丸顔おばさんのブログ

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改憲草案~天皇について

2022-04-06 23:30:55 | 憲法改正
この続きで、自民党の平成24年改憲草案の1条から、ちょっと内容を書いてみたい。

前回書いた、前文は、
天皇の権威を強化して、国民主権を後退 
・歴史・文化・伝統 、家族のあり方などの道徳的なことが明記されていて、
 人それぞれ考え方、価値感が違うものを憲法に書くと、特定の価値感を押し付け、ちがう価値観を排除することにつながる=人権侵害につながる おそれがあること。
道徳や価値観を憲法に規定して、これを使ってファシズムをやるのが、歴史的に支配者の常套手段であること。
「国防義務」を抽象化しながら義務化 
平和的生存権を削除 
経済成長を憲法前文に入れていて、これでは国家を成長させるために国民がいるのだという、国家ありきの視点になってしまい、 我が国は金儲けを国是とすることになる。

こんな前文になっていることを書いた。
このあと、第一条と続く。

自民党憲法改正草案
第 一 章  天 皇 
( 天 皇 ) 
第 一 条 
天 皇 は 、 日 本 国 の 元 首 で あ り 、 日 本 国 及 び 日 本 国 民 統 合 の 象 徴 で あ っ て 、 そ の 地 位 は 、 主 権 の 存 す る 日 本 国 民 の 総 意 に 基 づ く 。 
( 皇 位 の 継 承 ) 
第 二 条 
皇 位 は 、 世 襲 の も の で あ っ て 、 国 会 の 議 決 し た 皇 室 典 範 の 定 め る と こ ろ に よ り 、 こ れ を 継 承 す る 。 
( 国 旗 及 び 国 歌 ) 
第 三 条 
国 旗 は 日 章 旗 と し 、 国 歌 は 君 が 代 と す る 。 
日 本 国 民 は 、 国 旗 及 び 国 歌 を 尊 重 し な け れ ば な ら な い 。 
( 元 号 ) 
第 四 条 
元 号 は 、 法 律 の 定 め る と こ ろ に よ り 、 皇 位 の 継 承 が あ っ た と き に 制 定 す る 。
( 天 皇 の 権 能 ) 
第 五 条 
天 皇 は 、 こ の 憲 法 に 定 め る 国 事 に 関 す る 行 為 を 行 い 、 国 政 に 関 す る 権 能 を 有 し な い 。
 ( 天 皇 の 国 事 行 為 等 )
 第 六 条 
天 皇 は 、 国 民 の た め に 、 国 会 の 指 名 に 基 づ い て 内 閣 総 理 大 臣 を 任 命 し 、 内 閣 の 指 名 に 基 づ い て 最 高 裁 判 所 の 長 で あ る 裁 判 官 を 任 命 す る 。 
(2~3略)
4 天 皇 の 国 事 に 関 す る 全 て の 行 為 に は 、 内 閣 の 進 言 を 必 要 と し 、 内 閣 が そ の 責 任 を 負 う 。 た だ し 、 衆 議 院 の 解 散 に つ い て は 、 内 閣 総 理 大 臣 の 進 言 に よ る 。 
5 第 一 項 及 び 第 二 項 に 掲 げ る も の の ほ か 、 天 皇 は 、 国 又 は 地 方 自 治 体 そ の 他 の 公 共 団 体 が 主 催 す る 式 典 へ の 出 席 そ の 他 の 公 的 な 行 為 を 行 う 。

またまたおばさんの教科書、
『赤ペンチェック 自民党憲法改正草案』伊藤真 著 p30~33
を参考に、問題点を箇条書きに要約してみた。青、おばさんつぶやき。

まずはなんといっても、「天 皇 は 、 日 本 国 の 元 首 で あ り」というところだな。「元首」とは、なんなのか?
それによって、日本社会はどう変わるのか?
1、自民党の改正理由には
「我が国において、天皇が元首であることは紛れもない事実ですが、」とある。
憲法学説ではむしろそれと異なる考えが多数派だ。
立論の出発点にまず問題がある。
「元首の要件でとくに重要なものは、外国に対して国家を代表する権能(条約締結とか大使・行使の信任状を発受する権能)であるが、天皇は外交関係では~形式的・儀礼的行為しか憲法上は認められていない。したがって、伝統的な概念によれば、日本国の元首は内閣または内閣総理大臣ということになる(多数説)。」(芦部信喜『憲法』岩波書店)

あー、勝手に事実にしちゃったのか。
「元首」の概念からすると、今現在の憲法下においては、天皇は元首ではない、という意見が多数派だそうだ。
で、天皇を元首と憲法に書くとどうなるか?

2、「元首」であると明記することは、天皇の権能(権利を主張し行使できる能力)を実質化・拡大させるおそれがあり、ひいては天皇主権を強化し、国民主権を弱まるおそれがある。

んー。やっぱり天皇の権力強化になっていきそうだね。
すると、前文と同じだね。
前文も「天 皇 を 戴 (い た だ )く」って入れちゃってる ことで、
天皇の権威を強化して、国民主権を後退させている 。
「元首」と明記することでもそうなる。
こうしたいんだよね、自民党としては。

「自民党内の議論では、元首として規定することの賛成論が大多数でした。反対論とし ては、世俗の地位である「元首」をあえて規定することにより、かえって天皇の地位を 軽んずることになるといった意見がありました。反対論にも採るべきものがありました が、多数の意見を採用して、天皇を元首と規定することとしました。」
とあることから、天皇の神格化をねらう動きがあることには十分注意が必要。

んー。天皇を神格化したいんだね。やはり、昔に戻したいんだね。
それは同時に、国民主権が弱まることを意味する。
そして前文には国防義務も、書かれているわけだからね。
平和的生存権も削除しているし。こりゃあぶないね。

ちなみに今の憲法は、こうなっている↓
現行憲法
第 一 章 天 皇
第 一 条 
天 皇 は 、 日 本 国 の 象 徴 で あ り 日 本 国 民 統 合 の 象 徴 で あ つ て 、 こ の 地 位 は 、 主 権 の 存 す る 日 本 国 民 の 総 意 に 基 く 。 
第 二 条 
皇 位 は 、 世 襲 の も の で あ つ て 、 国 会 の 議 決 し た 皇 室 典 範 の 定 め る と こ ろ に よ り 、 こ れ を 継 承 す る 。 
第 三 条 
天 皇 の 国 事 に 関 す る す べ て の 行 為 に は 、 内 閣 の 助 言 と 承 認 を 必 要 と し 、 内 閣 が 、 そ の 責 任 を 負 ふ 。 
第 四 条 
天 皇 は 、 こ の 憲 法 の 定 め る 国 事 に 関 す る 行 為 の み を 行 ひ 、 国 政 に 関 す る 権 能 を 有 し な い

「象徴」「こ の 地 位 は 、 主 権 の 存 す る 日 本 国 民 の 総 意 に 基 く 」
このようにはっきり書いてくれている。
個人的には、自民党改正草案を見てからこちらを見ると、ほっとします。
問題の続き↓
4、三条の1、2は、日の丸・君が代の尊重義務を国民に課するもの。
「第 三 条
国 旗 は 日 章 旗 と し 、 国 歌 は 君 が 代 と す る 。
2 日 本 国 民 は 、 国 旗 及 び 国 歌 を 尊 重 し な け れ ば な ら な い 。」

これも現行には書かれていないことだ。これを憲法に書くと・・・

問題①
これを通じて国家に対する尊重と忠誠を求める動きにつながるおそれがある。
個人よりも国家が尊重されるべきだとなったときに、国防義務や徴兵制の法制化に根拠を与えるとともに、国家の元首である天皇に対しても、天皇尊重擁護義務すら引き出されうる
ひいては不敬罪のような刑罰をもって、天皇や国旗・国歌への尊重・忠誠を法律上強制されかねないと言える。

憲法に国旗・国歌を明記すると、「不敬罪」の法律をつくって強制されるおそれがあるってことか。おそろしいね。
とくに国旗や国歌に反対していなくても、うっかり法を犯してしまって、罰せられるなんてこともあるかもな。
これが、徴兵の法制化の根拠にもなりうるのか。。。
完全に、昔に逆戻りだな。

問題②
立憲主義の立場からは、国民の義務を憲法に明記することには抑制的でなければならない。

憲法とは、権力が暴走しないために権力者に守らせるためのものだから、国民の義務よりも権力者の暴走に歯止めをかける内容でなければ立憲主義の近代の憲法とはいえないわけだ。
なのに、こんなふうに「 日 本 国 民 は 、 国 旗 及 び 国 歌 を 尊 重 し な け れ ば な ら な い 。」と書いてしまうとは・・・。

本当に、立憲主義を無視なんだね。
そしてこれを党の草案として発表できちゃうという。。。

(本より引用)
「何度でも繰り返しますが、国民が国家に注文をつけるのが憲法です。とすると、国民に向かって「憲法に従え」と言うこの草案は、もはや近代憲法ではないのですね。」

そして、
問題③
この義務が、思想・良心の自由を侵害する。
人権を保障することとは、少数派の自由を守ることにある。
日の丸・君が代についてはいろいろな歴史観を持つ人がいる。
たとえ少数であっても、その方々の人格的アイデンティティを尊重しそこに干渉しないことこそ、憲法が思想・良心の自由を保障する真の意義。
問題④
国旗・国家を変更した例は少なくない。不変のものとして憲法で固定する必要はないだろう。

だから、前文に道徳や家族、歴史観を明記することが、多様な価値観を認めないことに繋がり人権軽視になってしまうのと同じなわけだな。国旗・国歌を明記することも。いろんな考えの方がいらっしゃる以上。

憲法に関して議論をするならば、目指すところは、“多様な考え、価値感の人も社会から排除されず、権力によって弾圧されず、尊重される憲法”だ。
でないと、自分自身が弾圧の対象になることもありえるわけだ。

全然自由な考えが言えない社会になっちゃう。おばさんなんて一番に逮捕だよ、こんなの。

よく、右翼と左翼が、天皇制や国旗国歌に賛成か、反対かと議論するけれど、それと同じように憲法も議論しちゃうと、それは的外れであるわけだ。
少なくとも近代の、ちゃんと人権が保障された憲法の話ではなくなる。

意見はどちらでもよろしい。
問題は、どんな意見の人も弾圧されないような憲法にしなければってことだ。

そしてこんな改憲草案を発表している時点で、我が国の与党には、こういう認識がないということだ。これが問題であり、今の日本の危機だと思う。

9条の話も同じだと思うんだな。
自分自身が戦いの最前線に行くことを想定して話をしている人はとても少ない。
でもこの草案を見ると、そういう憲法になっている。
いろんな条文を合わせて、徴兵制を可能とする解釈が可能だ。
今のところ、前文、そして3条もつなげようと思えばつなげられそうだし、9条ももちろんだし、
第 九 条 の 三 
国 は 、 主 権 と 独 立 を 守 る た め 、 国 民 と 協 力 し て 、 領 土 、 領 海 及 び 領 空 を 保 全 し 、 そ の 資 源 を 確 保 し な け れ ば な ら な い 。

「なければならない」ってずいぶん強い表現のように思うんだけど。
こういうふうに憲法に書いちゃったら、国を守るために国民は戦わなければならないってなるんじゃないでしょうか?

