ロドス島の薔薇

Hic Rhodus, hic saltus.

Hier ist die Rose, hier tanze. 

桜井ファンダさん

2006年08月08日 | ニュース・現実評論

桜井ファンダさん、コメントありがとうございました。

http://blog.goo.ne.jp/askys/cmt/9fc08c3d7ba2883c383b7411ad5103b4
その中に、

>靖国問題で産経、朝日などとありますが朝日はともかく産経は靖国では正道を行っていると思ってますが。
日経と産経を間違われたかと、、<

というご意見がありましたが、間違ってはいません。
ただ、このブログの記事を書いていた時点では、まだ日本経済新聞のいわゆる「富田メモ」のスクープ記事と、それを利用した小泉純一郎氏の「靖国神社参拝反対」キャンペーン、および、そのための天皇陛下の政治的な利用については、それほど露骨にはなっていませんでしたので、新聞社の名の中に、朝日と産経の二紙の名前しか挙げてはいませんでした。

その後の日本経済新聞の「富田メモ」を利用した小泉純一郎氏の「靖国神社参拝反対」キャンペーンと、そのための露骨な天皇陛下の政治的な利用を見れば、当然に産経、朝日の他に日本経済新聞の名も含めねばならないとも思います。

これらの新聞社は「立憲君主制」の意義と価値を正しく理解していないと思います。天皇陛下ご自身の政治的な利用は厳に慎まなければならないと思います。これを犯すことは国民の幸福のためにならないと思います。

また、私が朝日のほかに産経も取り上げたのは、私の小泉純一郎氏の靖国神社参拝を肯定する理由が産経新聞とは異なるからです。

産経新聞は、小泉首相の「内閣総理大臣の資格における参拝」を、いわゆる公的参拝に賛成し、さらにはそれを促進しようとしているのですが、私の立場は、政教分離の立場から、小泉首相による靖国神社の公的参拝には反対しているからです。

私が小泉氏の靖国神社の参拝を支持しているのは、小泉純一郎氏個人が「私人としての参拝」を明言しているからなのです。
私が、小泉純一郎氏の「靖国神社参拝」を肯定しているのは、すべて、「信教の自由」「思想信条の自由」などという「自由」を擁護する立場からです。信教の自由は人間の尊厳の最たるもので、この自由の破損は人間にとって深刻な悲劇になるという認識があるからに過ぎません。小泉純一郎氏の個人的な「靖国神社信仰」の自由は、どんな新聞社の干渉からも、また、いかなる諸外国の干渉からも守られなければならないと思うからです。

ですから、小泉純一郎氏の「靖国神社参拝」に反対はしませんが、私は国立墓地の建設に賛成の立場です。
http://blog.goo.ne.jp/aseas/d/20051024
この点で、桜井ファンダさんと立場が異なるかもしれません。
(桜井ファンダさんのサイトもわからず、トラバもできないので、ここに書きました。)

 


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