内容(「BOOK」データベースより)
「私と一緒にエイズで死んでください」法廷に悲痛な叫びがこだまする。1800人もの罪なき人々がなぜエイズに感染しなければならなかったのか。国と製薬会社の責任を問う「東京HIV訴訟」を追い医の倫理に鋭く迫る。
(以上アマゾンより)
著者である櫻井よしこ氏は日本の血友病患者5000人のうち,1800から2000人もの人々が薬害エイズにかかっていることの実態を、雑誌「中央公論」で,1993年から94年にかけて連載し、それが「エイズ犯罪,血友病患者の悲劇」として刊行された。この本の反響は大きく、大宅壮一ノンフィクション賞受賞した。
本書の中ではエイズ研究班の班長だった安部英氏の責任の重さにも当然言及している。その後、櫻井氏は、「本の一部に名誉棄損がある」と安部氏から民事で訴えられた。(安倍氏に対する薬害エイズについての刑事裁判がすでに進行中のとき)
そんな立場にたちながらも、著者の筆致は決していたずらに感情的にならず、冷静だ。しかし、責任ある立場の人達の、無責任な仕事により、大勢の命が奪われたことに対する著者の怒りが伝わってくる。このあまりにもインパクトのある書名が象徴するように、櫻井氏は血友病に関しては日本一の名医とも言われたことのある安部氏の「犯罪」を怒りをもって追いかけ続けた。
「私と一緒にエイズで死んでください」法廷に悲痛な叫びがこだまする。1800人もの罪なき人々がなぜエイズに感染しなければならなかったのか。国と製薬会社の責任を問う「東京HIV訴訟」を追い医の倫理に鋭く迫る。
(以上アマゾンより)
著者である櫻井よしこ氏は日本の血友病患者5000人のうち,1800から2000人もの人々が薬害エイズにかかっていることの実態を、雑誌「中央公論」で,1993年から94年にかけて連載し、それが「エイズ犯罪,血友病患者の悲劇」として刊行された。この本の反響は大きく、大宅壮一ノンフィクション賞受賞した。
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本書の中ではエイズ研究班の班長だった安部英氏の責任の重さにも当然言及している。その後、櫻井氏は、「本の一部に名誉棄損がある」と安部氏から民事で訴えられた。(安倍氏に対する薬害エイズについての刑事裁判がすでに進行中のとき)
そんな立場にたちながらも、著者の筆致は決していたずらに感情的にならず、冷静だ。しかし、責任ある立場の人達の、無責任な仕事により、大勢の命が奪われたことに対する著者の怒りが伝わってくる。このあまりにもインパクトのある書名が象徴するように、櫻井氏は血友病に関しては日本一の名医とも言われたことのある安部氏の「犯罪」を怒りをもって追いかけ続けた。
![]() | 安部先生、患者の命を蔑ろにしましたね櫻井 よしこ中央公論新社このアイテムの詳細を見る |