おばさんの問いに、憲法の専門家が答えてくれてました↓

『「憲法改正」の真実』樋口陽一・小林節 著 p96より引用
徴兵制を義務付ける論理だって簡単に導き出せる。自民党は憲法改正草案で、国を守ることについて何と書いているか。
(上記、9条の三)
国家は国民と「協力して」とあるでしょう。すると、協力と言いつつ、これは簡単に義務に置き換えられるわけ。国民の防衛協力の延長線上に、じゃあ、兵隊が足りないよ、お前らなんで協力しないんだ、と。過去の政府見解は知らんが、現政権はこれを理不尽な苦役だとは解釈しないよ、などと言えてしまう余地がある

未来に誰が権力の座についても歯止めがかけられる内容でなければならないわけだ。
今の政治家の言う、未来の保障のない調子のいい言葉を真に受けているようでは全然ダメなわけだ。

それから、今現在憲法審査会で話合われている緊急事態条項も徴兵、あやしいよ。
戦争やテロは緊急事態に入れるだろうし、これを発動すれば、国民は協力義務が課せられる。

(本より引用)
「改正草案では緊急事態下の協力義務が国民に課せられてしまうことを、問題にしなければなりません。
防衛省が有事の際に民間船を借り上げる場合に、船員を予備自衛官として活動させる計画が進められていると報道されています。現行法のもとでも実質的には強制に近い運用になるのでは、という危惧が出されていますが、改正草案では義務化されるのです。」
これが義務化。。。徴兵ではないか。 
(中略)
兵隊が足りないから徴兵しなければ、緊急事態なんだから協力義務だと言ってくる可能性は否定できないだろう。

ほかにも徴兵の解釈に使われそうな条文は、まだある。
それなのに、自分自身が徴兵される前提が抜けた議論をみなさんしている。

今、緊急事態条項を憲法審査会で話合っているということは、これを憲法に入れることから発議してくる可能性が高そうだ。
すると、最高法規の97条の人権があると、整合性が取れないから、
「なによりも人権が一番大事で尊重されなければならない」という部分の削除もいっしょに発議してくるのではないか?

そして9条も変えなければ、と、いろんなところを変えていくうちに、
自分や家族が徴兵される可能性が、だんだん高まっていくと思うのだけど。
自民党の目指していることが、この改憲草案だとすると。

問題のつづき↓
5、現在、法律にある「元号法」と同じ内容。
あえて憲法の条項に格上げした趣旨は、元号と密接に関連する天皇制を強化する意図があると推察でき、国民主権の後退につながる。
天皇制の支持や元号を用いるかどうかは、個々人の心の問題である、憲法で一律に定めるべき問題ではない。
「第 四 条
元 号 は 、 法 律 の 定 め る と こ ろ に よ り 、 皇 位 の 継 承 が あ っ た と き に 制 定 す る 。」ってとこだね。
そうか。
法律にすでにあるものを、憲法に格上げしてるのも、天皇制の強化をねらっていると推察。

6、「進言」という文言は本来、目上の者に対して意見を述べること。
この言葉を使うことによって、上下関係を意識させることは、天皇の権能を強化し、国民主権を後退させることにつながるだろう。

だいたい全体が、天皇その他の権力を強化し、国民主権、人権を後退。
そして、国民の義務を強化という内容だ。

一般に、天皇の権能を強化することが問題なのは、それを政治的に悪用されると、国家権力の中枢部分を都合のいいように動かせるため。

あの時代がなつかしくてたまらない人たちが作っているからな。後述する。

7、現行憲法は「国事に関する行為のみを行ひ」とあるが、「のみ」が削除されている。
天皇の権能を限定する考えが弱まり、天皇の権能強化、国民主権の後退を招くおそれがある。

これも、天皇の権限を広げたい。

8、草案の6条5項で、天皇の公的行為を新たに規定している。

「5 第 一 項 及 び 第 二 項 に 掲 げ る も の の ほ か 、 天 皇 は 、 国 又 は 地 方 自 治 体 そ の 他 の 公 共 団 体 が 主 催 す る 式 典 へ の 出 席 そ の 他 の 公 的 な 行 為 を 行 う 。
この太字の部分が新しいところか。

現行憲法には明記されていないが、解釈として認める説が多数説
「公的行為」の名の下に天皇の権能が拡大されないよう、国事行為に準じて内閣のコントロールを求めてきた。

今は、そうだよね。天皇は、内閣のコントロールがあるけれど、

草案は明文化し、公的行為に内閣の「進言」を必要としていない。

えぇ!
太字の部分に関しては、そうか。
その前の部分は、コントロールがありそうだけど。
「( 天 皇 の 権 能 ) 
第 五 条 
天 皇 は 、 こ の 憲 法 に 定 め る 国 事 に 関 す る 行 為 を 行 い 、 国 政 に 関 す る 権 能 を 有 し な い 。
 ( 天 皇 の 国 事 行 為 等 )
 第 六 条 
天 皇 は 、 国 民 の た め に 、 国 会 の 指 名 に 基 づ い て 内 閣 総 理 大 臣 を 任 命 し 、 内 閣 の 指 名 に 基 づ い て 最 高 裁 判 所 の 長 で あ る 裁 判 官 を 任 命 す る 。 
(2~3略)」

草案は全体を通じて天皇の地位を強めるトーンで一貫している。
これでは公的行為が無限定で行われる恐れもあり、運用次第で天皇の政治利用につながる危険がある。
「式 典 へ の 出 席 そ の 他 の 公 的 な 行 為 を 行 う 」
って部分は、たしかに、ここは、内閣の「進言」が書いてないみたいだな。
だめじゃないか。。。

以下、憲法の先生方の嘆きです↓
『「憲法改正」の真実』樋口陽一・小林節 著 p29より引用
樋口:
あれは、憲法とは呼べない。
小林:
そうなのです。今回の自民党の改正草案は、我々のような憲法学者に言わせれば、憲法とも呼べない代物です。
(中略)
 鍵は、やはり、世襲議員たちです。自民党の法務族、とりわけ改憲マニアとも言うべき議員の中には世襲議員が多いのです。
(中略)
憲法というのは、他の分野と違って、利権が絡まないので、票にも金にもなりません。したがって、憲法調査会に所属する議員たちは、地盤の強さだけで勝てる世襲議員が多くなってしまうという傾向がありました。
 それに追い打ちをかけたのが、先ほどから話に出ている2009年の衆議院選挙の大敗です。(民主党に政権交代したとき)
残念ながら中山議員のような実力派の議員が落選し、自民党の憲法調査会には、二世どころか、三世、四世といった世襲議員と不勉強なくせに憲法改正に固執する改憲マニアだけが残ってしまった

昔はまだ少しはマシだったんだね。。。

 これが何を意味するかと言えば、現在、自民党内で憲法について集中的に考えている議員のほとんどが、戦前の日本のエスタブリッシュメント層、保守支配層の子孫とその取り巻きであるという事実です。
樋口:
戦前のエスタブリッシュメントの子孫といえば、安倍首相などは、まさにその典型ということになりますね。
小林:
そうです。彼の母方の祖父、岸信介なんて、大日本帝国のもとで戦争したときの最高責任者の一人です。武官の最高責任者が東條英機ならば、文官の最高責任者は岸信介じゃないですか。
 商工大臣や軍需次官までやった岸信介は、A級戦犯容疑で囚われながら結果的には無罪放免で、総理大臣にまで上りつめました。岸としては、国をたて直すために自分が生き延びなければならないのだとみずからを納得させたのでしょう。
 しかしながら、敵国に屈することで自分を守ったという心理的な屈折がなかったはずはありません。その屈折が、「推しつけられた」憲法を廃棄するという執念に繋がっているのではないか。自主憲法制定国民会議の会長を務めるなど早くから改憲の旗振り役だったのは、その屈折から来ているのではないかと推測できるのです。

そういうことだよね。
威張っているけれど、本当は、とっても卑屈であったりする。
(押しつけ憲法はウソであることが判明している。)
ところで、彼らのご主人様である、CSISのHPを見ていたら、おもしろいものを発見した。
日本の本当の総理大臣であられるジャパンハンドラーのマイケルグリーン(バーグ?)さんがレポートを発表していて、あべちゃんにつっこみをいれていた。

The Ukraine Crisis and Asia  より機械翻訳を転載。
赤、こちらで追記。青、おばさんつぶやき。

ウクライナ危機とアジア 
2022年3月1日 
(省略)

ウクライナの戦争に乗じて、中国が台湾に侵攻するのではないかと言われていた。

日本は、近隣諸国への武力行使は世界的な同盟関係の強化と経済的な懲罰的な対抗措置につながることを北京に示すため、厳しい制裁措置に踏み切った
安倍晋三首相が北京に対抗する「ロシアカード」を持つためにプーチンとの良好な関係を維持しようとしたクリミア併合時の日本の対応とは実に対照的である。

日本はロシアに制裁措置をしてよかったと言っている。
あべちゃんがロシアと仲良くしようとしていたのとは対照的で、よろしい、今の政権は。ってことか。

日本がロシアに制裁措置をとったのは、中国に「武力行使するとこうなるんやで」と示すことになったからよかった、とグリーンバーグ氏は言っている。

あべちゃんは、プーチンと手を組んで、中国に対抗しようとしてたけどな、って。

つまり、あべちゃんはあかんかったと言ってるみたい。

ロシアと経済協力やって食い逃げされるのでは?といわれていたのが2016年。
そして、2020年にロシアに憲法改正されて一方的に北方領土交渉は終止符を打たれた。
おばさん、思うけど、あべちゃんは、いつも甘いと思うの。
おぼっちゃんすぎると思うの。

あら、やだ。おばさん、ジャパンハンドラーと意見が一致しちゃった。。。

習近平とプーチンはオリンピック前の首脳会談で共同声明を発表し、その考えを打ち消した。

あべちゃんのロシアへのすり寄りは裏切られ、ロシアと中国はがっちり手を組んでいるやろ!とグリーンバーグ氏。

オーストラリアとシンガポールも世界的に見て非常に厳しい状況にあるが、他のASEAN諸国は迷走し、韓国は選挙戦に気を取られている。
今のところ、主要な民主主義国の世界的な連携と破壊的な制裁の発動が、北京に正しいメッセージを送ったということであろう。

まぁ、民主主義国はどこの国もだいたいロシアに制裁をしたから、
北京はこれ以上は調子にのらんやろと思う、とグリーンバーグ氏。
なるほど。これは、あべちゃん、やっちゃったねw
名指しで怒られちゃったねw

もしプーチンが失敗するか、侵略のために受け入れがたいほどの高い代償を払うことになれば、アジアでの外交は容易になるだろう。

もしプーチンが戦争に負けたり滅びたりしたら、アジアはわりとカンタンやでと。

しかし、もしプーチンがその痛みに耐えてウクライナを服従させれば、北朝鮮は増長し、中国で巻き起こった民主主義の統一世界に直面する危険性についての議論も消極的になりかねない。(以下省略)

でも、プーチンが勝っちゃったら、大変や。
北朝鮮はロシア側だし、中国も民主主義にならんやろうと。
こいつらが手を組んで台頭してくるんやでと。

そうか。
CSISがあべちゃんの過去の過ちを今あげつらっている。
そして、ロシアだけでなく、北朝鮮も出てきた。
それは、国際情勢を語る必要性から言ってるのか?
それとも、北朝鮮と関係に深いあべちゃんにクギを刺しているのか?


ジャパンハンドラーこそ、あべちゃんたちの飼い主だから、正体は、当然よく知ってるわけだし。
そして、あべちゃんがやろうとしてることにも、あいつら気づいてるって、先生方が言ってるよ。↓

『「憲法改正」の真実』樋口陽一・小林節 著 p210 より引用
樋口:
だから、欧米の教養ある人々は、「戦後レジームからの脱却」という自民党のスローガンを聞くと、ナチスとシュミットを思い出すのです。これは危ない、アベという首相は、第二次世界大戦後の世界秩序から離脱したいのか、と思うのですよ。

あ、ほんとだ↓
一つ目は、よく使われている「戦後レジームの脱却」。これは、ちょっと待って。「レジーム」とは、言ってみれば「体制」です。「戦後の体制を脱却」する、自分の国のレジーム・チェンジを求める。民主主義国のリーダーが、自国のレジーム・チェンジを推し進めるとは、一体どういう意味なのかと、誰もが不思議に思うのです。
話を聞いていると、それは「占領時代にGHQが作った戦後のレジームを変えたい」ということであるらしい。それで、憲法を改正する、あるいは教育のやり方を変える。また、外交についても、アメリカの下というか、従属するのではなく、より独自の立場に立つ。そのように言うわけですが、占領時代に作られた体制は、日本の国民の多くに受け入れられて、日本のものになっているのです。

いったいなにをたくらんでいるんだ?と。

「シュミット」というのは、ナチスによるワイマール憲法の破壊を正当化した法学者だそうだ。この人の主張が、「第一次大戦後の戦後の世界秩序に対して挑戦すべし」という内容だったんだって。
「戦後レジームからの脱却」と聞くと、欧米の知識人はこれを連想しちゃうんだって。
その疑いはね、きっと正しいと思うの。
高市さんをお支えしているという八咫烏が?
ナチスのイデオロギーの開祖と八咫烏がつながってる?

