WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

息子たちと育つ「私のインナーチャイルド」

2011-06-02 23:21:29 | 私らしく生きる。気づきと学び
今日は、長男とこっそり秘密のお菓子を食べました。
きかんしゃトーマスの絵をたくさんみてうきゃうきゃ。
そしてぐー。







次男は「ぞうあざらしの親子だ~」と遊んでいたら
眠ってしまいました。

そんなときいつも睡眠学習のように耳元で囁きます。
「人生は楽しい」
「あなたは価値のある人間だ」
「たまに上手くいかないことが
あっても挽回できる」

長男は、障害があるから尚更、
自信や希望を失わないようにしないとです。

「ぼくは出来る」
「ぼくは最後までやりとげる」
「うまくいかないことがあっても、挽回できる」
繰り返し耳元でささやく。
そして無条件で愛する。
「ママは今のままのあなたが好き」
と言い続ける・・・。

そんなふうに息子たちと接する中、
いつしか私は「自分の中の子供」が変わってきた、
育ってきたことに気付きました。

「人生は楽しい」



「あなたは価値のある人間だ」
「たまに上手くいかないことが
あっても挽回できる」

この言葉を私は自分にも言ってきたのですね。



私の中の子供は、本当に危ない子供です。
この「インナー問題児」を抱えた私の心は、
長い間、本当に脆かったのです。
脆くて幼い私の中の子供はやっといま、
育ちつつあるようです。




「子育ては自分育て」を実感しています。

東芝 蓄電池付太陽光発電システムを住宅メーカー向けに販売開始

2011-06-01 16:01:16 | 私らしく生きる。気づきと学び
東芝は、三洋ホームズに対して、年間300棟分の
蓄電池付太陽光発電システムを販売することを、
2011年5月30日に発表しました。
今後、新築住宅メーカー向けに同システムの販売を開始し、
今年度は年間1000棟分の販売を目指すということ。




今回、販売を開始するシステムは、三洋ホームズと
新築戸建住宅への搭載について技術面での協議を重ねたものです。

世界最高水準のセル変換効率21.5%を実現した
住宅用太陽光システムと鉛蓄電池を組合せ、
太陽光で発電した電力を蓄電池に充電し、
電力不足や災害などの停電時に生活に必要な電力を確保します。

家庭電器700W相当を約3時間動かすことが可能な
2.1kwhの鉛蓄電池を標準搭載し、
増設バッテリーを使うことで、さらに容量を拡張することができます。
蓄電池への充電方式は、通常時は商用電源から充電し、
停電時には太陽光発電システムの自立運転モードで発電した電力でも
充電が可能なシステムです。
これにより、電力会社からの電気(商用電源)が停電となった際に、
生活に必要な電化製品を蓄電池で動かすことが可能で、
災害時でも安心して利用できるシステムを実現しました。

 
なお、同社は、東日本大震災の被災者の方のための仮設及び復興住宅向けに
太陽光発電システム100世帯分の無償提供を決定しておりますが、
本システムをベースにしたシステムを、行政と調整を図りながら、
宮城県、福島県、岩手県の避難所ほかに設置していく予定ということです。



お問い合わせ先:
東芝住宅用太陽光発電システム ご相談センター
・個人のお客様: 0120(40)2743
(携帯・PHS・IP電話からで上記電話番号に接続できない場合: 03(5352)7657)
・販売店・施工店などのお客様: 03(5352)7623
受付時間: 9:00~17:00(土日祝日、年末年始を除く)

電気代ゼロを目指して~節電おたくと太陽光発電導入

2011-06-01 15:57:45 | 私らしく生きる。気づきと学び
いろいろ打ち合わせや見積もりを重ね、
いよいよ、太陽光発電導入となりました。

あちこち見積もりをとりシャープから東芝へどんでん。




我が家の電気代は、節電おたくの旦那の努力により、
春や秋は3000円のときもあるので
(4LDKの一軒家で4人家族でこれは凄いと思いません?)
上手くいけば、電気代ゼロも夢ではない?

