小学校受験 ママのモヤモヤ飛んでけー!

お受験という造語の中で揺れるママ達。小学校受験指導、20余年間の経験から、ズバリ!悩めるママ達に真のアドバイスを。

小学校受験 - 早生まれ、を気にしないこと

2013年06月21日 | お受験ママへのアドバイス
 小学校受験を思い立った時、「ああ、うちの子は早生まれだから、きっと不利だわ」とか、「○○さんの坊やはいいなあ、4月生まれだもの・・・」などと、一人で悶々とする?妬みの権化になる?そんなお母様は少なくありません。
 しかし、そんなことを思い悩んだところで生まれ月が今さら替わるわけもなく・・・また、面接や考査の時に「うちの子は早生れですから、どうぞ、すべての面で何とか考慮してください」と食い下がられるようなこともないでしょう・・・

 だから、そんなどうにもならないことで心煩わされて、あれこれ考えるのは無意味ですよ、と言っているのです。
要するに、そんな一つの「事実」にこだわって、親としての視野と見識を狭くしてしまっているご自分に気づいて欲しい!そう思います

 確かに、4、5、6歳児では、月齢差はないとは言えません。
年少さんに入園した3月生まれは、豆粒のように小粒ちゃんで、年中さんに入園した4月生まれは、小学生に見紛うほど大きな子もいます。
 しかしながら、4月生まれの年中さんがすべての面で長けている、とは言い難いのが現実ですし、それに比べて、非常に思慮深く、完璧に何事でも聞ける耳を持った3月生まれ・・・だっています。

 何月生まれであっても、我が子は「我が子」。そのすべてが愛おしいでしょう?
月齢差を云々することは、大切な我が子をフィルターをかけて見ていることです 気づかぬうちに、できないこと、わからないこと探しをして、「ほら、やっぱり早生れだから!」と思ってみたり、時にはマイナス面を見つけた時の「言い訳」にしていたり・・・

 月齢差に関してだけではなく、教育者と呼ばれる人達には、ちゃんとした子どもを「見る目」はあるものです
だからこそ、そういうことにこだわらず、粛々と子育てをしてください

 本来、特別な「受験準備」というものは無いに等しい、と言っても過言ではない、と私は考えています。
真っ当に、親として成すべきことを成し、良き家庭環境を心がけて暮らしていること・・・こういう暮らしこそが、本当の意味での「受験準備」と言えるでしょう
 4月生まれであっても、3月生まれであっても、我が子を一生懸命に、手塩にかけて育てていれば、子どもは豊かに育っているはずです。

 早生れの我が子を嘆き、「隣の芝生は青い」と、そちらばかり眺めて暮らすのはやめましょう


        

 このブログの他の、お役立ちホームページのご紹介

   幼児教室マナーズ http://www.madoka-manners.com/ リニューアルされました
   まどか先生の親と子の相談室 http://www.manners-sodan.com/
   0歳からの小学校受験 http://www.madoka-smile.com/
   働くママ・ワーキングマザーの小学校受験  http://www.hataraku-mama.com/