繋がりがやっぱりあるから、あべちゃんはわかってて言ってる可能性もある。
あべちゃん、本当はあいつらに対しても、屈折した思いがあるわけだから。

小林:
なるほど。
樋口:
欧米のメディアは、安倍政権の初期の段階から、あれは保守政権ではないと見抜いて、革新ナショナリスト勢力だと書いていました。日本の新聞は、いまだに保守政権として分類しているようだけども、とんでもない。戦後の体制を離脱する、あるいは壊したいと言っているのだから、今の自民党は革命政党ですよ。

はっきり言っちゃうと、あぶないやつらだと私も思っていた。
似非保守なんてもんじゃなく、革命政党だと先生は言ってしまったね。
安倍派はとくにそうなんだろう。
自民党にもいろいろな人がいると思いたいけれど、
ほぼみんなあの改憲に賛成しているならば、そういうことだろうな。

戦後体制を壊して良くするんならいいけど、北朝鮮にされるのは困るわけだ。

だからあいつらも、日本を米国とともに派兵させたり、戦争させたりしたいから、
9条は変えさせたいと思うけど、
あべちゃんのやろうとしていることを支持しているとは思えないんだよね。
あべちゃんもたぶん屈折した思いで、あいつらが滅びることを願っているよね。
で、改憲という革命を起こして、日本を北朝鮮にして、安倍天皇ねらってる?
(ロシアにすり寄った理由は、このへんにもあるのかもな)

だから、あべちゃんはそのうち、あいつらにおしおきされるのではないか?
あるいは、そのうち逮捕されるかな?とグリーンバーグ氏のレポート見て思った。
逮捕の理由には事欠かないだろうからなw

だから私は最終的に、アベちゃんのしたい改憲にはならないのではないか?と予想しているんだ。

こんなふうに、あべちゃんはDSだけど、けっしてあいつらと一枚岩ではないわけだ。



物価

2022-04-05 16:25:15 | あいつら(2022.4)
スーパーに行くと、いろんなモノの値段が少しあがっている。。
4月になってから。

いろんなものの値段が上がっちゃえば、総額でけっこうな負担増になるんだけど。

なんとかしてもらえませんか?
画像出典:

なんとかしてもらえませんか~?

円安で輸入品が値上がりしてるんだろう?

2022年3月29日 

<ロシア侵攻、国際商品上昇に拍車>
そのような状況下、ロシア・ウクライナ戦争の影響で、日本の輸入依存度が高い資源の価格が軒並み高騰貿易収支の赤字が膨らんでいる。燃料、農林水畜産物、金属などは生活や産業に不可欠なものが多く、基軸通貨ドルで取引されるケースが多いため、ドルの上値を追いかけてでも買わざるを得ないつらい立場に追い込まれた輸入業者によるドルの買い切り注文が膨らんでいる。

あ~、資源やら、輸入品の高騰。

円安を放置しちゃダメなんじゃないの?

<日米金利差拡大、トリガーに>
ドル高・円安の背景は明快だ。
インフレの抑制に本腰を入れた米連邦準備理事会(FRB)が今月16日にゼロ金利政策を解除、今年だけでも0.25%刻みであと6回分もの追加利上げを示唆する一方、物価目標2%達成の見通しが立たない日本では、日銀が大規模緩和を継続
短期金利をマイナス0.1%に据え置くと同時に、満期10年の国債を無制限に買う「指し値オペ」を駆使して長期金利に0.25%の強力な天井制限を課す方針を崩さずにいる。短期と長期の両方で、日米金利差の拡大観測が強化され、ドル高・円安圧力が増している。

あれ?日銀がすごい勢いで日本の国債を買っている。
そんなことしたら、よけい円安になりませんかね?
円安でみんなが困ってるのに、なんでそんなにすごい勢いで国債を買いまくるんだ?

画像出典:

あ~、とぼけてるのか~?

黒田さんが国債をいっぱい買うと、国債の価格が上がるだろう?
国債は価格が上がるほど、金利が下がるだろう。
こんなふうに↓
債券は、価格が上昇すればするほど利回りは低下し、逆に価格が下落すればするほど利回りは上昇します。

表面利率2%、残存年限5年の場合
(債券価格)(最終利回り)
105円    0.952%
104円    1.153%
103円    1.359%
100円    2.00%
99円      2.222%
96円              2.916%
(ファイナンシャルプランナーの教科書より)

黒田さんが国債を買いまくって、日本の国債の価格が上がると、
金利が下がるから、みなさん日本の国債を売っちゃうだろう?
そしたら円もさ、
為替の変動に関係するさまざまな要素
金利差
銀行預金や債券投資では、金利が高い方がより多くの収益を得ることができます。例えば、期間10年の国債が、日本とアメリカでそれぞれ年利2%で発行されていて、その後アメリカの国債の金利だけが3%に上昇したとすると、日本の投資家の中には持っている円を米ドルに替えて米国債を購入したくなる人が増えるはずです。
この場合は、米ドルの需要が高まり、米ドル高・円安の中期的な要因になります。

こうして為替も、円安ドル高になっちゃうじゃないの。
よけい輸入品が高くなっちゃうじゃないの。
家計が負担増じゃないの。
どうして国民が困るようなことを、あえてするの~?

「指値オペ」は、日銀が利回りを指定して(=指値)、国債を無制限に買い入れる措置です。
通常の国債買い入れオペでは、買い入れ金額を例えば4250億円などと明示して実施しますが、指値オペは金額に制限をつけず買い入れるもので、特別かつ強力な措置と言えます。
指値オペには、長期金利の上昇をブロックする効果が期待できるからです。
国債と金利は「国債が売られると金利が上がり」、「国債が買われると金利が下がる」という関係にあります。
国債を売買する債券市場では、アメリカが金融引き締めに転じて利上げに積極的な姿勢を打ち出した影響で、このところ日本の国債が売られる動きが強まり、長期金利が上昇傾向にあります。

そのままで、よかったんじゃないの~?

一方で、日銀は長期金利の上昇を抑えたい立場です。
今の金融緩和策の一環で、長期金利(=10年もの国債の利回り)を0%程度にするとしていて、具体的にはその変動幅を「±0.25%程度」にするとしています。
ところが長期金利が上昇を続け、この変動幅の上限に近づいたため、指値オペを実施することを決めたのです。

なんでそんなにも、長期金利を下げたいの?


なんだ、聞いちゃいけない質問だったか?

2022/03/29
(中略)
しかし、日米の金利差が拡大すれば、当然、円安も進んでいく。黒田日銀は、円安が加速することを分かりながら、低金利を優先した格好だ

あ~、やっぱ黒田さん、わかっててやってますって。

 経済評論家の斎藤満氏がこう言う。

岸田政権と黒田日銀の間に亀裂が生じているということです。夏の参院選を控えた岸田政権は、絶対にインフレを抑えたい。そのためには、円安をストップさせる必要があります。輸入物価が高騰しますからね。なのに日銀の黒田総裁は、インフレを招くと承知しながら円安を容認している。いまだに『円安は経済にプラス』と公言しています。恐らく黒田総裁は、いまさら“低金利”と“円安”というアベノミクスをやめるわけにはいかないのでしょう。アベノミクスの失敗を認めることになりますからね」 

あ~、黒田さんは、あべちゃんに忠誠を誓ってまだアベノミクスやってるのか。
もうあべちゃんは、総理大臣をやめましたよー。
げー、やっぱり改憲に向けて、元気いっぱいだ。

そして病気になって総理をやめ(2回目)、コロナのおかしな政策や、犠牲者多数のワクチン推進等の荒仕事はガースーや岸田さんにやらせ、現在、大切に温存されて、元気いっぱいだ。
改憲したら、また出てくるんだろうな、あべちゃん。
今度は総理大臣じゃなくて天皇だったりして?
また明治維新のときみたいに表天皇とウラ天皇の交替が起きて・・・?
まるで北朝鮮みたいな憲法だしね・・・。

不気味ですよ。あべちゃん。総理やめたのに。
ここのところの改憲への暴走と、
いまだにアベノミクスみたいなことしてる黒田さん。

しかし、このまま円安が進行したら、インフレも加速してしまう。すでに4月に値上げが予定されている物品は500品目を超えているという。黒田日銀の都合によって、さらに国民生活は圧迫される恐れがある。(省略)

そうだろう。ふつうに考えたら。
やんなっちゃう。
あべちゃんのことが好きなのは勝手だけど、これ以上国民を巻き込まないでほしいんだけど。
きみたちのおかげで、どんどん貧乏になっていく。

そうよ。

われわれが物価高に苦しむかげで、あいつらがもうけているんだろう?どうせ。
極端な円安・円高のとき、だいたいあいつらに収奪されているのではないか?

各国が利上げするけど、「日本は利上げやりませんので、低金利でいきますんで」ってあらかじめ約束したうえで、
こういう措置をしているのかな?っておばさん勘ぐっちゃう。

あ、まさか当たりなの?!
その顔は!

じゃあ日本経済、やばいじゃないの。

そもそもアベノミクスってなんだったの?

Wikipedia「アベノミクス」より
第1次安倍内閣における経済政策を指す言葉として命名されたが、第1次安倍内閣の政策はその後の第2次安倍内閣の政策とは基本的なスタンスが異なっており、財政支出を削減し公共投資を縮小させ、規制緩和によって成長力が高まることを狙った、小泉純一郎による「小泉構造改革」(聖域なき構造改革・いざなみ景気)路線の継承を意味するものであった。
第2次安倍内閣では新たに、デフレーションを克服するためにインフレターゲットが設定され、これが達成されるまで日本銀行法改正も視野に入れた大胆な金融緩和措置を講ずるという金融政策[9][10]が発表された。

「三本の矢」[編集]
アベノミクス個別の政策としては、それぞれの矢として下記などが提示、あるいは指摘されている。
  • 第一の矢:大胆な金融政策(デフレ対策としての量的金融緩和政策、リフレーション)
    • 2%のインフレ目標[9][10][14]
    • 無制限の量的緩和[10][14]
    • 円高の是正[10][注 6]と、そのための円流動化
    • 日本銀行法改正[10][15]
  • 第二の矢:機動的な財政政策(公共事業投資、ケインズ政策)
    • 大規模な公共投資(国土強靱化)[10]
    • 日本銀行の買いオペレーションを通じた建設国債の買い入れ・長期保有[16]、ただし国債そのものは流動化
  • 第三の矢:民間投資を喚起する成長戦略(イノベーション政策、供給サイドの経済学)
    • 「健康長寿社会」から創造される成長産業[17]
    • 全員参加の成長戦略[17]
    • 世界に勝てる若者[17]
    • 女性が輝く日本[17]
    • NISA
2014年6月30日、安倍はフィナンシャル・タイムズ紙に「私の『第3の矢』は日本経済の悪魔を倒す」と題した論文を寄稿し、経済再建なしに財政健全化はあり得ないと述べ、日本経済の構造改革を断行する考えを表明している[18]。改革の例として、
  • 法人税の引き下げ。2014年に2.4%引き下げ、数年で20%台に引き下げ。
  • 規制の撤廃、エネルギー・農業・医療分野の外資への開放。
  • 働く母親のために家事を担う外国人労働者の雇用。
を挙げた[18]。また、2014年4月の消費税増税については「影響は限定的である」と述べている

あー、思い出した。
デフレ脱却ってさかんに言ってたっけ。
(なんだ、あべちゃんの論文のタイトルはw)

表向きはそうだけど、
1デフレ脱却などと理由をつけて カネを刷り
2インフレに転じたと称して 消費税を増税
3消費税増税から来るデフレ圧力にはさらにカネを刷り

こうやってお金の価値を落としながら増税を繰り返し、景気回復して税収も増えたでしょ? と情報操作するのがアベノミクスの基本戦略です。 
(中略)
今まで蓄えていた貯蓄をお金の価値を下げながら奪い取るのがアベノミクスです。

あー、つまりは国民からの富の収奪
消費税増税は大企業の法人税減税の穴埋めにあて、社会保障のためというのはウソであることが有名に。
年金まで株にぶち込んで。
そりゃ株価は上がる。
得をするのは、
みんな、わかってますな。
我々から奪った富は、あいつらのところへ。

物価高で円安になったんなら、アベノミクスの言ってた目標は達成しているはずだよな?
なんでやめないの?
(再度引用)
恐らく黒田総裁は、いまさら“低金利”と“円安”というアベノミクスをやめるわけにはいかないのでしょう。アベノミクスの失敗を認めることになりますからね

それだけ?