発電努力と並行して、節電おたくのこれからの課題は
●トイレをLEDに。
●残り少ない白熱電球を撤廃。
●エコワット(簡易電力量表示機)で、電気代を食うものを
割り出し、買い替える。
●冷蔵庫にカーテンをつける。

私じゃなくて、やるのは旦那です(^^ゞ

さて、太陽光発電。

投資額は150万円近くなので、
売電による回収は正直??です。

ただ、

「再生可能エネルギーの増加に少しでも貢献した」

という満足感は、150万円をはらっても、
私にはあまりあります。

(無理して一軒家に越したのは、
太陽光発電をしたかったという理由もあります)

さて、今回の太陽光発電導入では、
屋根の大きさや向きから、効率が悪く、
「100%再生可能エネルギーの家」
にはならないのですが、
いろいろ知恵を絞って、
エネルギー収支ゼロの家を目指したいですね。


南面の屋根がへんな形で疲れない
我が家でもできるのですから、
おもいきっていかがですか?


●詳しくは・・・。
http://www3.toshiba.co.jp/sic/h-solar/


人生なんて、そう簡単に終わらない。幸せになれるから、必ず。

2011-06-01 13:28:19 | 私らしく生きる。気づきと学び
2008年の投稿その2

※※※


今は打ち合わせ先に直行しているのですが、
ぜんぜん平気ですう~。

ちょっと嬉しい(^^)

注・パニック障害=アタシの持病は、
(いちおうまだ「患者」らしい)
「電車が怖い」が本の題名になるほど、
代表的な症状らしい。
実際にはアタシみたいに、乗っている人は多いです。

アタシも一時期、怖くて乗れなくなり、
リハビリに数ヶ月かかりましたが、
いまはぜんぜん平気です。
(主治医の五十嵐先生が、
段階をおって、指導してくれました)

何が言いたいのかというと、
別に自分の病気自慢をしたいわけではなく、
パニック障害でも適切な治療と周囲の理解などにより
子供も産めるし、仕事も出来るし、
あんなことも、こんなこともなーんでも
できるということ。

所謂「心の病気」で
「人生終わった」
「もうダメだ、死にたい」
と思っている人はいるかもしれないけれど、
人生終わらないし、
生きていた方が
「ゼッタイゼッタイ」いいということ。

ここで精神論を説くつもりはありません。
「だから、がんばれ!」
なんて言うつもりも全くありません。

ただ「心の病気」で焦らないでほしいし、
自分を責めないでほしいし、
じっくり治してほしいということです。

そのためには、
いいお医者様や正しく助けてくれる人を
みつけてほしい。

そしてゼッタイに幸せになってください。
大丈夫、ちゃんと、なれるから。

荒川御礼

2011-05-30 06:54:13 | 私らしく生きる。気づきと学び
お陰さまで荒川清掃が無事行われました。

ボランティアさん、新入社員など127人が雨の中109袋のゴミと
粗大ゴミを拾いました。

終了後には環境教室も行われ、荒川の生き物と触れ合いました。

ご参加いただきましたみなさま、ご協力いただきましたみなさま、
伝えてくださったみなさま、エールをおくってくださったみなさま、
そして、何より、チームのメンバーに心から有難うです。

本当に有難うございました。

このあと、続々とネット各社さんが、清掃活動などを行います。

そちらの安全も祈念しています。
(宜しくお願い申し上げます)




楽しい週末を有難うございました。

2011-05-22 23:06:41 | 私らしく生きる。気づきと学び
来週は日曜日に
「荒川クリーンエイドアクション」
があるため、
今週末のお休みがとても貴重で有り難く思えました。

↑については、のちほど詳しくお伝え致します。

旧友とランチ、息子たちをうきゃうきゃ遊び、会話し、
その合間に家事分担分を慌ててすませ、
その更に合間に家庭菜園のゴーヤの成長を確かめ、
そのまた合間にフェイスブックやメールでたわむれました。

ここのところ体調を崩し気味なため、
体力的にはかなり厳しいのですが、
少なくとも精神的には、リフレッシュできました。

明日に向けて、少なくとも睡眠だけはたっぷりとりたいので、
今日は早目に休みます。

みなさまに心より感謝しています。


「チャーリーとチョコレート工場」を息子とみてみて考えたこと。

2011-05-22 10:30:14 | 私らしく生きる。気づきと学び
「チャーリーとチョコレート工場」に
家族みんなで釘付けになっています。

前回、放送されたときは、次男は赤ちゃん?
とにかく家族4人で観るのははじめて。

次男はかなり、怖がっていましたが、
名作の常で釘付けになっていました。

この映画は「夢のチョコレート工場」
のリメイクだということは
ディズニーチャンネルをご覧の方はよくご存知だと
思うのですが、
我が家はそもそもこちらのファンでした。

