ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

心をいただく。

2022-12-29 15:36:52 | 暮らし
仕事を終えて帰ってきたら玄関横に大根が無造作に置いてあった。
近所のHさんのおばあちゃんだ。
畑で作った大根をおすそわけしてくれたのだ。
この日は別の人からもサツマイモをいただいた。



私のことを思い出してくれたこと、そのために時間を割いて、自分のものを分け与えてくれたこと。
受け取る私は、その方たちの温かい心を一緒にいただいている。
感謝したい。

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見えないひと。

2022-12-29 15:15:35 | 暮らし
ゴミ清掃員を勤めながらお笑い芸人をされている「マシンガンズ」の滝沢秀一さんのトークを聞いたことがある。
滝沢さんの話はどれも興味深いものばかりだった。
例えば、「金もちはゴミが少ない」
何故なら金持ちは良い品質のものを吟味して購入するから。
安物買いの銭失いとはよく言ったものだ。

そうかと思えば、高級メロンを何個もそのまま捨てている人もいるという、逆に悲しい話も。

一番納得したのは、ゴミの捨て方にその人の人間性が現れる、ということだった。
清掃員は危険と隣り合わせの仕事。
スプレー缶の爆発はよく聞くけれど、出刃包丁が剥き出しで投げ入れてあったり、実に様々だそうだ。
そんな中で、竹串をきちんと厚紙にくるんで捨てている人もいて、そんなゴミを見ると、その人の優しさを感じる、と。


ゴミ袋にいれて、ゴミ箱に捨ててしまえばそれでおしまい。
その先の流れは考えない。
その先にいる人の姿が見えない。
いや見ないようにしているかな?
そんな人間になってはいけない、と、改めて思った。
想像力を働かせよう。

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外猫の白いお母さん。

2022-12-29 14:55:42 | 自然・生き物

厳しい寒さ。
白猫のお母さんやそのほかの野良猫たちはどうやって寒さやひもじさをしのいでいるのだろう。


この猫はこれまでにたくさん子どもを産んでいる。
いつも連れてくるので、何匹も保護して里親を探してきた。

昨年だったか、逃げ回るこのお母さんをやっとのことで捕獲。
避妊手術を受けさせたら子宮はボロボロだったと、獣医さん。
ニンゲンの勝手で痛い思いをさせたけれど、それを聞いて良かったと思った。
このままでは体が弱って死んでしまっただろう。



毎日玄関前に座って餌をもらえるのを待っている。
野良猫はとても過酷な生活をしているから、家猫よりもっと栄養のある食べ物が必要だ。
毎日餌をあげても一向に慣れない。
きっとずいぶん苦労しているんだな。

どうか、生きものたちが過酷なこの世界でも生きぬけますように。

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母のこと。

2022-12-25 19:59:17 | 家族
年末になり、少し寂しい気持ちになっているのではないかと思い、
車を走らせ母のいる有料ホームへ。
ベッドの中に沢山の服でくるまれたおしゃべり人形。
「寒いだろうと思って。」と、母。
物忘れの進行を少しでも予防したくて買ったものだったけれど、かえって母を混乱させていたことがわかった。
母は人形と頭の片隅では認識しながらも、生きた子どものようにも錯覚する。
人形だと言うと、ああそうよね、と理解するのに。
結局この人形は私が持ち帰ることになった。


母は私を妹と勘違いする。
訂正すると、ああそうだったと笑うのに、しばらくするとまた混乱する。
母の記憶のなかの我が子の思い出は希薄なのかもしれない。




久しぶりに外につれ出して車いすを押しながら買い物をすると、とても嬉しそうにする。
明日になれば、母の記憶は消えてしまう。
今日のできごとも殆ど忘れることだろう。
それでも、楽しいと感じた記憶の断片は残ってくれるはず。

妹でも娘でも、もはやどちらでも構わないから、母の残された時間が少しでも幸せなものでありますように。
心からそう願う。


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クリスマスに。

2022-12-25 19:45:28 | 家族
23日は、一日早く次女とクリスマスを祝った。
手作りのおかずに、ピースのケーキというささやかな食事と、恒例のプレゼント交換。
娘からはいつもとても素敵なプレゼントをもらうのだけれど、一番楽しみにしているのは、ほんとはこのカード。
手のこんだおしゃれなカードに、温かいメッセージ。


彼女は来月熊本を離れる。だからこれが親子で祝う最後のクリスマス。
楽しい思い出ができて嬉しい。
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