maribakoな日々事。

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命しぬじがまで鍾乳洞探検。

2013年07月19日 | 行ってみました。


友達が見つけてくれて、探検気分を味わって来ました
おじさんにガイドしてもらいながら、真っ暗な鍾乳洞を懐中電灯の灯りを頼りに歩きます。
足元は小川になってて、ザブザブ行きます。
冷たいお水が気持ち良かったです



沖縄の戦国時代には、今帰仁城の王子がここに隠れて命びろいしたそうです。
戦争の末期には、この鍾乳洞に隠れた周辺の住民300人の命を3か月も守り、亡くなった方はいなかった洞窟だそうです。
二度も命を守った洞窟、命しぬじがま。「命を救った洞窟」の意味だとの事です。

戦争末期の避難の時には、洞窟の中で男女の赤ちゃんが誕生して、広くなったホールのような所には紅白の鍾乳石まで有るっていう、おめでたい縁起の良い鍾乳洞だそうです

◆紅白の鍾乳石。幅2m位有りそうな立派な鍾乳石でした↓
 


基本的に怖がりな自分なので、いつの間にか、常におじさんのすぐ後ろを歩いてました
おじさんの側にいたかった人がいたら、ジェラシーだったかな~。ごめんなさい。

途中、懐中電灯を消して、前の人に連なって真っ暗闇の中を進む暗闇体験なども。
目を開けてても閉じてても変わらないの。
海老とかしかいないって聞いてても、なんかドキドキしちゃいます

避難時は豚の脂を燃やして灯りにしていたそうですが、こんな暗さの中に隠れ住むって・・・なかなか想像し難いです。
夜になると食料を取りに家へ帰ったりしていたそうですが、洞窟を出る時の恐怖心とか想像しただけで、胸が苦しいような圧迫感を感じちゃいます








紅白の立派な鍾乳石以外にも、色々な石が見れました。
金運が高まるっていうキラキラと光る石や、脳みそみたいな岩、ライオン岩に、黄金を招いてくれるっていう石も。

◆ライオン岩


◆キラキラ石
思いの外キラキラが綺麗でした
写真も撮ってみましたが、ちょっと分かりにくいかな~



洞窟の中では、豚の脂での灯りを再現しながら戦争当時のお話も聞けました。
管理してらっしゃるガイドのおじさんのおじいさんが、戦時中の町長さん(だったかな?)をしてらしたそうで。
投降を呼びかけ続ける米軍に囲まれて追い詰められた時、自分が撃たれたら誰も出てこないようにと言い置いて、洞窟を出たそうです。
自分の為だけじゃない勇気を持てるって、本当にすごい事です。
上手く言葉にするのは難しいですが、軍国主義に走ってた日本軍の、悲しい教えの犠牲にならない事にも勇気がいた時代だったろうに、本当によく洞窟を出てくれたと思います。



最後におじさん手作りの、ちょっぴりワイルドな事務所で冷たいお茶を頂きながら、TVで紹介された時のVTRを見せて貰いました。
和田アキコさんと高田純次さん、川ちゃんが洞窟を探検。
私、ビビリとは言え、アキコさんほどはビビって無かったかも?と一人勝利の笑み(?)を浮かべたりして
いえ、おじさんが先導してくれたからこそですけどね。
ガイド無しのコースもあるみたいだけど、勇気無いですわ

なかなか本格的な、探検体験でした

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