私と息子は「チャーリーとチョコレート工場」も
観ていたのですが、
旦那は旧作しか知らず、はじめて放送されるときに、

「海賊と同じ人が、チャーリーやるんだよ」
(彼はジョニー・デップを知らないんですよ!!)
と言ったら、驚いていました。

当時、最後まで
「同じ人だとは思えない」
と言っていました。

今更いうまでもありませんが、
ティム・バートンとジョニー・デップと言えば、
「シザーハンズ」の名コンビ。

今更いうかでもありませんが、
このコンビの特徴は、
へんてこりんに可愛くいキャラと
美しい映像の中に、
痛烈な風刺がこめられているところ。
(このバランスが美しいですね)

「笑い」
というお砂糖がまぶされているけれど、
その指摘するものは厳しいです・笑。

その毒やシュールさにくらくらしながらも、
やはりうなずかずにはいられないものがありました。

程度の問題ですが、この程度の毒は、
子供には必要かなとも思いました。

そして、へんてこワールドの、
根底に流れる厳しさと優しさに
深く考えさせられました。



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「アポロ13」の名場面に考える、今の私たちに必要なこと。

2011-05-22 00:34:32 | 私らしく生きる。気づきと学び
東日本大震災が起きてから、折に触れて思いだすのが
もともと大好きだった映画「アポロ13」です。

実話である、アポロ13号帰還までを描くこの映画は
名場面の連続。
そして、「危機管理」「チームワーク」
「リーダーシップ」「創意工夫」
を考える上でとても勉強になります。

リーダーシップを考える上で、欠かせないのは、
エド・ハリス演じるクランツ管制センター長と、
トム・ハンクス演じるラベル船長です。

このふたりは、凄いプレッシャーにさらされながら、
「ほとんど無理」という状況の中で、
決してあきらめません。

「リーダーは決してあきらめてはいけない」ことを、
この映画は教えてくれます。

(しつこいようですが、リーダーって総理大臣とか
経営者じゃなくて、私たちひとりひとりが、
日常的になるもんだと私は思っています)

またチームワークについては、こんな場面があります。

ロケット合体のための進入角度を割り出さなければ
ならなくなり、ラベル船長は紙に数値を
殴り書きしながら手計算を行います。
その数値をヒューストンに通信すると、
管制室のスタッフたちは、その数字を聞いて
一斉に「検算」を始めます。

誰かがやるだろうなんて、考えはなく、
みんながやるのです。
何のためらいもなく。

検算作業をしていたスタッフたちが、
次々とラベル船長の数字を「正しい」と、
検算結果を順々に報告していくさまは感動的です。

全員がひとつになり13号帰還を目指す姿には涙が出ました。

そして、いちばん好きな場面。

増え続けるロケット内の二酸化炭素を排出しなければならない。
しかし機内にはその装置がない。
「ロケット内にある物」だけを使って、
排気ダクトを簡易製作しなければ、
乗組員は生き延びることができません。

選ばれたスタッフが、ロケット内に存在する物、
それこそ宇宙服からマニュアルブックの類までをすべて準備し、
会議室に向かい、机の上に、
だーーーっと材料がばらまかれます。

そして「今、ロケットの中にはこれだけの物がある。
これらを使って換気口を作るんだ」と。

できる、できないではなく「やるんだ」なんですよね。

彼らはへろへろになって、不格好ですが、機能するものを
つくりあげました。

今、私たちに必要なのは、このような精神だと思うのです。

あれがない、これがない、あいつが悪い、私の仕事じゃない、
とか言っている場合ではないのです。

あるものを使って、みんなの英知を結集させて生き残る。

それが今の私たちに必要なことだと思います。


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「7つの習慣」より「主体性」「率先力」

2011-05-19 08:02:54 | 私らしく生きる。気づきと学び
世界的ベストセラー「7つの習慣」の著者コヴィー博士は、
世界で最も大きな影響力を持つビジネスの思想家とされています。
同書は、1997年度、年間売上ベスト1となり、
世界30ヶ国語に翻訳され、売上は1,500万部を突破。
いまなお、多くの人たちに影響を与え続けています。
先の見えない時代に生きる私たちに、
充実した人間らしい生活を営む道を本書は示しています。

