ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

聞いてくれるひと。

2024-11-24 21:22:56 | 暮らし
久しぶりに友人達とランチに。
以前同じ職場で働いていた仲間。
仕事に向き合う姿勢に信頼がもて、辞めてからもずっと付き合いが続いている。
お互い親や夫の介護、健康のことなど共通の話題が多く、皆相手の話に共感をもって耳を傾けてくれる。
今回は私のミスマッチの仕事のことや母のことなど、最近不安に思っていることなどを一気に話した。
意見をはさまず、ひたすら頷きながら聞いてくれるひとがいることは、何という安心だろう。



孤独でも構わないという人がいるけれど、辛いことや嬉しかったことを素直に話すことが出来、それを受け止めてくれる人がいることは、幸せなことだ。

聞いてもらったことで何だか気持ちが楽になり、今日はいつもより明るい気分で働けた。
皆に感謝したい。





コメント

母のこと。

2024-11-17 20:58:18 | 家族
母の汚れ物は自宅に持ち帰り洗濯している。
病院に頼めば毎月1万円かかるのでもったいない。
でも最近失禁で替えが間に合わないことが増えてきた。



便がついたパジャマを風呂場で下洗いしながら、ふと思う。
私が赤ん坊のころ、汚れたおむつを母は洗ってくれたことがあるだろうか?

物心ついた時には祖母の家に預けられていて、母は身近にいなかったので記憶がないが、母も生まれたての赤ん坊のおしめを替えたことがあるはずだ。

自分が赤ん坊だった頃にしてもらったことを、我が子に。
そして今、老いた親の汚れた衣類を洗っている。

人はこうして輪の中をぐるぐると回りながら、順番に人生を終えていくものなのだなと、妙に納得したような気持ちになる。
コメント

愛する人。

2024-11-17 20:14:36 | 少しまじめな話
先日の長女との会話。
「お母さんはこんなに真面目なのにどうして素敵な人と出会えなかったのだろう?」
娘二人はかなり個性的なので、結婚しないのではないかと思っていたが、結局どちらも良い伴侶に巡り合えた。
勿論良いか悪いかなど添い遂げてみなければわからないけれど、愛し合い日々が幸せであればそれで十分だろう。


私は娘たちの父親と共に最後まで生きることが出来なかったし、かけがえのない大切な人であったかと問われれば、「残念です」と答えるほかない。
結婚は軽率であったが、この出会いがなければ娘たちとの縁もなかった。

「誰か良い人がいればいいのに」と長女。
「お母さんは一人でやっていけるから神様は誰とも引き合わせないんだよ。」と、私。

好きな短歌がある。
枕木の数ほどの日を生きてきて 愛する人に出会はぬ不思議
―大村陽子―

諦めや淋しさというのではなく、不思議だなと静かに思う。
愛する人と出会えない人生もあるのだ。


コメント

母のこと。

2024-11-13 21:43:58 | 家族
最近、主食もおかずも少しではあるが食べられる日があり、私が買っていく飴は3日ほどで3袋なくなってしまう。
食欲にムラがあるけれど、この調子ならまた元気になれそうな気がしてきた。

先日はトイレに行きたいという母の排せつの介助をした。
あまり食べていないけれど、軟便が中等量出る。



日が落ちるのが早くなり、母の食事介助をして家に帰るときは、外は真っ暗だ。
帰りながら、肉が落ち猿のように赤黒く変色している母のお尻を思い出す。
・・・しみじみ淋しい。


コメント

日々の喜び。

2024-11-13 21:13:37 | 暮らし
ニュースを見れば世界中が殺伐としていて。
それ以前に自分の足元もおぼつかなく、何もかも面倒で放り出したくなることもしばしば。
・・・・老年期鬱?
(´Д`)

それで仕事休みの昨日、知り合いの美容室で髪を整えてもらった帰りに綺麗な石鹸を買った。
410円。
もともと入浴は生協の安い石鹸を使っているので、410円はややお高め。
でも、美しい色と良い香りで、お風呂タイムが少しは楽しみになるだろう。

そして近所の友達からは新米をもらった。
「少しだけど新米の美味しさにちょっとは心がなごむかもよ」と、励ましの言葉つき。

そうだ。
日々の暮らしの中には、ささやかな喜びがいくつも隠れているもの。
見失わないようにしなければ。


コメント