受験である限り、合格、不合格はつきものです。
誰だって願書を書いている時には「合格
」をイメージし、出願します。
しかし。受験がスタートしてしまうと、あっという間に合否が発表されます。
その結果がわかるのが、受験のために学校に向かった時から、わずか24時間程度しか経過していないかもしれません。そして、すぐに手続することが求められ、あれよあれよという間に時間が過ぎていく・・・ でも、これは「嬉しい慌ただしさ」ですね。合格だからこそ、手続きもできるわけですから。
合格があれば、当然、不合格があります。
その発表の方法が「掲示」であれ、「手渡し」であれ、「郵送・電報」であれ、「web」であれ、不合格であることを知った時のショックと落胆は筆舌に尽くしがたい
私も2人の子どもの母親ですから、我が子が社会人になるまでには、幾度となくこの「合否を迎える瞬間」を経験しました。
私が受験準備のための幼児教室を開校して、この新学期で23期生を迎えます。ということは、今まで22回、この合否の時期をご両親とともに迎えた、ということです。
私自身、祈りながら手塩にかけて育ててきた子ども達、サポートしてきたご両親を面接や考査に送り出し、その日、その時間は、ひたすらエールを送ります
昔は、今のように「携帯メール」というような便利なツールはありませんでしたので、開校当初は、学校の近所の公衆電話からかけてきてくださる結果のお電話に一喜一憂しました。
電話の向こうでうれし泣きをし、興奮冷めやらない状況下でいただく合格のお電話・・・ その一方で、声を詰まらせ、嗚咽をこらえて知らせてくださる残念な結果・・・
今年の神奈川県の考査スタートの日は10月20日(火)でした。
すでに、その夜からwebでの合格発表があり、今も考査は続き、発表も続いています。
今のあなたが「合格を手中にし、嬉しい気持ちで何となくネットで受験関連のサイトを見ているという方」であるとしても、「悲壮な思いで、東京校の考査まで、何とか気持ちを立て直そうと、今まで見たことのある受験関連サイトを眺めている方」であるとしても、あなたのお子様達、あなたがやってきたことに、何ら違いはなかったのではないでしょうか?受験をされたご家庭のほぼすべてが、小学校受験準備と呼ばれることを経験し、考査を迎えられたことと思います。
もちろん、家庭それぞれの方針があり、ご自分達が求めた受験準備をされてきていますので、「全く同じ」ではないかもしれませんが、しかし、根っこのところでは、我が子を愛し、その愛する我が子のためにより良い教育環境を与えてやりたい!という強い思いで受験の準備をされてきたことでしょう。
そして、お子様達もそのご両親の願いとサポートに応え、一生懸命に準備をされてきた・・・違いますか?
合格であれ、不合格であれ、まず、考査を終えた我が子に対して一番大切にすべきこと、絶対にしなければならないことは「労うこと」でしょう
それに敢えて書きますが、もし不合格という結果であったとしても、あなたの子どものせいでしょうか?あなたのせいでしょうか?
いえ、誰のせいでもない
受験された学校とあなたのご家庭に、「縁」がうまれなかった、というだけです。
「あなたのお子様には問題があります
」と判断されたのが不合格、という結果になったなんて思っている方は、まさかいないでしょうね?
これは、反対も然りであって、合格という結果が「あなたのお子様は非常に優秀なので、合格です」と言われたわけでもない
不合格の結果を手にしてからというもの、ひたすら不機嫌になったり、悲嘆にくれたりして、まともに我が子に関われない・・・というような、未成熟な親がたくさんいる、というのは非常に残念です
また、複数校の合格を手にして、すっかり顔が緩み、タイミングが合えば「複数校に合格した」ということを誰かに(特に一緒に受験をしてきたライバル?達に)言いたくてウズウズしている合格コレクターというような浅はかな、こちらも未成熟な親も横行しています
合否が出たあと、まさに、親としての真価が問われているのだ、ということに気づいてください
そして、合否の結果が出て以降、一生懸命にがんばってきた我が子不在の数日間を過ごしていないか?がんばってきた我が子に、正しい親としての姿勢で接しているかどうか、をご自分に問うてください