折にふれて読み返す本ですが、
昨日は「主体性」について考えさせられました。

人間には他の動物にはない自覚、想像力、良心、自由意志
という独特の性質を持っているため、
刺激に対して、自分の反応を選択する能力をもっている、
という部分。

「主体性を持つ」ということは「人間として自分の人生に責任をとる」
ということであり、
私達の行動は周りの状況からではなく、
私たち自身の選択によって決まるのだということ。

主体性のある人は、「自分の反応を選択する能力」を発揮して、
自分の行動に対する責任をとり、状況や環境、または条件づけ
のせいにしようとしません。
(要はなんでも周りのせいにしないということ)
彼らの行動は自分の価値観に基づく意識的な選択の結果であり、
自らが選び取ったものなのです。

以前、V.E フランクル氏の著書にも、
同じようなことが書いてありましたが、
「自分の身に何が起きるか」
ではなく、
「それにどう反応するか」
が重要なのです。
これを考えることは、今の私には深い学びとなりました。

厳しい状況下でも、人は率先力を使って、
積極的な反応を選択することができます。
率先力とは自分から進んで状況を改善する行動を起こすこと。

本当にその状況を改善したいのであれば、
コントロールできる唯一のもの(自分自身)に
働きかけることが大切。
コントロールできない要因を受け入れて、
コントロールできるものに努力を集中させることが
できるのだということです。

7つの習慣―成功には原則があった!
スティーブン・R. コヴィー,ジェームス スキナー
キングベアー出版

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「7つの習慣」の中で紹介されるV.E. フランクル氏の体験。
ナチスの収容所で、精神的、肉体的にどんな苦痛や屈辱を受けても
自らの内面的な主体性を失わなかった、フランクル氏の本です。

それでも人生にイエスと言う
V.E. フランクル
春秋社

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レジリアンスと危機管理

2011-05-16 23:49:20 | 私らしく生きる。気づきと学び
組織の危機管理上、非常に重要なのは、
レジリアンスだと
以前エダヒロさんから教わりました。

「しなやかな組織であれ」
以来、JFSボランティアの合言葉です。

誰かができなくても、即誰かが埋める。
何か困難な起きてもできる体制にしておくことは
本当に大切ですし、実際、そうしていると
組織は強くなるようです。

今回の震災でそのことを強く感じました。

組織としても、人としても、
レジリアンスを持つこと、
そのことがいざというときに
自分や組織を救う。

想定外の対処能力のカギとなるのが
Redundancy=冗長性?&多様性であると
システム思考の本に書いてありました。

Redundancyとは?
システムのダウン時に備えて、
例え平常時に少し経済効率が悪くても、
無駄、余分な別の装置をあえて稼動して、
接続可能性を確保して危機管理に臨むこと。

真っ先にエネルギーのことが頭に浮かびます。

多様性とは?

今までのパラダイムである
「最大効率での生産の維持」
からパラダイムシフトするということです。

一見すると効率の悪い自然・里山・休耕地・公園
・施設・店舗等を愛着を持って守り育て、
維持することが多様性の確保に繋がり、
いざと言うときの接続可能性を確保することに
繋がるということ。

