学校に行けない、仕事に行けない…。
どこにも所属していない若者達とかかわり始めて、1年ちょっと。
フリーススペースが出来、これまで以上にかかわりの時間が持て、若者たちも「所属」する場所、いろいろな人と繋がる機会が出来て変化してきました。
若者が語ってくれたことから一部をご紹介しますね。
履歴書の空白期間が増えていくと親はよく「これからどうするの?」とか「私の育て方が悪かった」…そんな事を言ってしまいます。
親から言われて一番きつい・・・といいます。
彼らは「これからどうしよう、どうしたらいいんだろう」常に考えています。
「私の育て方が悪かった」、「こんなことを言われると申し訳なくて、責められているようで死にたくなる」と言うこともあります。
ある若者は、親が「一緒に相談に行ってみようよ」と言ってくれた時、最初は素直に「うん」と言えなかったけれど嬉しかった。
次に誘ってくれたら素直に「うん」と言おうと思った。そんな事を話してくれました。
同じ親から生まれても兄弟それぞれ気質が全く違うもの。さらに保育園、幼稚園、学校などの集団に入るといろいろな経験をします。
同じ経験でもそれぞれの気質、認知の違いで、嬉しい、悲しい、寂しい、みんな違った捉え方をします。私から見ると(あんな事くらい…)がある人にはとっても辛い経験だったりします。
だからこそ「ただいま〜」と帰った時、笑顔で迎えてくれる人がいる、いつでも帰る場所がある。これはとっても大切なこと。
正月に娘が幼稚園の時に買ってあげたトランプが出てきて、それを見た時、思ったんです。
子ども達がいつでも帰って来れる場所でいなくちゃな…と。
親御さんは、子ども達の持つ力を信じて、出来ることは任せ、自信という水を少しずつ満たしてあげてください。
その自信が、これまで乗り越えられなかった山を乗り越える力になります。
大人だってそうですよね。
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