「幼児教室マナーズ」のホームページが新しくなりました。 是非一度、ご覧ください。




誰だって願書を書いている時には「合格

しかし。受験がスタートしてしまうと、あっという間に合否が発表されます。
その結果がわかるのが、受験のために学校に向かった時から、わずか24時間程度しか経過していないかもしれません。そして、すぐに手続することが求められ、あれよあれよという間に時間が過ぎていく・・・ でも、これは「嬉しい慌ただしさ」ですね。合格だからこそ、手続きもできるわけですから。
合格があれば、当然、不合格があります。
その発表の方法が「掲示」であれ、「手渡し」であれ、「郵送・電報」であれ、「web」であれ、不合格であることを知った時のショックと落胆は筆舌に尽くしがたい

私も2人の子どもの母親ですから、我が子が社会人になるまでには、幾度となくこの「合否を迎える瞬間」を経験しました。
私が受験準備のための幼児教室を開校して、この新学期で23期生を迎えます。ということは、今まで22回、この合否の時期をご両親とともに迎えた、ということです。
私自身、祈りながら手塩にかけて育ててきた子ども達、サポートしてきたご両親を面接や考査に送り出し、その日、その時間は、ひたすらエールを送ります

昔は、今のように「携帯メール」というような便利なツールはありませんでしたので、開校当初は、学校の近所の公衆電話からかけてきてくださる結果のお電話に一喜一憂しました。
電話の向こうでうれし泣きをし、興奮冷めやらない状況下でいただく合格のお電話・・・ その一方で、声を詰まらせ、嗚咽をこらえて知らせてくださる残念な結果・・・
今年の神奈川県の考査スタートの日は10月20日(火)でした。
すでに、その夜からwebでの合格発表があり、今も考査は続き、発表も続いています。
今のあなたが「合格を手中にし、嬉しい気持ちで何となくネットで受験関連のサイトを見ているという方」であるとしても、「悲壮な思いで、東京校の考査まで、何とか気持ちを立て直そうと、今まで見たことのある受験関連サイトを眺めている方」であるとしても、あなたのお子様達、あなたがやってきたことに、何ら違いはなかったのではないでしょうか?受験をされたご家庭のほぼすべてが、小学校受験準備と呼ばれることを経験し、考査を迎えられたことと思います。
もちろん、家庭それぞれの方針があり、ご自分達が求めた受験準備をされてきていますので、「全く同じ」ではないかもしれませんが、しかし、根っこのところでは、我が子を愛し、その愛する我が子のためにより良い教育環境を与えてやりたい!という強い思いで受験の準備をされてきたことでしょう。
そして、お子様達もそのご両親の願いとサポートに応え、一生懸命に準備をされてきた・・・違いますか?
合格であれ、不合格であれ、まず、考査を終えた我が子に対して一番大切にすべきこと、絶対にしなければならないことは「労うこと」でしょう

それに敢えて書きますが、もし不合格という結果であったとしても、あなたの子どものせいでしょうか?あなたのせいでしょうか?
いえ、誰のせいでもない

受験された学校とあなたのご家庭に、「縁」がうまれなかった、というだけです。
「あなたのお子様には問題があります

これは、反対も然りであって、合格という結果が「あなたのお子様は非常に優秀なので、合格です」と言われたわけでもない

不合格の結果を手にしてからというもの、ひたすら不機嫌になったり、悲嘆にくれたりして、まともに我が子に関われない・・・というような、未成熟な親がたくさんいる、というのは非常に残念です

また、複数校の合格を手にして、すっかり顔が緩み、タイミングが合えば「複数校に合格した」ということを誰かに(特に一緒に受験をしてきたライバル?達に)言いたくてウズウズしている合格コレクターというような浅はかな、こちらも未成熟な親も横行しています

合否が出たあと、まさに、親としての真価が問われているのだ、ということに気づいてください

そして、合否の結果が出て以降、一生懸命にがんばってきた我が子不在の数日間を過ごしていないか?がんばってきた我が子に、正しい親としての姿勢で接しているかどうか、をご自分に問うてください