経済効率を考えて、集中、選択した
近代システムは危機管理上脆い、
ということはもうみなさん、
痛いほどわかっているかと。
私もですが。


一極集中の効率至上主義は見事に破綻。

だから同じ道を行ってはいけないのです。



危機の時には一般の商店が機能不全になっても
青空市、フリーマーケット等々が機能しました。

こういう社会がレジリアンスのある社会だと思います。

同じように、レジリアンスのある組織とは、
ある部分だけの最大効率だけを求めないこと
だと思いました。

また、
「自分の最適化」が「全体の最適化」に
必ずしもつながらないことも、
肝に銘じたいと思います。

ちょっと怖い夢をみて目覚めて考えた。しなやかであれ。

2011-05-16 04:20:39 | 私らしく生きる。気づきと学び
ワインを飲んで、朝刊読んで、
これから再び寝ます。

怖い夢が仕事にまつわることだったので、

いつも息子たちに言い聞かせている、

「何か上手くいかないことがあっても、
それは一時的なことであり、
落ち着いてやり方を考えて、
それを諦めずに続ければ、
いつかは上手くいく。

また、ときには成り行きに
まかせることも大事。

とにかくあなた(私)は悩まなくていい、
私がついているから大丈夫。
折れない柳のように
しなりながら生きていこう」

と自分にいいきかせました。

自分にできることは努力する。
できないことを見極めて、
流れに身を任せることも大切。

しなやかであれ、
折れない柳のように。




会社で倒れた騒動のお詫びとご報告等

2011-05-14 22:58:48 | 私らしく生きる。気づきと学び
ご存じの方も多いかと思いますが、
金曜の夜、いきなり会社で意識喪失してしまい、
救急車で病院へ。

25分のど意識喪失があったそうですが、
自分では、
「あ、耳鳴りがして頭がいたい」
と思ったところと、
婦長さんの呼びかけが聴こえて反応できなかった
5分くらいのことだけ覚えており、
あとは記憶がありません。

慈恵医大に運ばれ、
CTスキャンなどをとりましたが、
何事もありませんでした。
大事をとって、月曜に主治医を受診するために休み、
火曜日から通常復帰をします。

仕事場にご迷惑ご心配をおかけしたことを
深くお詫び致します。
と同時に対応してくださった方々に御礼申し上げます。

要は疲れにより持病が悪化したようなのですが、
自己管理の問題であり、
反省しております。

疲れや体調不良は自覚していたのですが、
「今日は休めない」
「これだけはやらないと帰れない」
というかんじで
無理を重ねてしまったようです。

いろいろとご配慮いただいた方々に、
心より御礼申し上げます。




これから産む後輩たちへ

2011-05-14 22:27:12 | 私らしく生きる。気づきと学び
先日、子供を持つ女性たちの集まりがありました。
みんな聡明で素敵なママたち。
ふだんは、明るくふるまう姿ばかりをみていましたが、
かなり本音の部分がきけて、
「大変だな」
と思うと同時に
「子育てしやすい環境に世の中は変わっている」
のは思い込みだと感じました。

私が働く会社の場合、興味深いのは、
産んだ年代により感じ方が違い、
それが決して
「だんだん良くなっている」
ということではないことです。

私が子供を産んだのは、
2000年、2001年、2007年です。

2000年は成果主義制度導入前のため、
賃金的なハンデはまったくつきませんでした。
その頃は産んだ女性のハンデは一定数勤務すると
リセットする仕組みになっていたようです。
このときの子供は亡くなったため、
育児中の仕組みはわかりません。

2001年に産んで戻ってきたときが成果主義導入の
混乱の最中でした。
この頃産んだ人たちは、
普通に人達でもぎすぎすしている中、
かなり辛い思いをしたものと推察されます。
辞めた先輩も多かったです。

個人的には、ひとり親家庭に、
賃金の激減が襲い掛かりました。
予測できなかったのが、
甘かったのですが、
こうしたストレス等がきっかけで体調を崩す
という最悪の展開に。

ただ、このときは、会社中が余裕がなく、
人のことなど構っている余裕がなかったのです。
だから、私は「仕方なかった」と思っています。
自分が甘かったのです。

2007年に産んだときは、2001年よりはかなり
改善されていました。

戻ってきたときの職場の方々は本当に温かく、
理解をいただきながら、職場になじむことができて
心より感謝しています。

ところが、このあと、新入社員の方の待遇が大きく
変わるという転機がやってきます。

大卒新入社員の労働条件が著しく悪いという制度が
数年続き、その中で、子供を産んだ場合、
生活していくことすらできなくなるということに。

これは本当におそろしいことだと思いました。

子供を産むことをすべての女性に強制するつもりは
ありませんが、
産みたい人が安心して産める社会&会社であってほしい。

後輩たちのために、強くそう思います。

先輩たちはそう思っているということを、
後輩の女性たちに知ってもらえればと思います。

十和田湖で絶倫豚

2011-05-04 23:10:49 | 私らしく生きる。気づきと学び
福島から十和田湖へ。

(旦那のPHSで繋いでいるのいでいるので、
インターネットがピーガガガの時代のような
のろさです。)

東北自動車道はピークを過ぎていたので
空いていました~。



それでも福島から十和田湖は400キロ以上。
以前、東京から十和田に弾丸ツアーしたときは、
死にそうになりました。
そんなんに慣れている息子たちは、
もうへっちゃらです。
私は仕事でかなり疲れていたので、
昨日も今日も寝だめしてやっと回復??

