小学校受験 ママのモヤモヤ飛んでけー!

お受験という造語の中で揺れるママ達。小学校受験指導、20余年間の経験から、ズバリ!悩めるママ達に真のアドバイスを。

小学校受験 - 受験に「有利」「不利」はありません

2012年08月31日 | お受験ママへのアドバイス
 〇〇小学校の志望理由を記入するときには、箱の中に収めず、1行、2行、欄外に行を増やして書くと、親の誠意が使わるから、是非、そうするのが有利なんですって 

 いかがですか?
こうして、字面になったものをお読みになっても、それが「本当」だと思われますか?何て浅はかなんでしょう
 
 願書は公式の文書。大切な提出物です。
にも関わらず、すっかり大人になった親が、決められた公式文書のスペース内に文章を収めることができず、1行2行、はみ出して書く・・・こんなことが「親の学校に対する誠意」でしょうか?この公式文書を手にされた先生が、本当に「はみ出した1行、2行」を誠意だと思われると思いますか?

 でもね、これは、まことしやかに毎年、願書記入の時期になると、流れる「うわさ」です。
受験を終えた人があらためてこの「うわさ」を聞いたとしたら?きっと、苦笑されることでしょう。

 受験をするにあたり、「有利」や「不利」はありません。
ましてや、小手先の小細工で有利になるほど、伝統ある私立校が「薄っぺらな教育の場」とは思えない・・・いかがでしょう。

 じっくり考えてみてください
あなたが、6年間、12年間の長きに渡り、大切な我が子をお預けになろうと考えている学校が、小手先の小細工に左右される学校だとしたら・・・志望しますか?そこで我が子を学ばせたいですか?

 お教室の待ち時間。
誰からともなく語られる「〇〇したら有利」「△△は不利」などという言葉を信じ、それに翻弄されるほどあなたの神経がささくれているのであれば、お一人の時間に「とびっきりオシャレなカフェ」にでも行って、ハーブティーでも飲みながら、ぼんやりとする・・・ まわりを眺める・・・ 新聞を読む・・・ お気に入りの雑誌を読む・・・ 受験に全く関係のない友人にメールをする・・・ 
 そうするほうが、どれほど有意義かしれませんよ