ヤマト運輸で倉庫内作業をしている男性が、劣悪な環境を改善してほしいと会社に訴え、ストライキを起こした。その勇気に拍手を送りたいし、共に立ち上がる人が多いことを願う。
それにしても、倉庫内は40度を超える暑さだったことを指摘された会社は、温度計が壊れており36度だったと答えたとか。
自販機の補充業務作業の男性が、炎天下徒歩で地点移動させられ(車に人員過多で乗せられなかったと会社側説明)、熱中症で死亡した事例も。
おそらくこんな事は氷山の一角だろう。
工事現場で働く人や交通誘導員、その他沢山の人達が、この炎天下で働いている。
日本の夏は変わった。もはや熱帯。
昔と激変しているというのに会社の対応はいったい何だろう。
吐き気と頭痛に苦しめられている人に、温度計が壊れていたと言い放てる心は?
どこの部署であっても、どんな形態で働いていても、会社は全ての職員を大切にしなければならない。その人達の命と暮らしを最優先に守らなければいけない。
それが本当の企業倫理だと思う。
思いやりのない会社からは、顧客も離れていくことを忘れてはいけない。