日々のあわ

毎日の生活の中で見つけたもの、考えたこと、感じたことなどなど、つれづれなるままに・・・。

MOVIN'OUT

2006-08-27 | 観ました
気になっていた舞台を観に行きました。チケットをとった時期が遅かったので最後列ではありましたが、まあ全貌はよく見えました。あそこもS席?ということにはちょっと納得いかないけど。
ビリージョエルの歌+ダンスの公演で、これまでに出した歌の組み合わせでストーリーが展開していくというもので、台詞はほとんどなし。
ほかのだれかがビリーの歌を歌うなんてどうなの?と思っていたけど、リードヴォーカルがすごくよかった。主役はあの人だね、と思うほど。ビリージョエルもそうだけど、ピアノを自由自在に操れる人が好きなんですよねー。
この舞台をみて、ビリージョエルの歌のテーマの幅の広さを感じました。「イタリアンレストラン」で始まり、高校卒業あたりから過去を振り返るかたちで歌いつないでいくわけですが、別れ、ベトナム戦争、絶望、癒し・・・などなどをイメージする歌が網羅されていました。
ラストに「イタリアンレストラン」に戻るあたりはニクイ演出で、私よりもう少し年上でずっとビリージョエルのファンだった人にはたまらないだろうし、自分の青春時代からこれまでを重ねてしまうかも。男の人は特に。
ダンスはすごかった。人間ってあんなに回転できるんだ・・・とか、リフトが多くてしかもただ持ち上げるだけじゃなくて上で投げたり回したりずっと持ち上げていたりして、男の人ってあんなに力持ちなんだとか、体がやわらかいなぁとか・・・ただただ驚きました。
基本はクラシックバレエなのかな、そんな動きが多かったような気がします。
ダンスは力強くて、一人ひとりみているとすばらしい技術をもっている・・・けど揃わない(笑)・・・これがアメリカ?
照明のつくりかたも大胆というか、ダイナミックというか・・・やはりこれもアメリカっぽい?
決して不満でもないし、観て良かったーと思っていますが、大味な印象がなくもない・・・ってところかな。
でもビリージョエルの歌を堪能し、おまけにパワフルなダンスも観られて(←すでに私の中ではダンスはオマケになっている・・・( ̄~ ̄)ξ)お得な感じの公演でした。


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