入学金を支払い、設備費とか施設費という名目の高い費用を支払い、毎月、月謝を支払っていく私立校
義務教育課程である小学校と中学校は、基本的に国民は無料で教育を受けることができます。これは、義務でもあり、権利でもあります。こういう認識の元、私立小学校に対して「大きな勘違い」をしている保護者は少なくはありません
高額な費用を支払って行かせる学校・・・じつは、そうではなく、高額な費用を支払ってでも、通わせてやりたいと強く思う環境、それが私立校、なのですね
人は居住地を決めれば、その地域に住む就学年齢児に、もれなく公立の小学校教育がついてきます。しかし、私立小学校受験をする、と決めることは、その「もれなく」の小学校入学を放棄し、敢えて、他校で学ぶことを志願するのです。それは、こちら側の勝手
ですから、私立小学校とは、私達がわざわざ入学を希望し、学校側から入学の許可をいただき、通わせていただく学校・・・「行かせていただく」学校です。
どの私立校にも、創立者がおいでになります。
その方は、長年教育に携わり、私財を投じて新しい学校を作られた方かもしれませんし、資産家が教育というものに意義を見出し、創立されたかもしれません。また、宗教家、宗教団体がその教えを柱として、教育の場を拓かれたのかもしれません。
いずれにしても、すべての創立者は建学の精神を胸に、高い志を持ち、労力と時間、財を投じて学校を創立されました。そのもとに、それぞれの学校の教育理念に賛同するご家庭が集い、そこで親子ともに学び、尊い伝統が生まれ・・・受け継がれてきました。それが私立校、です
その伝統を築いてきた一人一人の卒業生、卒業生家庭の前では、在校生ですら、何と小さな存在か
ましてや、志願者は、まだその域にも達していないのです。そうでしょう?
みなさんは、志望校選びの段階では、たぶん、ご自分達の子育てへの展望、教育への深い思いを柱として、説明会や行事に足を運び、「ここは〇・・・ここは、まあ△かな・・・ここは×」のように、夫婦で云々されてこられたことでしょうね。それは当然、です
けれど、志望校として向かい合う学校が決まれば、そのご自分達が「主・中心」となる姿勢は「そこまで」だと認識しましょう。
願書に向かい、居ずまいを正して、一筆一筆心を込めて名前や住所、志望理由等を書くその時点から、ご自分達は「小さな存在」になります。
伝統ある各学校に出会え、志願者として向かわせていただけることに感謝し、各学校に対して「畏敬の念」を持ち、こうべを垂れる・・・これが、私立校に向かう基本の姿勢。私は、この20数年間、ずっとそう考えてきました。
私は、私立校の「まわしもの」ではありませんよ
けれど、私自身が私立校で教育を受け、人の親、社会人になりました。また、我が子二人も私立校で教育を受け、ささやかながらも今は社会人として世の中のお役に立てるようになりました。そして、キャリアとして、私立小学校受験に向かう立場として長年を過ごしています。
このすべての年月から私は、ペーパーがどうしたこうした・・・とか、面接でのベストの受け答えは・・・云々、そんな薄っぺらな考えや姿勢で、尊い私立校という環境に向かって欲しくはない、と強く感じています
どうぞ、この基本に立ち返り、充実した、意味のある小学校受験の時間を過ごしてください
このブログの他の、お役立ちホームページのご紹介
幼児教室マナーズ http://www.madoka-manners.com/ リニューアルされました
まどか先生の親と子の相談室 http://www.manners-sodan.com/
0歳からの小学校受験 http://www.madoka-smile.com/
働くママ・ワーキングマザーの小学校受験 http://www.hataraku-mama.com/
義務教育課程である小学校と中学校は、基本的に国民は無料で教育を受けることができます。これは、義務でもあり、権利でもあります。こういう認識の元、私立小学校に対して「大きな勘違い」をしている保護者は少なくはありません
高額な費用を支払って行かせる学校・・・じつは、そうではなく、高額な費用を支払ってでも、通わせてやりたいと強く思う環境、それが私立校、なのですね
人は居住地を決めれば、その地域に住む就学年齢児に、もれなく公立の小学校教育がついてきます。しかし、私立小学校受験をする、と決めることは、その「もれなく」の小学校入学を放棄し、敢えて、他校で学ぶことを志願するのです。それは、こちら側の勝手
ですから、私立小学校とは、私達がわざわざ入学を希望し、学校側から入学の許可をいただき、通わせていただく学校・・・「行かせていただく」学校です。
どの私立校にも、創立者がおいでになります。
その方は、長年教育に携わり、私財を投じて新しい学校を作られた方かもしれませんし、資産家が教育というものに意義を見出し、創立されたかもしれません。また、宗教家、宗教団体がその教えを柱として、教育の場を拓かれたのかもしれません。
いずれにしても、すべての創立者は建学の精神を胸に、高い志を持ち、労力と時間、財を投じて学校を創立されました。そのもとに、それぞれの学校の教育理念に賛同するご家庭が集い、そこで親子ともに学び、尊い伝統が生まれ・・・受け継がれてきました。それが私立校、です
その伝統を築いてきた一人一人の卒業生、卒業生家庭の前では、在校生ですら、何と小さな存在か
ましてや、志願者は、まだその域にも達していないのです。そうでしょう?
