今週は心身ともに絶不調。
気分が落ち込み、ずっと落ち着かない。
花見を楽しみにしている人も多いけれど、毎日雨続き。
せっかくの桜も散ってしまうかな。
もうコロナが落ちついたと勘違いしてはめをはずしてはいけない。
神様にそうたしなめられているのかな。
この不調の本当のきっかけは、金曜の午後の出来事だとわかっている。
小鳥が死んだのだ。
自然に恵まれている場所にある私たちの職場の窓は広いから、小鳥が勘違いして窓に激突したのだ。
ものすごい音がしたから、相当なスピードだったと思う。
別の一羽が、倒れた鳥の傍から飛び立たずに、とどまっていた。
何が起きたのかわからず混乱しているのがわかった。
もしかしたら脳震盪を起こしているだけかもしれない。
いつまでも温かくて、死んでいるとはどうしても思えなかったけれど、嘴から血を流していた。
退社する時間になって、同僚が「もう死んでいますよ」と。
桜の木の下に、鳥は埋められた。
本当だったら二羽で春を楽しみ、飛び回っているはずだった。
死は、突然にやってくる。
穏やかな死もあれば、残酷に、理不尽に訪れる死もあって、私たちには選択のしようがない。
世界で起きている悲劇。
人間も動物も、今この瞬間に大切な命が一瞬に失われている事実を、私たちは知っている。
知っているけれど、生きること、幸せになりたいという思いを止めることはできない。
みんな心の奥底に、悲しみと痛みを抱えながら、平気なようにして生きている。