2022/03/18
(省略)
日銀・黒田東彦総裁:「円安が経済・物価を共に押し上げ我が国経済にプラスに作用している基本的な構造は変わりはない」

 黒田総裁は日本の企業が海外であげた収益を国内に送金する際に「円建ての金額は円安によって拡大しGDPもプラスになる」と述べ、円安を容認する考えを示しました。

ま、まぁそうだね。外貨から日本円に変えるときに円安はお得だろう?っておっしゃる。

発言を受けて円相場は一時およそ6年1カ月ぶりの水準となる1ドル=119円台まで円安が進みました。

 金融政策については原油価格の高騰などで消費者物価が「4月以降2%程度の伸びとなる可能性がある」としながらも
引き締め策を取ると企業収益を悪化させ家計の負担を増やすとして「金融緩和を続ける」との考えを強調しました。

え~。
燃料、農林水畜産物、金属などは生活や産業に不可欠なものが多く、基軸通貨ドルで取引されるケースが多いため、ドルの上値を追いかけてでも買わざるを得ないつらい立場に追い込まれた輸入業者によるドルの買い切り注文が膨らんでいる。
追い込まれている企業もいっぱいだと思うけど。

まさか、あいつらから、このまま日本経済を壊してグレートリセットにつなげろと言われてるんじゃないだろうね?
アベノミクスをやめないということは・・・

 このほか物価の上昇と景気の停滞が同時に起こる「スタグフレーション」については「そういう恐れが日米欧にあるとは思っていない」と述べました。その理由として「資源価格の上昇は一時的なものでコロナ禍からの経済回復は明確だ」としました。 

資源価格の上昇は一時的なもの?そうかな~?
戦争は続いているようだけど。
なんだかぐだぐだになって、止む気配が感じられないけど。
世界的に資源がまずくなりそうな雰囲気なんじゃないの?
あ~、
おばさんは、あいつらが世界的にエネルギー不足の状況を作りたいのかなって気がしてました。

グレートリセットして、超監視管理社会にする口実に「気候」を使うって言ってたんで。「脱炭素」とか言って。

NHKもはっきり言ってるし↓
(省略)
私たちに突きつけられているのは、「二酸化炭素を出さずに経済や社会をどう成り立たせていくか」という命題です。
(中略)
価格の高騰が起きているのは、原油だけではありません。二酸化炭素の排出量が比較的少ない「LNG(液化天然ガス)」もまた、価格が跳ね上がっています。

価格高騰が起きているっていうか、“起こしている”んだろう?
記事より)
「ヨーロッパは、脱炭素の過程として、発電燃料を 石炭や石油よりも、温暖化ガスの排出が少ない天然ガスに切り替えているため、ロックダウン後の景気回復により、需要が供給をはるかに超える一連の"ボトルネック"が発生している。
国際レベルでのガスの価格が上昇したため、ヨーロッパは危機に瀕しているのだ。」

脱炭素とかグレートリセット言うから価格が上がったわけだ。
さらにそこで、資源大国ロシアがこういったタイミングで戦争を起こし、さらに高騰。

(中略)
この中国の動きに、大きな影響を受けると見られているのが、日本です。火力発電の割合が高い日本は、これまでLNGの輸入量は世界1位でした。それが、ことし初めて中国に追い抜かれる見通しです。
(中略)
一方、私たちの生活に身近な対策も見えてきました。26位には「電気自動車の普及」、31位には「住宅などの断熱化」があげられています。注目すべきは、上位にランクインした「食生活に関わる対策」です。第3位は「食料廃棄の削減」。消費されない無駄な食料の生産などで世界が排出する温室効果ガスは、地球全体の年間排出量の8%に上ります。
そして第4位は、「植物性食品を中心にした食生活」。つまり、あまり肉を食べないようにするという対策。実は牛や豚など家畜の飼育では、二酸化炭素だけでなく、その20倍以上も温室効果が高いメタンガスが大量に排出されています。世界全体で食肉の量を減らせば、今後30年間で二酸化炭素661億トン分もの削減につながると試算されたのです。
(中略)
脱炭素社会の実現に向けて、何をリセットしていくべきか、市民が月に1回ほど集まって議論を重ねてきました。 
(中略)
9か月にわたる議論の末、まとめられたのが、149ものリセット案が盛り込まれた提言書です。実は、そこから実現したひとつが、近距離の航空路線の廃止。夜行列車を復活させる、あの取り組みにつながっていたのです。そのほかにも、排気ガスの多い車が市の中心部に入るのを禁止する提言など、社会全体で取り組むべきさまざまなリセット案が示され、国によって検討されたのです。 
(中略)
国、企業、そして市民が挑む、脱炭素社会への「グレート・リセット」。地球温暖化を巡って、科学は次々と厳しい未来予測を突きつけています。私たちはリセットを成し遂げ、この美しい地球を未来に引き継ぐことができるのか。残された時間は、もう長くはありません。

こうやって気候変動を口実に人々を縛っていく計画らしいからな。
SDGsなんかともつながる。

ヨーロッパがとくに光熱費があがって大変だそうだけど、
世界的にエネルギー不足、
物価も高騰っていうのに拍車がかかり、
経済と、監視管理社会の構築と、グレートリセットへつなげちゃおうとしているんじゃないかね?

だから黒田さんの
資源価格の上昇は一時的なもので~」
って言うのは、その場しのぎの言い訳なのかな~?って思いました。

こういうふうにしろって言われてるの?

あ、ごめん。答えられないよな。

グレートリセットさえしちゃえばもう世界的にすべてストップで大混乱、
そして文字通りリセットなんだから、
日銀の政策のまずさなんてものはどうでもよくなっちゃうもんな。

黒田さん、来年で任期を終えるらしい。
その直前には、最後の大仕事、やってるの?

内田氏という方が理事を再任することになり、デジタル通貨の開発をしてきた方だという記事が出ている。
最近、日銀からも、グレートリセットのにおいがしている。。。
2022年4月1日
内田氏はこれまで理事として企画局・金融市場局・決済機構局を担当し、金融政策の企画、金融市場調節、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の研究開発まで一手に担ってきた
(中略)
黒田総裁の任期が2023年4月で終わるため、担当替えなどがなければ、内田氏は黒田氏の後任総裁の下でも金融政策の企画立案を担うことになる。今回、内田氏が黒田総裁をトップとする政策委の厚い信頼を得て再任されたことがうかがえる。

キーパーソンなんじゃないでしょうか。

今ある電子マネーとは違う。「それ自体が法定通貨」れっきとした人民元だ。
中国の中央銀行が発行するデジタルマネーだ。
こういう中央銀行が発行するデジタル化された通貨のことを「CBDC」というそうだ。
日本はこういうの検討してないの?

日銀HPより
「日本銀行では、現時点でCBDCを発行する計画はないが、決済システム全体の安定性と効率性を確保する観点から、今後の様々な環境変化に的確に対応できるよう、しっかり準備しておくことが重要であると考えている。」

技術はすでにあるのにやらないんだ?ふーん。

やっぱり準備はすすんでいるようだ↓

2022年3月25日
日銀は25日、4月から中央銀行デジタル通貨(CBDC)の実証実験フェーズ2を始めると発表した。CBDCの周辺機能について、実現可能性や課題を検証する。
日銀は昨年4月にフェーズ1を開始し、CBDCの基本機能を検証してきた。フェーズ1は予定通り3月で終了する。

いずれ、世界統一通貨になるんだろうな。。。

「国債が発行されるとき、
民間の資金が政府に吸収され、金利が急上昇することを
防ぐために、日銀は
民間保有の国債を買い取っている。
その際には、通貨が新たに発行される。」

それが我々の資産となっている。
財政健全化はこれを回収、、、つまり、私有財産の没収につながりそうだ。
(中略)
これ、私有財産の没収って、あいつらのグレートリセットではないか! 

今は、黒田さんが国債を買いまくっている。

いずれ、通貨が回収される日が、来るのかな?

それとも経済のシステムがダウンしたりして、お金の価値がなくなる日が来るのか?

2022年3月22日
日本銀行の黒田東彦総裁は22日、現在の消費者物価の上昇は国際商品市況高によるコストプッシュ型であり、企業収益や家計の実質所得の減少を通じ「長期的にはむしろ景気を押し下げる方向に働く」と語った。参院予算委員会で白真勲氏(立憲民主)の質問に答えた。
  今年の春季労使交渉では、製造業を中心にかなり高いベースアップ(ベア、基本給の底上げ)が認められつつあるとし、「名目賃金は数年ぶりにかなり上昇する可能性がある」とした。ただ、エネルギーや食料品を中心とした消費者物価の上昇によって「実質賃金は下押しされる可能性がある」との見方を示した。

じゃあ、ダメじゃないの。
あ、キーパーソンも同じことを↓

2022年4月5日 
日銀の内田真一理事は5日の衆院財務金融委員会で以下のように述べた。
* 内田日銀理事:コストプッシュ型物価上昇で、物価が継続的に上昇するとは考えない
* 内田日銀理事:為替は内外金利差の影響受けるが、投資家のリスク感覚や資源輸入のドル買いも影響
* 内田日銀理事:コストプッシュ型物価上昇、日本経済を下押しする可能性


物価の上昇、一時的、なのか~?