みなさんは、志望校選びの段階では、たぶん、ご自分達の子育てへの展望、教育への深い思いを柱として、説明会や行事に足を運び、「ここは〇・・・ここは、まあ△かな・・・ここは×」のように、夫婦で云々されてこられたことでしょうね。それは当然、です
けれど、志望校として向かい合う学校が決まれば、そのご自分達が「主・中心」となる姿勢は「そこまで」だと認識しましょう。
願書に向かい、居ずまいを正して、一筆一筆心を込めて名前や住所、志望理由等を書くその時点から、ご自分達は「小さな存在」になります。
伝統ある各学校に出会え、志願者として向かわせていただけることに感謝し、各学校に対して「畏敬の念」を持ち、こうべを垂れる・・・これが、私立校に向かう基本の姿勢。私は、この20数年間、ずっとそう考えてきました。
私は、私立校の「まわしもの」ではありませんよ
けれど、私自身が私立校で教育を受け、人の親、社会人になりました。また、我が子二人も私立校で教育を受け、ささやかながらも今は社会人として世の中のお役に立てるようになりました。そして、キャリアとして、私立小学校受験に向かう立場として長年を過ごしています。
このすべての年月から私は、ペーパーがどうしたこうした・・・とか、面接でのベストの受け答えは・・・云々、そんな薄っぺらな考えや姿勢で、尊い私立校という環境に向かって欲しくはない、と強く感じています
どうぞ、この基本に立ち返り、充実した、意味のある小学校受験の時間を過ごしてください
このブログの他の、お役立ちホームページのご紹介
幼児教室マナーズ http://www.madoka-manners.com/ リニューアルされました
まどか先生の親と子の相談室 http://www.manners-sodan.com/
0歳からの小学校受験 http://www.madoka-smile.com/
働くママ・ワーキングマザーの小学校受験 http://www.hataraku-mama.com/
結果はご縁がありませんでしたが、私としては悔いの無いものとなりました。
受験した学校は、何度も学校に足を運び、先生が仰るように、なんとなくだけど雰囲気が大好き!と思える学校で、わが子をぜひともお願いしたい!!と思える学校でした。
倍率も人気も高い学校で高嶺の花でしたが、受験させて頂き、子供が怪我も病気もすることなく試験を無事に終えられ、また小学校受験は誰もが経験することではないので、そういった経験も出来て、ありがたく思っております。
受験そのものを考えに考え、悩みに悩み、搾り出した学校でしたが、結局「小学校受験」というものの答えが見つからないままでした
当たり前と言えば当たり前ですが、以前からブログを見せて頂き、参考にさせて頂いておりましたまどか先生から、何か一言でもお言葉を頂戴出来たらなと思い、コメントをさせて頂きました。
我が家は何年もかけて準備していたわけではなく、また受験したほうが良いのかどうかも常に悩みながらの受験でした。ですから良い結果が出なくて当然かもしれませんが、結局のところ、どういったご家庭のどういったお子様がそれぞれの私立小学校に合格するのでしょうか?
