育に対するお互いの思いを確認することなく、見切り発車をするように、子どもだけを近所の幼児教室に通わせ始める・・・これでは、「魂の入らない仏様」のようなものです

 志望校を決めましょう、などと言っているのではありません。
パラパラと本を読んだり、各学校のサイトを見たり、いろいろなウワサを聞いただけで、大切な我が子を託する環境を早々と決められるわけがありません。

 昔から、こういうことわざがありますね。「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」要するに、馬には乗ってみなければ、その馬がどういう馬なのか?使い物になる馬になるかはわからない・・・人とは寄り添ってみて、初めてその人の良さがわかるもの・・・
 このように、実際には、その学校に身を置いてみなければ、本当のその学校はわかるわけはない・・・
とは言え、そう言ってしまったら、身もふたもなく、志望校を決められなくなってしまいます。ただ、少なくとも、まだ足も運ぶことなく、その学校の門をくぐることもなく、字面を読んでいるだけでは、その学校の「空気」は伝わってはきません。
 だから、志望校などは、最後の最後に「五感で感じることによって、やっと見えてくるようになってから決める」ものです。

 どうぞ、まずは、ご両親で話し合う時間を作ってください それがスタート、です。

                   


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