生産コストの上昇により起こるインフレのこと。具体的には、原材料や資源価格の上昇による資源インフレ、賃金の高騰による賃金インフレなどがある。いわゆる供給サイドの要因によるインフレであり、輸入物価の上昇などその原因が自国に収まらない場合は、対策が比較的難しいとされる。それに対して、好景気によりモノがよく売れることで需要が供給を超え、モノの値段が上がる需要サイドの要因によって生じるインフレはディマンドプルインフレと呼ばれる。

んー、

言ってることも、やってることも、なんだか納得できない気がするときは、注意かなぁ。

備蓄とか、いつも買ってる物の見直しとか、ちょっと手立てを考えておこうと思います。


衆議院 憲法審査会(2022年3月31日)~「規律密度」なる詭弁と外国のお話

2022-04-04 14:32:18 | 憲法改正

3月31日の憲法審査会は、外国の緊急事態条項がどうなっているかを法制局が概要を話すところから始まった。

2022年3月31日 衆議院 憲法審査会
7:30~
本日は日本国憲法及び憲法改正国民投票法の改正をめぐる諸問題、とくに諸外国憲法における緊急事態条項および国民投票等におけるSNS対策について討議を行います。

衆議院法制局長 橘幸信くん

2022年3月31日 21時41分
<説明聴取>
 橘幸信衆院法制局長 
諸外国の緊急事態条項に比べ、日本国憲法は著しく分量が少ない。憲法の制定論議が行われた帝国議会で金森徳次郎担当大臣は、民主政治の徹底等の観点からは非常の場合の暫定措置は国会こそが対応すべきで、立法により措置することが適当と答弁している。(以下省略)

法制局の答弁で、上記記事に抜けている点で大事なところは↓。
13:00~
1950年代以降、憲法に緊急事態条項を定める国が著しく増加しており、2013年時点で93%を超えております。

13:45~
緊急事態宣言の効果として、もっとも多いのは、「人権制限規定」で、60%を超えていることが示されています。ただし、その際には合わせて、緊急事態においても制限してはならない人権規定を明記する、このようなスタイルの憲法があることにも留意が必要かと存じます。
この2点。

そして、いつものとおり、自民党から↓
28:55~
自民党 新藤義孝くん:
ただいまの法制局の論点説明は日本国憲法の根本的性質を簡潔に指摘し、明確にしてくれたと思います。資料の2ページにありますように、我が国の憲法は諸外国に比べ文字数が少ない、すなわち権力統制機能が弱く、そのぶん憲法附属法の役割が大きい。それがゆえに通常の国が憲法改正で行うことを法律の改正で行っている。だからこそ憲法改正により必要な条項を整備し、規律密度をあげて、権力統制機能を回復させるべき、これこそが日本国憲法の改正の意義だということだと思います。

現行憲法の文字数が少ないというのを法制局も自民党も取り上げて、
「規律密度」なる専門用語を持ち出して、
改憲の口実にしようとしてるんだけど、これはおかしいですよと専門家がさっそく言っている↓
2022年4月1日 
憲法改正に関連する議論に「規律密度論」なるものがある。憲法は政治権力を縛るためのものである。よりきつく縛っていれば規律密度は高い。低ければ縛りは緩やかである。この問題に関連して、日本国憲法は他国の憲法典に比べて条文や文言の数が少ないから規律密度が低い、という言説を聞くことがある。この言説は誤っている。
 世の中には、ひっきりなしにしゃべるわりにはたわいのないうわさや自慢ばかりで、話の中身がないという人がいる。憲法も同じで、美辞麗句が連ねられてはいるが、その国の政治権力のあり方とは関係のない、ただのお飾りで、政治権力を縛る役に全く立っていない、フェイク憲法と呼ばれるものがある。
(中略)
憲法の言葉や条文の数を増やせば、政治権力を厳しく縛ることになるわけではない。両者は、論理的には無関係である。規律密度が高まるか否かは、あくまで改正案の内容に基づいて判断すべき事柄である。落ち着いて考えれば、誰でも分かることである。
 憲法改正を提案する方々は、憲法の規律密度を高めようとまじめに考えているのかもしれない。
 しかし、自分自身が権力の立場にいる国会議員がなぜ規律密度を高めようとするのか、それもよく分からない。国民の利益を実現したいと本気で思うのであれば、行動の余地が広く、縛りが少ない方がよいと考えるのが自然である。それなのに自分たちの手足をなぜもっときつく縛りたいと思うのだろうか。自虐性嗜好でもあるのだろうか。
そんなはずはないのだから、言葉や条文の数を増やせば規律密度が高まるというフェイクな言説にだまされているふりをしつつ、実は縛りを緩める「改正」を推進する高等戦術を遂行しようとしているという見方の方が説得力がありそうである。国会議員、特に政権与党の立場にある方々が、本気で憲法による規律密度を高めようとしていると、安易に信じない方が無難であろう。
 最高裁判事の選任を党派から独立した有識者会議の推薦に基づいて行うことにするとか、衆院を解散できる場合をもっと限定するとか、憲法の規律密度を本当に高める改正案はいろいろと考えることができる。そうした改正提案になっているかどうか、それは中身を検討してはじめて分かる。字数や条文数で判断できることではない。(早稲田大教授)
   ×   ×
 はせべ・やすお 1956年広島市生まれ。憲法学者。東京大教授、ニューヨーク大客員教授などを経て、2014年から早稲田大大学院教授。日本公法学会理事長も務める。近刊は「憲法 第8版」「神と自然と憲法と」「戦争と法」など。

あはは。だいぶはっきり言ってくれました。
自虐性嗜好でもあるんですか?ってとこがいいね!
規律密度は文字数や言葉数じゃなくて、内容なんですよって。
自民党と法制局、どうする?
あなたたちがグルであることが明らかだけど。

ところで、この長谷部先生の記事、「規律密度」で検索すると複数出てくるんだけど、全部、地方新聞の有料記事なのね。ひとつ、無料で登録だけで見られるのがあったので引用させてもらいました。
こんな大事なことは、全国紙で誰でも見られるようにしなきゃいけないのに、こんなところも完全に統制しているな?

そして、おばさんのブログのランキングに不自然な動きが見られる。
2つのランキングに参加してるんだけど、2つのポイント数が著しくちがうの。
だいたいいつも同じくらいの数なのに、ひとつが極端に少なくなっていた。
あいつら、やってる?最近、改憲について書きまくってるからな。
こんなふうに、よくやるんだわw

(新藤幹事つづき↓)
3ページのグラフを見ますと、1889年の明治憲法1946年の現行憲法、文字数はそれほど変わっておりません。ただその時期の諸外国の憲法も同様でございましたが、近年になるほど文字数が増えて憲法の規定内容が豊富になっています。
4ページのグラフでは、緊急事態条項を整備している憲法は2013年時点で93.2%であります。1990年以降に制定された外国の憲法で、すべて緊急事態条項が規定されている。こういう研究成果も発表されているところであります。
(中略)
まず、先週も取り上げました議員任期の延長の問題でありますが、議員任期満了直前に緊急事態が発生した場合どうするのか、という論点でございます。
しかしこれに加えてもうひとつ、衆議院の解散後に緊急事態が発生した場合にどうするのかという問題が残されています。
このような場合に備えて日本国憲法は、参議院の緊急集会の制度を用意していますが、現行憲法の参議院の緊急集会が規定しているのは、かなり限定された事態です。すなわち、解散から総選挙まで40日、その後の特別会召集まで30日、合計すれば最長でも2か月程度の臨時的対応を想定しているにすぎないわけであります。

そう?
五十四条 
衆議院が解散されたときは、解散の日から四十日以内に、衆議院議員の総選挙を行ひ、その選挙の日から三十日以内に、国会を召集しなければならない。
② 衆議院が解散されたときは、参議院は、同時に閉会となる。但し、内閣は、国に緊急の必要があるときは、参議院の緊急集会を求めることができる
③ 前項但書の緊急集会において採られた措置は、臨時のものであつて、次の国会開会の後十日以内に、衆議院の同意がない場合には、その効力を失ふ。

解散しちゃったあとに何か起きちゃったら、参議院の緊急集会ができますよと。
次の国会開会後、10日以内に衆議院の同意をとってね、同意がとれなかったら無効だよってことでしょ?
いいじゃん?
万が一、参議院の緊急集会が暴走し、へんなことになったとしても、ここで無効にできるし。

解散から総選挙まで40日、その後の特別会召集まで30日、合計すれば最長でも2か月程度の臨時的対応を想定しているにすぎないわけであります。」
そういうきまりで現在選挙がされているんだけど、
この期間内に選挙ができなかったらどうしましょう?ってことだよね。

でも、これを理由に、衆議院の議員任期延長なんかして、緊急事態を半永久的に更新して独裁にならないようにしないとね?
(あ、もしかしてランキング妨害の原因はこの記事か~?w)
与党過半数だと半永久的な独裁が可能だからな。

ま、緊急事態条項自体、いらないけどな。
「過去の災害で、なぜ迅速な対応ができなかったかというと、災害対策基本法、災害救助法など、さまざまな法律のオペレーションの訓練をしてこなかったからだ」 って専門家が言ってるよ。

緊急事態条項を作りたいっていうけど、その必要性がわからない。
そういうの、立法事実がないって言うんだろ?
あいつらが暴走してくれるおかげで、おばさんだんだん憲法に詳しくなってきちゃったよ。

(中略)
衆議院の解散により議員資格が失われた状態で、解散後に緊急事態が発生し選挙が執行できなくなる事態となれば、衆議院議員は不在となり、新たな国会を構成することができなくなります。すなわち国会機能が維持できないということになるわけです。
このような場合に解散前の衆議院議員に、議員としての身分を復活させるか、もしくはなんらかの権限を与えることができないか、そうした議論も必要ではないでしょうか。この論点は今後さらに議論をしていきたいと考えています。

ここは慎重にすべきと、このあと立憲民主党が言及している。
独裁につながるから、よろしくたのみます。

そして、こうした議員の任期延長など国会機能を維持する手立てを講じたとしても、国会が壊滅的被害を受ける最悪の事態が発生するおそれは依然として残ります。
この究極のリスクに備えておくためには、国民の生命財産を守るため、内閣が暫定的に立法措置を行う緊急政令の制度についても議論をしておく必要が出てきます。

緊急事態条項もいらないし、緊急政令はもちろん必要ないし、一番ダメだ。
これでワクチン強制にされちゃう。
もう「感染症」を緊急事態に入れるのは確定っぽいからな。

今またじわじわ感染者数を増やしているだろう?
たぶん改憲発議のときに、またパンデミックにするんだろう。
そのためにコロナ禍起こしてるんだから。
(ロバートケネディ・ジュニアの話より)
彼らが行った一連のパンデミック・シミュレーションは、「ロックステップ作戦」と呼ばれています。 
これは、表向きには、世界中のすべての自由民主主義国の活動を調整し、憲法擁護を突然、検閲、全体主義的統制、憲法と市民権の抹殺に切り替える方法でした。

計画、漏れてるぞ。。。コロナと戦争を口実に、改憲。

緊急政令につきましては、これまでの審査会で「オンライン審議が実現すれば、緊急政令の必要性は低下するのではないか?」との質問をいただきました。そのとおり、オンライン審議により国会機能を維持できるケースが増えれば、緊急政令を制定する頻度は少なくなるかもしれません。しかし、通信環境の壊滅的被害などによりオンライン審議さえも不可能となる事態がないとは言い切れません

そんなことになったなら、もうアナログで集まるしかないだろう。
だからやっぱり参議院の緊急集会をちゃんとできるようにしたほうがいいんじゃないの?
最後はアナログだよ?電気とか通信とか途絶えたら。サバイバルなのよ?
通信や公共交通機関がダメになっても、気合いで集まってくださいよ。
国民の代表なんだから。
(議員のみなさん体力あるだろう?選挙のときあれだけタフになれるんだから)
そんなときこそ集まるために、いろんな手段を考えたらどうだ?
いろいろ方法はあるだろう。
“国会議員が集まれないから、緊急事態条項が必要、緊急政令”って結び付けるのおかしいよ。
そんなに言うなら「集まるための手段」を少しは講じないと。
内閣の強権化だけが唯一の解決策だと国民に思わせているように見えます。

(中略)
もうひとつ、緊急事態条項の残された論点として、特別の人権制限が必要か?という問題もあると思います。
日本国憲法では12条や13条の「公共の福祉」の規定によって必要な人権制限は可能と説く人もおりますが、いかなる場合にその制約がゆるされるのか、また制約の限界はどこまでなのか、とくに有事における制限について明確ではありません。

現行憲法
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。 

「公共の福祉」とは、全ての国民に平等に保障される人権どうしの衝突を、それぞれの人権を尊重しながら具体的に調整する、という原理だそうだ。
こんなふうに国民の権利を最大限尊重しながらも調整しながら政治をしなさいよと、現行憲法は書いてくれている。
だから、この憲法の条文と法律で、最大限人権を尊重しながら、国民に必要に応じた協力を求めながらの緊急対応が可能なわけだ。
なのに自民党はそうはしたくない。
人権がすべてにおいて一番上で尊重しなければならないというのが、どうしてもイヤなんだもんな?w
緊急事態条項と「最高法規」の章の人権(97条)を削除っていうのは。