もしよろしければお返事をお待ちしております。
コメント、ありがとうございました!心より感謝いたします。
受験である限り、合否はつきもので・・・やはり、心を向けられた学校とのご縁が生まれなかったことをお聞きし、とても残念に思います。
そして、さゆりこ様とお子様の受験への準備が、単なる疲労困憊の壮絶な時間ではなく、親子で懐かしく思い出せる、愛しい時間になることを、願っております。
私立小学校の世界は、とても奥が深く、さゆりこ様のご質問に、短く、端的にお答えできないことをとても申し訳なく思います。
中学受験以降のように、単純に、偏差値〇〇以上で、4教科(2教科)合計で〇〇点以上が合格!というような世界ではないことだけは確か、です。
中学受験以降の受験の世界では、家庭のカラー、空気感、ご家族の雰囲気、ご家庭の教育観等は、子どもの受験には一切関係ありません。
しかし、小学校受験では、ほとんどの学校が、敢えて働き盛りの父親までも呼出し、父母子との面接を行いますね。
このことからもわかるように、小学校受験では、学校と家庭とのフィット感、醸し出す空気の親和性が、とても重要な意味を持ちます。
私はこの20余年、これを実感してまいりました。
たとえば・・・
人が結婚を考えた時「ああ、あの人はとても良い人!素敵な人!優秀な人!条件として、申し分ない人!」と、十分にそう認識をし、その方を好意的に見ていても、最後の最後、なぜか決め手となる「あと一歩」が踏み出せず、結婚に至らないこと。ありませんでしょうか?
人は、こういう時「縁がなかったんだな」という表現をしますね・・・
さゆりこ様のお子様は一人っ子さんでいらっしゃるのでしょうか?
私がブログという公的なものの中で語っていることは、私が経験してきた私立小学校受験の世界の「ごく一部」でしかありません。
小学校受験の奥が深いのではなく、私立の小学校の世界そのものが、とても奥の深いものだからこそ、受験も奥が深いのだと思います。
スマートなお応えができず、申し訳ございません!
さゆりこ様が親子で受験のための準備に費やされた時間、そして労力のすべてが、母子の素敵な価値ある時間となり、今後のお子様の成長に大きな意味を持つ尊いチャンスであったことを、心より願っております!
私共は一人っ子です。ですので子育ても、すべてが最初で最後です。寂しいような、でも全力で子供を見つめることが出来、私には合っているような気も致します。
試験までの日々は先生のブログを何度も何度も読み返し、心穏やかに過ごしたつもりです。
ですので、子供に深い心の傷をつけるような経験にだけはなっていないと言えると思います。
まどか先生にもう少し早く出会っていたら、まどか先生のお教室のドアをノックしていたと思います。
でもこれもご縁です。今日区立の小学校の検診に行ってきました。思っていたよりも良さそうな学校で安心しました。
たぶんこの先中学受験をすることになると思いますが、しっかりと子供を見つめ、親子で頑張っていきたいと思います。
お目にかかったことのない先生のお言葉にどれだけ救われ涙したか分かりません。本当に有難うございました!!
私のブログを役立ててくださったのですね。微力ながら、さゆりこ様へのエールになっていたと知り、大変嬉しく思いました。
私自身、息子と娘、二人の子どもの母親ですが(すでに二人とも社会人です)、子育て中には、大小、様々な波がありました。
そんな母としての経験、妻としての経験、幼児教室マナーズの経験から実感していること、それは、「一生懸命に、真剣に生きる人の前に拓ける道は、それこそが正しい道であり、甘受して進むべき道なのだ」ということです。
その時はいばらの道に思えても、きっと振り返る時には、切ないほど愛しい、泣き笑いして思い返せる豊かな道になるでしょう!
中学受験も、世の中で言われるほど、悪いものではありませんよ。
もし、中学受験のことを知りたい、と思われた時には、「まどか先生の親と子の相談室」http://www.manners-sodan.com/ も役立ててくださいね。
さあ、さゆりこさん、ファイトです!
子どもにとって、ママの笑顔こそが、最良の環境ですからね(*^_^*)