途中、長者原にて自衛隊を発見。
頑張ってください。



やはり、ここは被災地なのだと痛感しました。

家族では三回目になる十和田湖に到着。




宿泊した湖秀亭は、当初満員でとれなかったのですが、
ぎりぎりにキャンセルが出て予約できました。
我が家の旅行の基準からするとかなり良い部類の宿です。
(貧乏旅行が多いので)

これは、私がまとめて休めるのは
「次はお正月であろう」
という旦那の確信により予算が増えたからです。
(確信しないでよお~)

ね、いつもより豪華でしょ?



というわけで、最後の晩餐。

「死刑囚の最後の食事」
みたいなかんじで
ご馳走が出てきました。

これから殺されるのか私は?



「たっぷり」が大好きで口癖の
長男はうきゃうきゃ。




奥入瀬ガーリックポークステーキ



大蒜で料理しているというだけでなく、
飼育中も大蒜を食べて育った絶倫の豚ちゃん
を食しました。

鼻血が出そうなかんじ。

海鮮三色丼(カニ・いくら・帆立)があって、
刺身があって、あれこれあって、
トドメのように、
しょっつる鍋が出てきました。



この鍋はさっぱりしていて、
絶倫豚との相性が良かったです。

こういうところに慣れていないので
外国人旅行客のように、うきゃうきゃ。



大好きなねぶたちゃんもいました。



日本三大駒のひとつ八幡馬。




どこかでみたことがあるなあと思ったら、
イケアのなんとかホース
(北欧の民芸品?)となんか似ている。
民芸品というのは似てしまうのか?
でも、欲しいなあ。
家に並べたら可愛いだろうなあ。


合間にテレビチェック。
ここでもNHKはL字画面でした。
ニュースで、電気料金の値上げのニュースをきいて
非常に複雑な気分になりました。

とりあえず、この複雑な気持ちは置いておいて
あとからゆっくり考えることにしましょう。

なにしろ、「最後の晩餐」の身ですから、
明日は明日の風が吹く。

いまは、想定外を生き抜く、
鋭気を養おうっと。(鋭気ないけど)





福島にて

2011-05-03 21:56:56 | 私らしく生きる。気づきと学び
秋田行きの中継地点である福島に到着。

原発と避難生活、風評被害に苦しむ福島。

夫が以前、福島県の職員だったため、
その頃の自宅がそのまま残っています。

(左奥です)



2歳の次男が障子をぼろぼろにして、
みんなで張り替えた思いでも(^^ゞ





「セカンドハウス」というのはこっぱずかしい、
散らかった、何もない家ですが
家族にとって「第二の家」であることは確か。

また、夫にとっては、自分で建てた
かけがえのない家です。

福島といっても、中通りにあるここは、
お店も街も本当にいつものままです。

それでも、家が無事なのをこの目でみて
ほっとしました。
と同時に
「住まないんだから売ってしまえば~」
「寒いから冬は行かない」
と文句ばかりいっていた私が、
この家と福島を結構好きだったことに
今更、気づきました。



福島の隠れ名所・仁田沼の水芭蕉(昨年撮影)


同じく隠れ名店 ゆず沢の茶屋



また、夫にとって、福島県やこの家が、
とても大切だということを再認識しました。

好きだった浜通りの温泉はどうなったか?
釣にいったところはどうなったか?

夫は、彼なりに、さぞ心を痛めていたことでしょう。

そして、平和なここでも、
テレビのL字画面で
「義援金受け取り方法」の文字があり、
ここが被災地であることを思い知らされました。



そして、多くの犠牲者、家を失った方々、
いまもなお避難生活をなさっている厳しい現実を考えました。

ここから福島原発までは、直線で約70キロ程度。

科学的な検証・それに基づいた議論が
しっかりなされないまま、政争の具となり、
いちばん大切な安全への科学的議論がないまま
日本の原子力政策は暴走した。

エネルギー政策について、
今、根本的に見直さなければならない。

あまりにも大きな代償でしたが。