(外国の例、省略)
我が国においても緊急事態条項の創設にあたっては平時と違う人権制限の規定とともに緊急時においても制限してはならない人権、この規定を設けるべきか、この検討が必要ではないかと考えるのであります。

緊急事態条項に関する討議は、今回で3回目になりました。
さまざまなご意見が出され、本日の論点説明をふまえての集中討議により、議論はまたかなり深まるのではないか、このように期待しております。
私は今朝の幹事会において、来週も審査会を開催しこの間の議論を踏まえ総括的な討議を行ってはどうか?と提案しております。引き続き、筆頭間で協議を行ってまいりますが、各委員におきましては緊急事態条項に関する論点整理が深まるよう積極的な討議いたしまして私の発言を終わります。

もう総括したいなんておっしゃってます。

立憲民主党 奥野総一郎くん:
SNSの話。ウクライナではSNSの情報戦が戦われている。我々がSNSで見る映像が真実なのかどうか、保障はない。
選挙や国民投票において、外国政府の干渉で結果が左右される恐れが否定できない。
諸外国でも対応を検討しており、ドイツ、フランスでも選挙に関する偽情報について規定した情報操作との戦いに関する法律が制定
EUではプラットフォームへ署名を求めて行動規範の基づく自主的な取り組みが推進。不十分なら規制的措置を講ずる可能性もEU当局が示唆
憲法における表現の自由をふまえたうえで、EUなどを参考に、我が国でもSNS対策を検討すべきであります。
有識者を招いて参考人招致を求めます。
国民投票の公平公正が確保できるまでは憲法改正の発議はできません。われわれの国民投票法改正案を国会に提出させていただきますので、たたき台として議論を求めていきたい。

これ、どういう基準で規制するんですかね?
中国などの外国勢力はもちろんやってるけど、自民党の工作員だってやってるじゃないですかwお小遣いばら撒いて。Dappiで有名になったけど。
(ツイッターなんて、やつらに占拠されてるじゃないですか)
プラットフォームにやらせると言っても、プラットフォーム自身もかなり政治的に偏ってるじゃないですかw
参考人招致に注目したいと思います。

緊急事態について。
規律密度を高める話をしておりますが、規律密度が低いからこそ柔軟に対応できる。
すぐに現実にアップデートすることができると思うんですね。
毎年毎年憲法改正をやっていくというのはなかなか現実的ではないと思いますので、規律密度を高めるというのには私は反対であります。本当に必要なところだけ考えていけばいいと思います。

自民党改憲草案見てるとさ、改正ではなく全然ちがう新しい憲法に全面的に変えちゃっている。
そして、発議はシングルイシューでやると言っている。
だから、わたし、何度も改憲発議をしかけてくる気なんじゃないかって気がしてね。
そして、何度も国民投票するならば、それを口実になんども言論も統制できるわけでしょ?
それを狙ってるんじゃないかって。
憲法を変える前に、
改憲発議さえしつづければ、国民投票を理由に言論の統制ができる。
そして上記の通り、
規制するなら平等に、公平公正にやらないと、かえって極端な意見があふれ、日本が大変なことになると思いますので、よろしくお願いします。

緊急事態条項は54条の緊急集会の制定経緯からも、日本の法制では既に盛り込まれている。武力攻撃、内乱・テロ、自然災害、感染症それぞれの基本法制があって、緊急事態等の認定が行われる仕組みになっている。
もう少し詳しく専門家の意見を聞いていかないといけない。
深まったと言ってますが、まだ入り口で、どこが問題かもきちんと見えていない。
憲法審査会で粗雑な議論をやってはいけない。

そう。
毎回、冒頭で新藤筆頭が強引にまとめ、「これで決まり」みたいな方向に持って行く。
そして詭弁を展開し、さらに「改憲ありき」の議論に憲法審全体をいざなうというパターンだ。
議論のやり方も、もうちょっと改善してもらえませんか?

アメリカもフランスも、緊急事態について基本は法律で対処しようとしている。
ドイツも連邦と政府の関係については規定していますが、基本は法律で対処しようとしていますから、やはり法律で対処するというのが基本的な考え方だと思います。

はい。専門家も言ってました。フランス憲法にも緊急事態条項はあるにはある。
でも過去、1回だけ使われて、その後も濫用の危機があった。それをなんとか食い止めた。
だから基本は法律で対処しているのでしょう。
最近のテロも法律で対応していたって↓
『「憲法改正」の真実』樋口陽一・小林節 著 p106~107より引用
2015年11月13日のパリ同時多発テロです。
この危機に際して、フランスでは緊急事態の措置について定めた1955年の法律が発動されました。
オランド大統領は、それを憲法条文化しようとしていますが、その憲法改正案は与野党それぞれのなかで賛否が分かれていて、成立の見通しは大きくありません。
一方、日本国内ではこれを奇貨として、自民党は国家緊急権の規定のない日本国憲法に緊急事態条項を書きこむべきだという議論を展開しています。

この法律を憲法にしちゃおうという動きはあるにはある。
上記のとおり、パンデミックなどの緊急事態を口実に民主主義をなくしていくのが世界的な動き(というか謀略)だから。
自民党はこれをすかさず利用。
外国に緊急事態条項があることで反論してくるのはいつものパターン↓だそうだ。
「▼ワイマール憲法の負の歴史と厳格に管理された防衛出動条項
小林:これだけのことを言っても、よその国では緊急事態条項をもつ憲法があるぞ、と改憲マニアたちは反論します。

でもよく調べると、緊急事態条項が憲法にあったとしても、法律で対応していたりするわけだ。
そうだよね。「どっかの国で緊急事態条項を発動しました」ってカナダのトラックデモくらいしか聞いたことないもんね。
だから「ある」というだけで、どういうふうに使われているか、実態を丁寧に見なければ、ちっとも参考にならないと思います。
このような議論で、いいのでしょうか?

少なくともこれまでの議論で言えるのは、緊急政令はいらない。国会で予算立法を迅速に行うことによって緊急政令は不要であります。

そうだよ。
国民の代表なんだから、責任をもって、気合いで国会に集まんなさいw

ドイツアメリカ、多くの国で緊急政令の規定は設けておらず全世界の憲法の93%ではこうした強権的な規定、政府への権力集中の規定は設けられていません。むしろ設けないことがスタンダードであります。

え?新藤幹事は
(再度引用)
緊急事態条項を整備している憲法は2013年時点で93.2%であります。1990年以降に制定された外国の憲法で、すべて緊急事態条項が規定されている。」
って言ってたよ。
あ、奥野さんがおっしゃっているのは、
多くの国で緊急政令の規定は設けておらず」
緊急事態条項はあるけど、緊急政令はないってことか?
ほら、やっぱりよく見ないと。外国の例を持ち出せばいいってもんじゃないよ。

それから人権制限については憲法の「公共の福祉」に基づく規定がすでに個別法に盛り込まれています。諸外国を見ても広範に制約を認めている国はありません。

そうよ。12条13条と法律で緊急対応はできます。

公共の福祉についてはそれなりに判例も我が国で積み重なっており、限界も明らかになっています。新たに憲法に人権を制約する規定を設けるべきではないと思います。

法制局に1点伺いますが、海外の事例で人権制限、近年制定された憲法ほど人権制約が規定されていない63%の憲法は人権制約が規定されているといいますが、近年のものほどその率が下がってきている
理由をうかがいたい。
規定されている場合について、基本的人権の制約などもあるのでしょうか?

あれ~?いったい誰の言ってることが本当なの?(このあと、法制局の答弁がある)
だからデジタルに情報を処理してるだけで、実態を丁寧に見ないと参考にはできないと言ったのよ。
心で感じながら見ていれば、デジタルな情報処理の誤りや問題なんて、すぐわかるもん。

緊急集会について、衆議院解散以外の場合に召集できるかどうかですが、学説では任期満了の場合でも使えるとする説が有力であります。
内閣法制局は結論には至っておりません。国会でご議論いただくのが適当であると述べています。
任期満了時に緊急集会が召集できないと法制局も言ってないんですね。
54条(参議院の緊急集会)の解釈について有識者の見解を聞いておく必要があると思いますので、緊急集会について参考人招致を求めたいと思います。

参議院の緊急集会は、解散のときも任期満了のときも、どちらでも差し支えなさそうに見える。
その後、いつまでも選挙ができない場合について↓
議員任期の延長については、海外の事例を見てもアメリカをはじめ多くの国では規定していません。解散の制約と合わせて22%とですから、ほとんどの国では議員任期の延長も書いてないんですね。

あ~。外国は議員任期の延長なんて規定してないってよ?

つまり緊急時においても選挙が行われることが前提として多くの国は考えている
我が国においても1942年戦時中でも選挙は行われましたし、戦後すぐ1946年4月にも衆議院選挙が行われています。

出来る限り選挙するのが基本だ。

選挙ができないまま衆議院が任期満了を迎える事態を想定するとすれば、日本全土が戦乱に巻き込まれた場合や致死性の高い感染症が全国にまん延する場合など究極の事態でしょうが、その際に選挙ができるようになるまで、参議院の緊急集会を活用する。

参議院の緊急集会もある。

数年の長期にわたり選挙ができない場合にそれでもなお議員任期を延長するという考え方は、ま、ありえます。議員自らの手で身分の復活はありえませんが。
ただし誰が延長を決めるのか、国会が自分で決めて不必要に長期に延長される恐れがあります。私は議員任期の延長を考えるのであれば憲法裁判所のような機関に判断させ、お手盛りは避けるべきだと思います。
議論が必要ですので、論点にはしっかり入れておいてください。

そうだろ~?
延長、復活は慎重にやらないと、
これをあいつらの好きにやらせちゃったら、永遠に緊急事態の更新が可能となり、つまり独裁への道を開くことになるだろう?
与党過半数だったら、永遠の更新が可能なわけだ。
「与党過半数の維持を達成すれば、ロジックとしては「永遠の緊急事態」をつくることも可能です。」 
ここに触れないのなら、憲法審審査会も茶番だからな。

海外の事例については、議員任期の延長については規定しないか、緊急事態の期間と連動している例が多数と考えられますが、法制局、いかがでしょうか?

法制局 橘幸信くん:
質問①
「海外の事例で人権制限、近年制定された憲法ほど人権制約が規定されていない。63%の憲法は人権制約が規定されているといいますが、近年のものほどその率が下がってきている。理由は?
規定されている場合について、基本的人権の制約などもあるのか?」
〈お答え〉
ご指摘について、ですがちょっと理由はわからない
緊急事態条項を設ける国が93.2%と増加傾向にあるのと同じように、人権制限の規定をもうける国も63.7%と増加傾向にあるように見えます。
先生のご指摘の低くなっているといのは差分、差のところが広がっているのかというご指摘かと思いますが、ちょっと分析が足りなくてわかりません。

あらあらあら。
なんだかおかしいですよ。

質問②
「海外の事例については、議員任期の延長については規定しないか、緊急事態の期間と連動している例が多数と考えられますが、法制局、いかがでしょうか?」
〈お答え〉
任期延長については憲法改正が必要だということについては先生方ご異論はないと思います。任期延長をしないで済むために任期満了前に必ず、総選挙をやる、あるいは参議院の緊急集会で対応すると言ったような事柄が議論されているのだと思います。

法制局はやっぱり中立じゃなくて、自民党とグルなの~?

