ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

竹内栖鳳

2020-10-10 13:44:29 | アート
先日たまたま目にしたテレビ番組、「お宝鑑定団」に、一人のお爺さんが竹内栖鳳という画家の作品を出していた。
120万円だったか、かなり高額で購入したものだそうだが、鑑定の結果は偽物だった。
その絵がこの「海幸」で、偽物と並べると違いは歴然。鱗の一つひとつが輝いて、新鮮そのもの。


東の大観、西の栖鳳とまで言われている人で、美術家にとっては常識なのだと思うが、私は初めてこの画家の名前を知った次第。
一番好きなのは「斑猫」という作品。
竹内栖鳳は、風景や人物はもちろんのこと、いきものを描いた作品がすばらしい。
徹底的に対象を観察し、幾度も写生を重ねた結果なのだと思う。


明治35年の作品「大獅子図」なども、今にも動きだしそうな迫力。当時の人たちは大変な驚きをもって観賞しただろうな。


美術は大好きだけれど、知らない人が多すぎる。
生きている間に、あとどれくらいこんなすばらしい作品を知ることができるだろうと思うと、少し焦る。
それはともかく、娘がプレゼントしてくれたこの本、これからも楽しみに眺めよう。
(*´Д`)
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贅沢品

2020-10-10 13:39:29 | 暮らし
今年は辛抱しようと思っていたシャインマスカット。
何と長女が送ってくれた!


我が家では果物は、基本贅沢品に属する。
なくても死なない。
しかし、食べると豊かな気持ちになる。
シャインマスカットは、トップ3に入るな・・・などと呟きながら大事に頂くオバサン。
(*´Д`)

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窓花

2020-10-10 13:22:12 | 
切り絵をしている母にと、以前長女が送ってくれていた本。


中国の農村で今も受け継がれているのが、この窓花という切紙細工で、これは趣味というのではなく、むしろ生活の一部になっている。


絵には願いが込められている。
例えば、家内安全や、健康、財運など。
村人は願いをこめて紙を切り、それを窓に貼る。



娘の転居先の家には、偶然にもたくさんの障子が使われているので、ちょうどよかった。
切紙も一緒に入っていたので、私も願いをこめて毎日切った。
そして先日再会の日に娘にプレゼントした。
この本は何だかそのために私の元に送られてきたかのようで、ちょっと不思議な気もちになる。
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このドラマ面白い。「日本ぼろ宿紀行」

2020-10-10 13:00:08 | テレビドラマ、漫画

毎日忙しくて、ゆっくりテレビを見る時間がなかったけれど、次女からiPadをもらってからは、ほぼ毎日何かしらのドラマを見ている。
大抵炊事をしながらだけど、一度見ると続きが楽しみになってしまう作品が沢山。
これもその一つで書籍をドラマ化したもの。
登場するのは、もう売れなくなった中年の歌手と社長兼マネージャーの若い女の子。
全国のぼろ宿に泊まりながら地方巡業を続けていく二人の掛け合いがとにかく面白い。ぼろ宿も実際に営業しているところばかりで、昭和の香りと哀愁が漂い何ともいえない存在感。
高橋和也(売れない歌手)、深川麻衣(マネージャー)の演技も光る。
そしてエンディングの「星の宵」もすごくいい曲だ。

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