庭に居ついていた白い猫のお母さん。
子どもを沢山産んで、里親探しはとても大変だった。
でも、避妊手術をして子猫問題はようやく落ち着いたのだった(マロもこの猫の子)。
ところがいつしか新入りの強い猫に追われ、ここ数年姿を見かけなくなっていた。
寒い日が続いていて、いつも気にはなっていた。
そしたら昨日。
瘦せこけた姿で突然現れたのだ。
他の猫を気にしながらもごはんちょうだいと、小さな声で鳴いて訴えて。
ウエットフードを与えると、口内炎が出来ているのか痛そうにしながらも、ガツガツ食べた。
この猫は外の世界で10年近く生きぬいてきたのだ。もうそんなに長生きは出来ないと思う。
最後くらい安全な場所で過ごさせてやりたい。
必死で捕獲して病院へ。
抗生剤の点滴と駆虫剤、整腸剤などの薬をもらって我が家に連れて帰った。
もう猫は保護するなと、娘から強くくぎを刺されている母。
自分の方が先に逝ったら猫はどうするのか?
お金は?
(´Д`)
わかっているけど仕方がないのだよ。
不確かな自分の未来よりまず目の前の命優先。
自分のために贅沢はしないし、これからも頑張って働くよ!