さて、諸外国で任期延長規定がない国はどうやってるんだろうかということですが、このマッケルウェン先生のデータの取り方は諸外国の憲法をワードで選んできていると先生から教わっていますので「任期延長」という言葉がないとたぶんひっかかってこないんだと思います
ひっかかってこなくても、現在の議員の任期は、次の任期で新たな議員が選ばれるまではその職務を継続するのだというそういうのが平時の制度としてある、という国があるとすれば、たぶん多くの国であると承知していますけれども、それはたぶん議会任期の延長規定を定めている国に入ってきてないのではないかと勝手に推測しております。

議員任期の延長、やっぱ独裁につなげることをたくらんでたの?
なんだかおかしいよ。法制局の答弁も。
法制局はマッケルウェン先生という方の出したデータを根拠にお話しているようだ。
これは、お話によると、デジタルな情報処理、いわゆる“検索”に近いカタチで割り出しているようだな。
これだけではあいつらのペテンや詭弁の根拠に利用されやすい。その典型だ。
「ワクチンの有効性が95%」などと言われていたのとまったくいっしょだ。
フタを開けてみれば・・・となる。

そして任期延長の概念が国によって違うから、諸外国は延長ととらえずに次の選挙ができるまで同じ人が議員をやっているのかもしれないと推測。

こういったデジタルな詭弁に対しては、
心を感じながら情報を処理して、リアルに状況を想定したり、当事者の立場になりきって、つっこみを入れていくと、いろいろ出てくる。
こうしてやっと実態が浮かび上がってくる。

外国の話も、実態がちっともわかっていないってことがよくわかりました。
(隠してるだけだったりして?w)

その他の党のみなさんのご答弁は上記、東京新聞の記事に要約があります。

自民党と維新はとにかく早く改憲発議がしたいという感じね。

でもちっとも議論を深められていないじゃないの。
これじゃ発議する前に、国民にいろいろと見破られちゃいますよ~。


いろいろな思い込みが現実を作っているってお話

2022-04-02 21:15:57 | 心の解放シリーズ
先日の憲法審査会について書こうと思ったんだけど、
週末だし、リラックスして最近思ったことを書いてみたくなった。

最近、あいつらがとんでもない改憲をすすめようとしているから、
すっかり政治や憲法の話が多くなっちゃったからさ。
あいつらブログだからしょうがないんだけど、
堅い話ばっかりだとおばさんも疲れちゃうのね。


「全体主義」について、思う所があってね。
あいつらは全体主義、社会主義にしたいわけなんだけど、
つくづく、人々の思い込みがこれをアシストしてしまっているなぁって思ってね。


それから、朝起きたら突然、「衆愚政治」というワードが頭に浮かんだんだ。
それ、なんだっけ?昔、世界史で習ったような・・・?

それで気分のおもむくままに調べてみたら、けっこうおもしろかったの。


古代ギリシャのアテネでは、紀元前だったにもかかわらず、民主主義政治が行われていた。

〔世界史・古代ギリシア〕アテネの民主政 -オンライン無料塾「ターンナップ」-

内容まとめ:
最初は王政、貴族政治だったんだけど、だんだん貨幣経済になっていって平民が力をつけていった。
カネの力ともいえるけど、平民が国防でも力を発揮したりして、法律を整えたりして。
でも奴隷がいたのね~。
そして財産政治だったから、やっぱり金持ちが力を持っていたよね・・。
だから民主政治といってもなかなかの支配構造なわけだけど。(あれ?なんだか今と変わらない?)
すごいリーダーシップで貧しい人を率いて、貴族をやっつけて土地をみんなに分配した指導者(ペイシストラトスさん)ってのがあらわれるのね。
でもこれも、いいことしてくれたけど、独裁だったんだって。
そして、その子どもは暴君になっちゃって追放されちゃうの。
でもその後、本格的に貴族をやっつけて、ついに民主制になる。
国会みたいのもできて。最悪な独裁者は追放するシステムをつくったりして。
でもこれが裏目に出て、衆愚政治になっちゃうんだ。
だれでも抽選で官職につけるようにしちゃったから、能力がなくても役人になれちゃう。無知な大衆で政治が支配される。
そしてそのころアテネは戦争で負けて衰退しちゃう。
そしてデマゴゴス(「デマ」という言葉の由来)という、うまいこと言って民衆を煽る人が登場するんだ。
扇動政治家ともいう。
つまり、民衆がアホだから、うまいことを言えば世論をそっちに誘導することができる。
そういうのを利用して自分たちに都合のいい政治をするような局面になってしまった・・・。
そして崩壊、衰退へ。

あ~、まさか、今、これをやってるってこと?

あべちゃんは平和主義の理念はお嫌いのようだ。そうだろうな。この憲法が嫌いなんだもんな。
押し付け憲法というのも、ウソだし。

戦後、当時の日本政府はGHQに命じられて憲法改正の検討をしたんだけど、そこでまとめられたものはポツダム宣言に沿ったものとはいえず、天皇主権が残ったままの、明治憲法の一部修正だったんだって。
それで、マッカーサーはGHQ内で新しい日本国憲法の草案を作成し日本側に提示したんだって。その際、日本国内の研究者の間でもいろんな案が作られていて、ちゃんとそういうのを参考に作ったってさ。中でも鈴木安蔵氏が中心になってつくった「憲法草案要綱」が大きな影響を与えたと言われている。
(中略)
常識だって。
私もこの件をブログに書いたことがあり、他の研究者もそう言っていた。
あいつらは専門家の言うことをいっさい聞かないって、専門家が証言しているからなw

今の憲法はあの当時、国民の圧倒的な支持で受け入れられたそうだ。。。

こんなふうにちょっと調べればおばさんでもわかるウソを言って、民衆を扇動している。。。

あらあらそういうことか。おばさんは自分のひらめきが、ときにコワい。

肝心なことは報道しないもんだから、人々はよけいにだまされていってしまう。
これで民主主義だからと、多数決で決めると、、、
あらあらあらあらあら、やっぱ、デマゴゴスと衆愚政治なのか~?
デマゴークともいう)

それからポピュリズムの政治家もこれに入ると思うんだけど。
人々が喜ぶことをリップサービスで言って、支持を得る政治手法。
代表は、トランプやプーチンなど。
あ、ウクライナの大統領もたぶんそうだよね。元コメディアンの。
これだと、民衆の喜ぶことや正論を言いながら、独裁やるなんてこともできちゃうわけだ。KGBなんかでそのように訓練され、洗脳の手法を熟知した人間であるならばなおさら、こういう言行不一致ができちゃうわけだ。

そしてそれを陰謀論と光と闇プロパガンダで鼓舞する工作員。

反ワクチンと「あいつら」のお話でみなさんの支持を得てから、
突然「憲法改正推進!」と言い出す方もいらっしゃる。
これもその手法だろう。
民衆の喜ぶことや正論を言いながら、あいつらのお望みどおりの全体主義に扇動してるわけだから。(いわゆるガス抜きね)

上から下までこんな感じだ。

でもこれは、言ってることだけでなく、やってることを見ると分かる。

不正選挙を覆さず、民主主義を後退させ、ワクチン接種を推進。
戦争起こしたり。
言ってることとやっていることが、一致していないからな。

グレートリセットやるためにいったん今の社会を壊すわけだから、
うまいこと言って民衆を騙しながらやらないと、不満が爆発しちゃてできないから、世界的にこういう手法でやっているのだろう。
人口削減も・・・。

というわけで、こんなことに気づいたところで、けっこう孤独だ。
周りはみんな、そこまで深読みして世の中を見てはいないからな。

でも、こんなふうに、
自分の頭にふと浮かんだことは、なにかの意味があったりする。

知識なんて、あと付けだ。
直感や感じることは無意識からの声だから、そっちのほうが賢いんだ。人間は。
朝起きてすぐにひらめくなんてのも、寝起きは寝ぼけていて思考してないから、そういうのが顕在意識にあがってきやすいのだろう。

それが絶対正しいかどうかは分からないけど、
少なくとも今の自分にとってはなにか意味がある。
自分の無意識はつねに自分にメッセージを送ってくれている。
それは危険を教えてくれていることもあるし、いつも愛だ。
これに気づいてから、自分は孤独感やさびしさを感じなくなった。
多くの人はここをふだん無視して、あまり心を感じていない。
そして自分のそういう感覚をそこまで信じていない。
そういう状態だと、いっしょにいてもたくさん話しても、心が通じ合えないのだなとわかった。

それは生き方で自由だけど、
ここを無視していると、アタマと心が不一致で苦しくなって、
崩壊させることで、自分を苦しみから救ったり、リセットしたりする。

だから、心の声が聞けるようになって、活用できるようになると、もうそんなに崩壊までいかなくなるんだ。トラブルが未然に防げるようになるから。

心の声やひらめきをキャッチするには、あんまり思考しないでリラックスすることなんだ。
感情を感じたり、五感をじっくり味わったりすることなんだ。
ガリ勉したり、苦しく努力するより、こっちのほうが本質をはずさなくてすむ。
あいつらのペテンエビデンスなどに騙されずにすむ。
報道や工作員のスピンにもひっかからなくなる。
このモードだと、デマゴゴスのウソやポピュリズム政治家の戯言にも、違和感を感じやすくなり、自分で調べる流れになったり、気づく流れになったりする。

政治家、工作員の目的が、分断や争い、戦争をつくり出しながら666を実現していくことで一致していることも、実感として感じられるだろう。

そして、なにより自分が楽だし、自分を信じられて、自分が好きになっていく。
自分の心を抑えつけたり我慢したり否定する必要がないとわかってくるから。
むしろ心の声を聞いた方がうまくいくんだと分かるから。

だから勉強だけできてもダメなんだ。
むしろ思考が多すぎると、だまされてしまう。的外れになっていってしまう。
そんな教科書秀才が国を、社会を、国民を、家族をダメにしている。

でもこれも、思考や理性で、努力と根性でやるのがいいことなんだ、成功の近道なんだという思い込みが、競争に駆り立てている。
そのやり方しか知らない人もたくさんいる。

「親が、先生が、自分にガリ勉(死語?w)を強いたんだ」と被害者意識で語る人も多いけれど、自分自身にそういう思い込みがないか?

自分を救うには、そんな思い込みから解放してあげることだ。

それには、ガリ勉よりも、自分の直感や感情のほうが正しかったんだって経験をしていくことだ。

すると、自分に、今までいじめてごめんねと言ってあげて、自分と仲直りできるんだ。
そしたら自分が癒されてうれしくて、今まで苦しくてしょうがなかった方は涙が出るはずだ。
親の言うことなんて、どうでもよかったんだと気づいて、恨むことから抜けることになったりもする。

私も日々、気づいて自分と仲直りして、の連続だ。
あ、これもやめていいんだ、って。やめても大丈夫なんだって。

楽で、やさしいのが正解だ。
そうでないものは、たいていウソだ。

こうしてムダなことをやめていくと、(自分にとって)大事なことに集中する流れに勝手になる。
すると、能力があがったり、お金を稼ぐことにつながっていく。
自分を犠牲にして我慢して稼ぐというスタイルではなくて。

ふだん、「思考を止めて、感情を感じている」ってモードでいることの意味を知らないか、知ったとしてもこわかったり、うまくできなかったりする人がほとんどだろう。
大人になるとそうなっちゃう。
社会で厳しくまじめに生きている人ほどそうなっちゃう。
なんだか思考しないなんて、アホになった気がして。ぼーっとしてる感じがして。
こんなんで仕事ができるかよって。
さらに、いまやなんでもデジタル化されて、よけいに感情を感じることを忘れやすい社会だ。
ロボットみたいな人が増えている。

それでも職場でもどこでも、つねに感情を感じることを忘れないって意識することはできるはずだ。
すると「なにかおかしい」とか、違和感を感じて、トラブルを未然に回避する、とかいうことができるようになる。
このままいったら問題になるな、といち早くわかったりする。
それを職場で言っても採用されないかもしれないけれど、自分の意見として、言っておく。そして記録しておく。
すると、案の定何かが起きたとき、「私はあのとき言いました」と言えるのね。
責任を問われなくて済む。
(だんだん職場の人もマネするようになって組織がよくなる可能性もある)

