今日は猫の日とか。
猫好きの集まるイベントが各地で開催されていた。
世の中に犬派猫派と呼ばれる人がいることを不思議に思う。
猫と暮らしているけれど、特に猫が好きだったわけではない。
出会う生き物に猫が多いというだけだ。
犬でも鳥でも何でも、飢えている相手を目にすれば、誰だって水や食べ物を差し出すだろう。
どうやったら平気で見なかったことに出来るのだろう?
お金や自分の年齢、暮らしの不自由さを考えれば、なるべく生き物は飼いたくないけれど、見なかったことにする勇気もない。
コロナ禍でペットを飼う人が増えた反面、飼い続けられなくなって遺棄されるペットも増えている。
生まれたばかりの子猫が袋に詰められてゴミ捨て場に捨てられていたという話もよく聞く。
遺棄するのも虐待だし、多頭飼育でしっかり世話ができないのも虐待という言葉を聞いて、少し落ち込む。
避妊や去勢をしたうえで里親を探し、引き取ってもらった猫も沢山いるけれど、あぶれた猫はそのまま外に放すわけにもいかず、結局我が家には猫5匹。次女宅には何と6匹も。
動物はおもちゃではないから、排せつもするし掃除を怠れば室内は不潔になる。
歳をとればだんだん病気も増えてお金がとてもかかるのだ。
そこまで考えて飼わなければというけれど、野良になる動物の命は誰が守ってくれるのだろう?
犬猫は器物と言い切る人がまだ存在する?
動物愛護法で遺棄や虐待は犯罪といいながら相談する窓口も満足にないなんて、矛盾してはいないだろうか?
動物に優しい国が沢山あるというのに、日本はなにもかも遅れているな。
ひとの権利もあまり大切にしない国だから、無理はないけれど。
健康管理をして、一生懸命働こう。
彼らが寿命を全うするのを見届けるまでは、私もしっかり責任を果たさなければ。