だから思考だけで効率効率「~なければならない」とやるよりも、ずっと安全なんだ。つねに感情を感じているということは。
思考だけだと危機管理ができないんだ。
危機は、思考より、直感のほうが早く気づいていたりする。
あれ?って感じてから、なんでそう感じるのかな?とアタマで納得していく。
この順番だ。私はいつも。
だから感情は、貴重な情報なんだ。

きっとコロナワクチンの騒ぎで、こういう経験をされた方が多かったのではないだろうか?
よくわからないことだらけだったけど、自分の心の声に従って、よかったんだ」って。

こういう経験をして、だんだん頭だけでなく、感情や心がゆったり開くようになって、その力を活用できるようになっていく。だんだんそれが上手になっていく。

すると自信がつく。
文字通り、自分を信じられるようになるわけだ。
「あぁ、苦労して努力の末に成功したり願いが叶う」っていうのは、思い込みだったんだって気づくんだ。

もちろん必要に応じてアタマも使っていいし、努力というか、行動は必要だけど、
心を感じてから、やりたいからやるってする。
(思考を止めても必要な時、思考している。そのくらいが適切だ)
こっちのほうがうまくいくんだ。

すると、あいつらがやろうとしていること(全体主義)って、
個人の自由や人権を抑えつけて、
もちろん感情などは抑えて
全体のために我慢することだけど、
こんなことが必要で正しいんだって思いこまされて、
全国民で一斉にこれをやったら、「個人」が滅びるじゃないか。。
「個人」が滅びれば、その「個人」が属する「集団」(国とか社会とか家とか)も滅びるじゃないか。。。

と、当たり前のことに気づくだろう。
滅びる方向に一直線であることに気づくだろう。

アテネも戦争が続き、デマゴゴスが出てきて衆愚政治に陥った後、衰退してしまった。

結局、今も昔も、基本は変わらないのだろう。
個人の人生も、社会も、人々のこんな思い込みがつくってるんだ。

こういった思い込みから自分自身を解放できないと、全体主義がいいんだ、必要なんだと思ってしまう。

だから全体のために自分が犠牲になるなんてことはやめてくれとずっと書いてきたんだ。
それは、逆に全体にとって迷惑ですと。
それはあいつらの理不尽な支配をアシストし、滅びる方向へ導くことだからだ。

正しいか/まちがってるか、じゃないんだ。
自分がどう思い込んでいるかで、未来がどうなるかまで決まっちゃうの。
だからある意味、自由だ。自分が何を思いこむか、だから。

そんな圧倒的な自由のなかで、
楽や、自分を解放することを選択する人が、どのくらい増えるか?
未来はこれにかかっている。

あいつらがいてもいなくても、みんなの思い込みで決まっちゃうから、こっちのほうが大事なの。
あいつらも、それ分かってるから、「心理学なのだよ」とみずから手口を言っている

思い込みを外すというのは、自分を楽にしてあげることなんだ。解放してあげることなんだ。(あいつらは反対のことを教えるw)
最初はコワいんだ。その思い込みで長年自分を守ってきたわけだから。
でも、「なーんだ、これでも大丈夫なのね」と気づくと、だんだん心が楽に、幸せになっていく。

だから、苦労に耐えた末に幸せがあるっていうのも思い込みだ。(あいつらがそう教えたのw)
じつは、逆だ。苦労を選択したら、ずっと苦労だ。支配し、支配される人生になる。

自分が違和感感じる人、モノ、情報、場所からは離れていいんだ。それは今の自分にとっては必要ないってことなんだ。

楽を選択できると、楽に幸せになれるんだと、わかる。
その経験をしていくと、だんだんこれが強化されていく。
楽、あ、幸せって。
こっちの思い込みを増やしたいのね。思い込みっていうか、じっさいそうなるんだわ。

これだと勝手に能力も伸びていく。争いやマイナスから縁遠くなっていく。

今こうやって、みんなでいっしょに成長、進化しているところだ。
未熟なわたしたちだけど、まだ活用できていない力があるわけだ。

てことは、不要な思い込みに気づいて、やめて、
楽にできるようになって、トラブルに悩まなくなっていくと、
今まで気づいていなかった自分の力、能力が開いてくるんだ。
それは頭で考えてやらなくても、勝手にそうなる。
気づいたらやっているって感じだ。
だから楽しみにしてほしいんだ。希望はあるんだ。

ただ、みんなが少しずつ経験して気づいて腑に落としていくってことだから、
一気にいますぐ世の中をよくするなんてことは難しいかもしれないんだ。

以前は私も、はやくみんなが「あいつら」やご自分の思い込みに気が付かないと大変なことになると思っていたんだけど、
最近は私も含めてみんなが自分のペースで気が付きながら生きているんだってことが腑に落ちてきたの。

だから、民主主義というのは多数決だから、みんなの選択次第では、まずい社会に一時的になるかもしれないけど、
それならそれで受け入れながら、なんとか少しでも無難にしたり、逃げたりしようと思えたんだ。
デマゴゴスが支持され、国民の人権が制限される事態になったのなら、
それも必要な過程として起きているのかもしれないから、そこで自分はどうするか?だよなって。
そんな世界になったとしても、その状況のなかでの選択というものがあるはずだ。

今自分にできることをしたら、あとは自然にまかせるのが一番近道であったりする。
自分のできること以上に他人を変えようとすると、これは支配だから、あんまりうまくいかないのね。
私が思うことが相手にとって最善とは限らないのね。
遠回りして苦しむ経験がしたい方もいるんだわ。
それはバカとかじゃなく、本当に人それぞれ経験したいことがいろいろなんだわ。
ここも思考だけだとわからない部分なんだ。

実は私たちはまだまだ全体主義的な意識から抜けられていないと思うんだ。
私はこどものころから、学校も、家も全体主義的だなと思ってきた。

全体のために個人が我慢をする。規則を守れと。
あるいはお父さんが、お母さんが、家族のために自分を犠牲にする。

これが正しいことだと教えられ、そう生きてきた方が、
「緊急事態だから、人権を制限し、国民は協力しなければならない、義務だ」と国に言われたら、なんの疑いもなくそのとおりだと思って従うだろう。

でもこうういう意識が、逆に犠牲を増やし、社会全体も国も衰退させてしまうことだろう。

自由にやったら、問題が起きてダメなんだと思うのは、
自分と相手の責任が見えていないからだ。それでトラブルになっているだけだ。

自由だからと相手の領域にずかずか踏み込めば、トラブルになる。

単に離れたり
相手の選択を守ったうえで、自分の領域で自由にやっていると、トラブルにならない

戦争、個人のトラブルも、誰と誰の問題か?と見極めることだ。
そして当事者でない部外者がやたらと立ち入らないことだ。
問題解決に向けて助けてあげたいならば、
部外者は、当事者同士が向き合えるようにしてあげることだ。
それができないならば、部外者は距離を置くべきだ。
争いの当事者のどっちかについて、争いに加勢するのは一番ダメだ
争いに加勢しちゃ、泥沼化し、よけい悪くなる。争いに参加するメンバーが増えるだけだから。

「第〇次世界大戦」なんて言って、多くの国が戦争に加わっちゃうのは、まさにそういうことだろ?
人間がそのところに気づいてないから、扇動され、そういうことが起きたわけだ。(あいつらがそう仕向けているとはいえ)
今もまた、これをやりかけているように見える。

集団(国、職場、家)のために個人が犠牲になるしかないんだ、という勘違い。
他国といっしょに戦うことが必要なんだ、善なんだという勘違い。

責任が見極められないがための、
こういった思い込みが全体主義を後押しするだろう。

人々がこんな意識に絡めとられているいっぽうで、
自衛隊の方はさすがにもう少し現実的だ。
海外での活動において、武力行使できないとしていても、きわどい場面があるというお話↓

『賛成・反対を言う前の集団的自衛権入門』香田洋一 著 pより
例えば、日本以外の国の軍隊は、外国に派遣された際、自衛権(個別・集団の両方)が行使できるので、近くにいる自衛隊など他国軍隊が武力攻撃を受けたとき、必要な場合にはこれを守ることができます。
しかし、自衛隊の舞台がPKOや復興支援で外国に派遣される場合は、そもそも自衛権に基づく武力行使を想定していないので、外国軍隊のような活動は問題外です。また、対テロ支援の補給活動などPKO以外の海外派遣でも基本は同じです。
仮に個別的自衛権が認められたとしてもその範囲では、同じ目的で活動している他国の仲間が武力攻撃を受けても、これを守るために武器を使用することができません
目の前で他国の軍隊が攻撃され危険にさらされているときに、自分の部下に「撤退」を指示しなければならないケースもありえます。現場では予測不可能なことがいくらでも起こるので、ある行動が「個別的自衛権」の行使なのか「集団的自衛権」の行使になるのか、はっきりと線を引くことは容易ではありません。
第6章 より引用 (kindleってページ数が出ないんだね)

だから集団的自衛権を容認することを歓迎しているというお話をされているんだけど、そこはちょっと置いといて。

例えばホルムズ海峡の機雷除去など。
ここが封鎖されると日本もエネルギーが来なくなって困るということが、あのころ議論されていた。
2015/02/18

まず危険なところに行って活動するということは、
つねにそこから戦争になる可能性があるのではないだろうか?

現場では予測不可能なことがいくらでも起こるので、ある行動が「個別的自衛権」の行使なのか「集団的自衛権」の行使になるのか、はっきりと線を引くことは容易ではありません。
と、現場を熟知した軍人も、現場はそんなにきっちり理屈通りとはいかないことを示唆している。

てことは法がどうであろうと、危険なところに行って活動に参加すれば、
つねにうっかり戦争に巻き込まれる恐れは、あるのではないか?

憲法をこのように↓変えて、

改憲草案
( 国 防 軍 )
第 九 条 の 二
3 国 防 軍 は 、 第 一 項 に 規 定 す る 任 務 を 遂 行 す る た め の 活 動 の ほ か 、 法 律 の 定 め る と こ ろ に よ り 、 国 際 社 会 の 平 和 と 安 全 を 確 保 す る た め に 国 際 的 に 協 調 し て 行 わ れ る 活 動 及 び 公 の 秩 序 を 維 持 し 、 又 は 国 民 の 生 命 若 し く は 自 由 を 守 る た め の 活 動 を 行 う こ と が で き る

たびたびそういうところに行って活動したならば。
必要だから、国際平和のためだからという理由で、米軍と活動するようになったらば。
しかも武力行使できるように憲法を変えてしまったならば。
(あいつらは戦争したければマッチポンプや偽旗も起こすだろう)

日本にとっても必要だからという理由で、危ない所に行かなければと考えるか?

あるいは、
この“危険な状態”は、あるいは紛争は、誰と誰の問題か。
責任を見極めて、できる限り離れようとか、なにか他の方法を考えようという発想が出てくるか?


これを決めるのは最終的には日本の人々の意識だろう。


なし崩し的に改憲されて、何かが起きてしまってから、責任が見えていないと、どこまでも争いに入っていってしまう。
これに国民が、全体主義的な、自己犠牲の意識で同調したら、また第〇次世界大戦に行ってしまうだろうと思えてならない。

私は人々が問題の責任を見極めることを学んで、
不必要な戦いから離れたり降りたりできるようにならないと、憲法も守れないだろうとも思うんだ。
みずから全体主義の憲法改正を選択してしまうだろう。

最終的には、人々が自己犠牲はいらないんだと気づいて卒業していかないと、適切な憲法を自力で作ることもできないだろう

だって衆愚政治に陥っているようでは、適切な代表者を選んで国会におくることすらことすらできないのだから。
自らは安全なところにいて絶対戦わないで、国民に戦争を強いるような人を、代表に選び続けるだろう。

あ、その前に人材がいないという悩みがあるわけか・・・。

それも、政治も選挙もあいつらにのっとられているからともいえるけど、
人々の意識の底上げが必要であることを示唆しているとも思うんだ。

だからこんなふうに社会の現象と人の心はつねに連動している。

ここに向き合って気づいていくことが、じつは根本的な問題解決だと思うんだ。